今朝はちょっと早めに6時起き。
またまた、天気はどよよ〜ん。いまいちな天気も7日連続更新中。地元の人の話によると、6月に入ってからは、ずっとこんな天気が続いているのだとか…。
せっかくの川湯温泉。朝から大浴場へ。風呂に向かう途中、観光バスの運転手さんが朝ごはんを食べて、出て行った。どうやら、お客さんは別のホテル、そして運転手さんはこの宿に宿泊しているようだ。
今日のメインイベントは、知床岬クルーズ。天気は悪いが、ここまで来て引き下がるわけにも行かぬ。運航状況の確認とリコンファームを兼ねて、予約した「ゴジラ岩観光」へ電話をする。
「本日は予定どおり運航します」という一言でホッとする。しかし、出航時刻10:00の15分前までに到着するように告げられる。「バスの関係でギリギリになるかも…」と念のために伝えてみたが、「15分前に到着してください」の一点張り。なんだか、ちょっと冷たいなぁ〜。
川湯温泉バスターミナル(7:25)→駅通り(7:35) 【バス】摩周バス
7時過ぎに宿をチェックアウト。
一晩お世話になった「国民宿舎 ホテル川湯パーク」
宿から川湯温泉バスターミナルまでは、歩いて3分もかからない。川湯温泉バスターミナル7:25発の弟子屈温泉行のバスに乗車する。
もちろん、昨日買った「弟子屈2daysえこパスポート」を見せれば、フリー。通学途中の中学生(高校生?)達に混じって出発。途中の停留所からもどんどん学生が乗車してくる。
生活に溶け込んだ路線バスに乗り込む
約10分ほど乗車し、「駅通り」で下車(7:35着)。このバスは川湯温泉駅までいかない。しかし、「駅通り」から駅までは歩いて5分もかからない。駅へ向かって歩いていると、道端にヘビがニョロニョロ。むしろ、奥さんの「ギャッー」という叫び声にビックリ。自然豊かな証拠だ。
JR川湯温泉駅
川湯温泉(7:46)→知床斜里(8:31) 【普通】
川湯温泉から知床半島の付け根「知床斜里」までは、JR釧網線の旅だ。川湯温泉7:46発のディーゼルカーに乗車。
車内では、北海道名物となってしまっているセイコマートのパンで朝ごはん。ところで、奥さんの大のお気に入りの「クリームドーナツ」だが、奥さんの評論によると、昨年に比べてクリームが減量されていて、ガッカリだとか…。真実やいかに!?
恒例!セイコマートのパンで朝ごはん
食後はぐーすか眠りについて、知床斜里に到着(8:31着)。
知床斜里(8:40)→ウトロ港(9:45) 定期観光バス「知床ロマンふれあい号 パート2」
知床斜里での乗り換えは忙しい。知床岬クルーズの発着点である「ウトロ岬」へは路線バスも出ているが、ちょうどいい時間がない。仕方なく、知床斜里8:40発の定期観光バス「知床ロマンふれあい号 パート2」に乗車する。この定期観光バスは、途中の観光地に寄ったあと、ウトロ港を経由して、ウトロバスターミナルへ向かう。
乗車券はバスターミナルで購入。通常の路線バスよりも少し高く1800円。記念品として、木で出来たキーホルダーをもらったものの、使い道がなさそうなキーホルダーだ…。
駅前にある「斜里バスターミナル」
定刻にバスは出発。さて、このバスの運行会社である「斜里バス」、何かと今までいい印象がないのだ…。以前乗車した時には、所定の場所で待っていたのに置いていかれたことも…(その時は後続の別のバスに救済してもらった)。さらには、なんだかガイドになっていないバスガイドさんに出会ったり…。
そして、悪夢は今回も現実のものとなった。
う〜ん、微妙なガイドだ。もしすかると、「以前乗車した時と同じガイドさんなのだろうか?」と思うほどだ(その可能性も否定できない)。
さらに、「質問はありませんか?」と回ってきたので、今回乗船する「ゴジラ岩観光」のパンフレットを見せて、「9:45に間に合いますよね?」「乗り場の近くでバスを降ろしもらえますか?」と聞いておいた。後にヒヤヒヤするのは、この時は知る由もなかった。
バスから見える海はどんより〜
路線バスよりは値段が高い定期観光バスだが、途中の観光地「オシンコシンの滝」で観光時間を取ってもらえるというメリットもある。
しかしながら、オシンコシンの滝は3回目。おまけに、ぶっちゃけたいした滝ではないので、すぐに見飽きてしまう。
バスに戻って、ガイドさんの伝えた出発時刻が定刻よりも5分遅いことに気づく。時刻表によると、ウトロ港到着時刻は9:40。知床岬クルーズの集合時刻が9:45。つまり、出発が5分遅れるということは、「バスの到着時刻」=「観光船の集合時刻」だ。観光船乗り場の目の前で降ろしてもらえれば問題ないのだが…。心配は募るばがりだ。
オシンコシンの滝、ぶっちゃけたいした滝ではない
オシンコシンの滝で見つけたブーにゃん♪
知床岬クルーズを運営しているのは、1社だけではない。複数社が運航しており、今回はインスピレーションでホームページが充実していた「ゴジラ岩観光」のクルーズを予約していた。
一般的なメジャーどころとしては「知床観光船」という会社がある。しかし、この会社の船は大型船であるため、海が荒れている時などは酔いにくいといったメリットがあるが、岸の近くまで寄れないなどのデメリットがある。なんといっても、ヒグマウォッチングができるのが、知床岬クルーズのポイント。それゆえに、岸に近づける船はアドバンテージが高い。
そして、僕たちが乗ってきた観光バスが到着した場所は、ウトロ港エリアの中でも、「知床観光船」のキップ乗り場だった。そぅ、バスガイドさんにやられてしまった。時はすでに集合時刻の9:45。猛ダッシュで2〜300メートルぐらい離れた「ゴジラ岩観光」乗り場へ走る。奥さんはヘタって、ヘロヘロ状態〜。
もぅー、斜里バスはキライだ! なんで、キップ売り場の前で降ろしてくれないんだぁ!
※そういえば、以前乗車した時のベテランガイドさんは、きちんと配慮されていたことを思い出す。きっと今回あたったガイドさんが運が悪かったということだ…
ゴジラ岩観光のキップ売り場
とにもかくにも、受付には間に合い、清水の舞台から飛び降りるがごとく、1人7500円を支払う。これでもホームページのクーポンによる割引価格で定価は8000円。この天候に7500円はなかなかチャレンジな価格。
荷物を預けると、すぐに点呼がはじまる。予約順に名前を呼ばれ、一列に整列していく。船は整列順乗車の自由席となる。したがって、後の方の予約だと、余り席だったりするので、雨の場合などは雨露に耐えながら、屋外で過ごさなければいけない。そのため、予約時にそういった可能性がある場合は了承を求められるシステムらしい。
キレイに整列したまま、少し離れた船着場へ向かう。船のサイズはちょっと大きめのクルーザーといったところ。
ウトロ港(10:00)→ウトロ港(13:10) 【観光船】ゴジラ岩観光「知床岬クルーズ」
10時過ぎ、ウトロ港を出港。屋内に閉じこもるのはもったいないので、屋外の座席を陣取る。ベンチコートは無料で貸し出されていて、その上からライフジャケットを着ける。ベンチコートのせいか、思ったほど寒くない。
ウトロ岬を出航
向こうに見える大きな船は「知床観光船」の大型船
船長さんの軽快なリズムのガイドで船は進む。見所では、グッと岸に近づき、ゆっくりと進んでくれる。そして、何もないところはクルーザーらしい猛スピードで駆け抜ける。
名前の付いている岩など見所が多く、飽きない。天気はいまいちだが、岩の上に雲がかかっており、ちょっと幻想的。だけど、「天気がよければ、本当はもっとキレイなんですけどねぇ〜」という船長さんの言葉は恨めしい〜。
上の方には霧がかかって、幻想的だ
クルーザーだけあって、スピードも出る
「乙女の滝」や「男の滝」など色々な名前の滝がある
見たまんまの「象岩」
以前、陸路から行った「カムイワッカの滝」も海上から眺めることができる。「カムイワッカの滝」といえば、沢づたいに、水に浸りながら岩を登ると、滝つぼ温泉にたどりつける有名な滝だ。前にいった時は、装備があまりにも普通の格好だったので、途中で断念。数年前からは落石のため、途中の一の滝までしかいけなくなったのだとか…。
そういえば、「カムイワッカの滝」バス停で見た、「でっかいう○こ」に奥さんとビビった記憶がよみがえる。あんなでっかいのは、きっと熊しかないよな…。
海上から見た「カムイワッカの滝」
カムイワッカの滝から10分ほど移動したところで、とうとうご対面。ヒグマの親子だ。茶色の小熊ちゃんは、人形のようで、とってもカワイイ♪
船が傾くんじゃないかと思うぐらいに、一斉に乗客が熊の方に寄って、シャッターを切る。
熊が写っているけど、写真だと茶色の点状態!?
ヒグマスポットで有名なルシャ湾では、残念ながら、熊に出会えず…。このあたりまで来ると、見所スポットは少なくなり、船は岬の先端に向けて、快走する。
熊と共存しながら、作業をしている人たちもいる
写真では分からないが、イルカにも出会える
そして、地の果て「知床岬灯台」へ到着。灯台の付近には人影が見える。船長さんの話によると、以前は岬への立ち入りは禁止されていたが、近年では羅臼側から入れるようだ(詳細は不明ですが、きっと許可がいりそう)。
地の果て「知床岬灯台」
岬の先端で船は折り返し、一路ウトロ港を目指す。帰りにも、1箇所でヒグマウォッチングに成功。そして、奥さんは疲れて、ウトウト。
これまた岩か熊かわからない写真
ウトロ港に近づくと、さっきまでの曇り空は一転、真っ青の青空に。北海道の天気は本当に不思議だ。
知床岳もくっきりと見える
さっきまでの曇り空がウソのようだ
そして、出航から約3時間10分、13:10にウトロ港へ帰着。ちょっと高めのお値段だったけど、野生のヒグマもみれて、大満足。
お世話なった「カムイワッカ55号」
時刻は、もう13時過ぎ。船に揺られて、ちょっと胃が変な感じだけど、おなかはペコペコ。
ゴジラ岩観光のキップ売り場から5分ほど歩いたところにある「道の駅 シリエトク」へ。中にあるレストランで昼食にしようと思ったのだが、行列状態。バスの時刻のことを考えると、列に並ぶのはちょっと辛いかも?
思案していると、道の駅の正面に「夷知床」という食堂があるのを発見。1階が土産物屋、2階が食堂になっている。最近できたのか、建物がとても新しい。
道の駅正面にある「夷知床」
旅もいよいよ終盤、ここは奮発して、「いくら丼」(1500円)を注文。いくら好きの奥さんは大満足。
ちなみに、僕はもともといくら嫌いだった。しかし、奥さんに勧められて北海道で食べたいくら丼で好物になった。やっぱりスーパーのお惣菜コーナーの寿司にのっているいくらと違うのだ。しかしながら、「やっぱり1500円を払うほどは好きじゃないかも?」というのが正直な感想。1000円ぐらいならば、どんどん食べたいんだけどなぁ〜。
いくらたっぷりの「いくら丼」(1500円)
みそ汁と漬物も付いている
清潔感あふれる店内
ここで飲食すると、1階のお土産物コーナーの10%割引券をもらえる。そんなわけで、奥さんは会社のお土産をここで購入。贅沢をしたかと思えば、今度は倹約モード。
そして、食後は道の駅の土産物売り場をウロウロと物色。
「道の駅 シリエトク」
道の駅「うとろ・シリエトク」(14:26)→知床斜里(15:10) 【バス】
本日のメインイベントを終え、後は札幌を目指すだけ。道の駅のすぐ前にバス停があり、知床斜里行きのバスを待つ。
道の駅の前にあるバス停
本数はかなり少ない(1日7便だけ)
さてさて、道の駅14:21発のバスは一向に来る気配なし…。知床斜里での列車乗換時間は10分。つまり、10分以上遅れると、乗換できなくなる恐れがある。冷や冷やしながら待つことしばし、5分遅れでバスはやってくる。
今回の旅は、何かとドキドキする旅だ。
5分遅れのバスは快調に走り、どんどん遅れを取り戻す。行きの天候はウソのようで、窓には真っ青な北海道らしい透明感のある海が広がっている。
知床斜里には、定刻15:10に到着。
北海道らしい透明感のある海
知床斜里駅
知床斜里(15:20)→北浜(15:49) 【普通】
知床斜里15:20発の網走行ディーゼルカーに乗車。網走から札幌行きの特急に乗る予定だが、少し時間に余裕がある。ということで、オホーツク海に一番近い駅「北浜」に立ち寄ることにした(15:49着)。
北浜駅に到着したディーゼルカー
パンフレットやガイドブックでも話題の北浜駅。最近では読売旅行などのバスツアーでも立ち寄る観光スポット。海に面した、独特の旅情あふれる駅舎がなんともいえない。
旅情を掻き立てる駅舎
最近ではガイドブックにも掲載されている
駅前をちょっとブラブラ散策。こんな旅情ある駅だが、駅の前には大きな道路が走っていて、おなじみセイコーマートも徒歩3分。
駅前の道路(少し歩けば、セイコーマートも)
線路の横はすぐオホーツク海だ
駅に戻ってきて、時間があったので、駅舎の中にある喫茶店「停車場」へ。レトロな雰囲気漂う喫茶店は人も少なく、この世界だけで流れる特有の時空間があるかのようだ。
ちょっと寒かったので、僕はホットコーヒー、奥さんは寒いのにソフトクリームを注文。
店内はレトロな雰囲気漂う
オホーツク海を見ながらのコーヒーは最高だ
今から8年前の夏、奥さんと訪れて以来だ。北浜駅の名物といえば、駅舎の至るところに張られたキップ。張られているのは、キップだけでなく、名刺・診察券・保険証・学生証(置いてきて大丈夫なのか?)・入場券・定期券と多岐にわたる。これを眺めているだけでも楽しいし、自宅最寄駅の定期券なんかがあったりすると、盛り上がるのだ。
以前訪れた時にも何か張ったはず…。何を張ったのか思いだせないまま探してみたが、見つからず…。しかたなく、今回もメッセージ付きであるモノを張る(何かは秘密!)。そして、張った場所を忘れないように、デジカメで証拠写真も撮っておく。次回訪れた時もそのままであることを祈って…。
あっちも・・・
こっちもキップや入場券だらけ!
喫茶店でゆったりしていると、バスツアー御一行がやってくる。そのまま過ぎ去るのかと思いきや、どうやらここから列車に乗るようだ。最近では、1〜2駅の体験乗車を謳っているツアーも多い。しかしながら、御一行様がワンマン列車にのるわけで、大混雑。発車は遅れるし、御一行様はなかなか乗れなくてパニックになるし、列車の運転手さんも、添乗員さんも大変だ!
喫茶店を出て、列車がやってくるまで、ホームや併設のミニ展望台をウロウロ。なんだか落ち着く駅だなぁ〜。
まるで旅のパンフレットのようだ
ホーム併設のミニ展望台からの眺め
北浜(16:57)→網走(17:14) 【普通】
網走(17:18)→札幌(22:36) 【特急】オホーツク8号 ※指定席
名残惜しみながら、16:57発の普通列車で北浜を去る。
16:57発の網走行きディーゼルカー
網走では、4分乗換。網走17:18発の札幌行「特急 オホーツク8号」に乗車。もちろん、指定席だ。
ここから苦行のはじまり。札幌までの道のりは長く、乗車時間は5時間18分。指定席といえど、決して新しくないボロ車両に揺られながらの旅。札幌に到着するのは、22時過ぎなので、夕食は車内販売に決定。遠軽で積み込みを予定している「かにめし」(900円)を客室乗務員のおねえさんにお願いして予約しておく。
北浜では曇っていた空は、再び晴天に・・・
遠軽に到着すると、列車の進行方向が変わるため、前後の席の人と軽く挨拶をして、座席を回転させる。そして、遠軽を発車して間もなく、客室乗務員のおねえさんが予約しておいた「かにめし」を持ってきてくれる。
さてさて、期待の「かにめし」は、まだほんのり温かい。そして、フタを開けると・・・う〜ん、かすかなカニが見える。そして、食べてみると・・・う〜ん、なんだかカニの味があんまりしない。
結論としては、もう買わないかなぁ〜。鳥取で食べたカニめし(駅弁)の方が数段おいしかった。
遠軽名物「かにめし」(900円)
カニ・錦糸玉子・ショウガがのっている
食後は、車内販売で缶チューハイとお菓子を買って、奥さんとプチ宴会。道中のパンフレットやデジカメ写真を見て、今回の旅を振り返っているうちに、札幌に到着(22:36着)。
ずっと座っていたから、お尻が痛い〜!
札幌駅に到着した「オホーツク8号」
さっぽろ→すすきの 【地下鉄】札幌市営地下鉄
今夜の宿は「すすきの」から徒歩10分ぐらいのところにある「ホテルブルーウェーブイン札幌」。「楽天トラベル」から1泊セミダブル素泊まり5500円/室で予約していた。今回の旅では、出発前に予約しておいた宿に宿泊したのは、1泊目と今日だけ。
いつもならば、「すすきのぐらいなら歩いちゃえ!」という勢いだが、時刻は22時半過ぎ。さすがに歩くのは断念して、地下ですすきのへ。そして、23時前にホテルへチェックイン。
さてさて、格安の5500円のホテル。それも、2人ということなので、1人に換算すれば、2750円。このホテルは以前も宿泊したことがあったのだが、どうも印象がよくなかった。値段の割りに、ボロイホテルだなぁと…。
しかし、部屋に入ってビックリ。外観は以前と同じだが、内装は大リニューアルされていた。アクアブルーを基調としたカジュアルなデザインの部屋。ベットもシモンズ社のふわふわベット。液晶テレビ・ズボンプレッサー・冷蔵庫なども揃っている。シャンプーとリンスが分かれているのもポイントが高い。
写真では分かりにくいが、部屋の照明はかなり明るい
アクアーブルーを使った洗練したデザインの部屋
リンスとシャンプーはセパレート
もちろん、ウォシュレット付きのトイレ
部屋でいったん落ち着いた後、ホテルの目の前にあるセイコーマートへ。2日目にセイコーマートのポイント特典予約しておいた景品の受け取りにいく。毎年、夏休みに利用するだけだが、ここ2年分のポイントで奥さんセレクトの「キッチンバサミ」と「洗剤のいらないスポンジ」をもらうことができた。
ついでに、翌朝の朝ごはんを買って、ホテルの部屋に戻った。いよいよ、明日は最終日だ。
404 404ホテルブルーウェーブイン札幌
(北海道 札幌市)