6時前に起床。昨日に引き続き、今日も天気は良好だ。
今日の天気も良好だ♪
6:40過ぎに、1Fフロント横の朝食会場へ。座席数は少ないが、席には余裕がある。
ガッツリ系バイキングではないが、少しレベルが高めな軽食バイキング(セルフ形式)といったところ。メニューは、おにぎり数種類・パン数種類・サラダ・ジャーマンポテト・スクランブルエッグなど、そこそこ豊富。
奥さん評では、パンはオススメの「北のメロンパン」以外は、いたって普通らしい。ちなみに、僕も食べてみようと思ったが、補充がなかなかされず、食べることができなかった。ちなみに、具だくさんスープは、1日目に宿泊したコンフォートホテル北見と同じ味だった。
僕のトレイ
奥さんのトレイ
昨年よりグレードが落ちた気がしたが、前回宿泊した時の写真をスマホで確認してみると、ほとんど内容は変わっていない。ということで、きっと気のせいだろう。ちなみに、このホテルは無線LANが利用できるので、スマホもサクサク使える。もちろん、無料。
釧路(7:39)→新得(9:37) 【特急】スーパーおおぞら4号
無料の新聞をもらって、チェックアウトを済ませる。本当に目の前が駅なので、とっても便利!
「コンフォートホテル釧路」玄関前
釧路駅
今日は、道東の釧路から一気に最北端の稚内を目指す。ほとんど移動するだけの一日だが、一番楽しみにしているのは、稚内温泉「童夢」の露天風呂で見る夕日。今日の天気ならば、夕日も期待できそうだ。
釧路7:39発の特急「スーパーおおぞら4号」に乗車。とっても快適な車両だが、ちょっと前にニュースで話題となったトンネル炎上事故を思い出して、微妙な気分…。
釧路駅に停車中の「スーパーおおぞら4号」
下車予定の新得までは2時間弱、ホテルを出る時に無料でもらった新聞を読んでいるうちに、居眠りをすることもなく、あっという間に到着する(9:37着)。
新得に到着
新得で特急を見送り、富良野へ向かう。次の列車まで待ち合わせ時間が30分ほどある。駅前のベンチでボッーとして過ごす。旅のこんな時間が大好きだ。ちなみに、新得は北海道の重心地だとか…。
駅前にある「北海道の重心地」碑
待ち時間に、明日予定している焼尻島行きのフェリーを予約するため、羽幌沿海フェリーへ電話する。
公式サイトには「高速船は必ずご予約願います」と掲載されていたので、「満席です」と言われたらどうしようかと思っていた、電話の向こうのおじさん曰く、なんで電話してきたんだとばかりな雰囲気で、「明日は混まないですよ」と…。
一応予約は受け付けるが、窓口で名前を聞かれなければ、そのまま切符を買って、乗船してくださいとのこと。つまり、夏休みといえど、繁忙期じゃないようで、問題なく乗れるようだ。
新得駅
新得(10:12)→富良野(11:34) 【快速】狩勝
新得10:12発の快速「狩勝」に乗車。快速といっても、ボックスシートタイプのディーゼルカー。最近、ローカル線でもコギレイな車両が増えている中、昔ながらのボックスシートはとっても貴重だ。
隣の老夫婦と同じように、前の席に足を伸ばして、しばしローカル線気分を味わう。峠は見た目よりも勾配がきついのだろうか、エンジンがウンウンとしんどそうに唸っている。
新得駅に停車する快速「狩勝」
昔ながらのボックスシートだ
防雪(風?)柵がずらっと並んでいる
途中駅ではほとんど乗降がないが、鉄道員(ぽっぽや)のロケ地となった幾寅駅(映画では幌舞駅)では少し多めの乗車があった。
そして、幾寅からしばらく走り、富良野に到着(11:34着)。
鉄道員の舞台となった「幾寅駅」
富良野からは、1日目に乗車した「富良野・美瑛ノロッコ号」にまたまた乗車。
今回は指定席を確保していなかったので、自由席を確保すべく、既に停車中のノロッコ号に急いで移動する。「混雑しているかも?」という心配は杞憂に終わり、3両ある自由席は、1グループ1ボックス以上を確保できる程度の混み具合。むしろ、ガラガラと言った方がいいかもしれない。
窓は開くのだが、停車しているトロッコには入ってくる風もなく、実はかなり暑い。
富良野駅に停車する「富良野・美瑛ノロッコ号」
ボックス席を占領♪
昼前でお腹も空いてきたのだが、お昼は旭川で食べると決めていた。というのも、1日目の夕食でとっても気に入った、旭川駅構内の「サニーガーデンテラス」にもう一度行きたかったからだ。
とはいえ、少しお腹も減り気味。出発まで少し時間があるので、奥さんに荷物と席の見張りをさせて、僕は改札口の外にあるキオスクへ猛ダッシュ。
その収穫物は「ふらの 牛からのおくりものプリン」(300円也)。かわいいサイズにしては、ちょっとお高めのプリン。2個買うには博打的な価格だし、旭川での昼食もあるので、1個だけ買う。
二人で分け分けして賞味してみると、これがとっても美味。濃厚な牛乳感があるだけでなく、バニラの香りがたっぷり。こんなおいしいならば、2個買えばよかったかも…。
「ふらの 牛からのおくりものプリン」(300円)
富良野(11:52)→美瑛(12:54) 【快速】富良野・美瑛ノロッコ2号
11:52発の快速「富良野・美瑛ノロッコ2号」は、定刻に富良野を出発。停車しているときは暑かったが、走り出すと、とっても気持ちいい風が入ってくる。ホント、幸せな時間だ♪
心地よい風が入ってくる
1日目に訪れた「ファーム富田」だ
車内検札の後、車掌さんがオレンジカードの車内販売にやってくる。なんだか商売っ気メラメラでこういうのは好きじゃないので、そのまま無視を決め込もうと思っていたが、「2枚購入いただくと、CDとポストカードを付けます」という何ともおトクそうな売り込みトーク。
車掌さんに声を掛けてよく聞いてみると、1000円のオレンジカードを2枚購入すれば、手作りのCD-ROM(ビデオ)とポストカードをオマケで付けてくれるらしい。最終日に札幌から新千歳空港へ移動する際に、間違いなく2000円は使うので、どうせならばと購入する。
※後日談
旅行を終えて、家に戻ってからCD-ROMを見たところ、涙で出てきそうなぐらいの手作り感溢れすぎるビデオCDだった。ポストカードも高品質の印刷紙にインクジェットプリンタで印刷したもののようで、手作り感たっぷり。むしろ、こんなに手作りしてる手間が割りに合っているのか、心配になるぐらいだった…。
手作り感あふれるオマケ
ポスターでおなじみの赤い屋根の家を見た後、しばらくすると、終着の美瑛に到着する(12:54着)。
ポスターでおなじみの赤い屋根の家
美瑛駅
美瑛(13:06)→旭川(14:12) 【普通】 ※車両故障により、延着
美瑛での乗り継ぎ時間は、わずか10分ちょっと。駅前で写真を少し撮って、すぐに13:06発の旭川行きの普通列車に乗り込む。車内は少し空席がある程度で、ほどほどに混んでいる。
ローカル線をゴトゴトと進むディーゼルカー。「旭川で何たべようかな?」とウキウキしつつ、旅を進めているところで、何の前触れもなく、ハプニングは襲ってきた!
西神楽に停車し、ドアが閉まった後だ。通常ならば、何事もなく出発するはずなのだが、一向に発車する気配がない。そして、運転手さんが何やら相当慌てている様子。
しばらくすると、ワンマンで乗務にあたっている運転手がアナウンス。「運転手が気を失ったときなどに作動する装置が誤作動を起こしたが、解除できないため、発車できない」とのこと。いわゆる、デッドマン装置のことだ。デットマン装置とは、運転手が気絶した際などに、ペダルやハンドルに仕掛けがしてあり、自動的に列車を止める装置だ。
この先、旭川から稚内を目指すわけだが、旭川での乗り継ぎ時間は、約30分少し。さすがに、そこまで遅れることはないだろうと、のんびり構えることにした。
マニュアルを取り出し、必死に調べる運転手さん。指令との無線のやりとりも多く、汗びっしょり状態。「もしや、居眠りしてたんじゃ?」とも疑ってしまったが、真実はさておき、どうにせよ、この状況下では目はパッチリだろう。そして、どうやら誤作動したデッドマン装置を解除させる方法は分かったようだが、指令からの許可がなかなか出ないようだ。
さてさて、こんな状況になってくると、乗客は乗り継ぎの可否が気になるところ。特に、都市圏と違い、本数の少ない北海道となれば、なおさらだ…。
次から次へと、乗客が「何時何分発の○○○へは乗り継げるのか?」と、運転手さんに尋ねに行く。よくよく聞いていると、ほとんどがかなり余裕そうなものや、30分に1本の割合で頻発している札幌行の特急だ。
今の時点で15分程度遅れているのだから、次の特急でもあまり変わりがないのに、しつこく運転手さんに「乗車予定の特急の出発を遅らせてくれ!」と食いつく乗客も…。その度、指令に対応可否の問い合わせをすることになる。まぁ、個々の事情があるので仕方はないとも思うのだが…。
ワンマン列車でそんな乗客の相手をするわけで、機械操作や指令とのやりとりが余計にスムーズに行かず、ますます対応が遅れていく。そのうち、デッドマン装置解除の許可が指令から下り、再び走れる状態となった。
しかし、旭川から富良野に向けて、対向列車が出発してしまったようで、今停車している西神楽で行き違いなるようだ。富良野線は単線。つまり、その対向列車が西神楽に到着するまでは、この列車は発車できない。
時刻表で旭川から西神楽の所要時間を推測してみると、この列車が西神楽を出発できるのは13:55頃。この列車が西神楽を13:55に出発したとして、旭川への到着予想時刻は14:09頃。ちなみに、乗り継ぐ予定の特急「サロベツ」は、旭川14:08発だ。つまり、間一髪で乗り継げないことになってしまう。
30分に1本が出ている札幌方面ならまだしも、次の稚内行特急は約5時間後の19:13発。稚内着は23時前だ。そうなると、楽しみにしていた稚内温泉に入ることもできない。
こういうトラブルが発生している時に、あまり運転手さんの邪魔をしないのがベストだ。しかし、たった数分のタッチの差で5時間を無駄にすることはできない。ということで、運転手さんへお願いの意味も込めて、「サロベツ」への連絡が可能か聞いてみる。稚内方面の列車事情を考えれば、指令も許可するだろうという期待も込めて…。
そして、結果は「連絡可」との嬉しい回答。つまり、この列車を到着を待って、「サロベツ」を発車させてくれるということだ。さらに、指令は厳しい乗り継ぎ時間を指定してきたようだが、「それでは無理だ!」と運転手さんが長めにお願いしてくれた模様。本当に有難かった。
結局、定刻から32分遅れの14:56に西神楽を出発。終着の旭川には、定刻から34分遅れの15:12に到着した。
旭川(14:16)→南稚内(18:07) 【特急】サロベツ
旭川到着前からドアの前にスタンバイ。ドアが開くと同時に、奥さんと一緒に猛ダッシュ。いくら連絡してくれるとはいえ、あまり待たせるわけにはいかない。
しかし、旭川のホームエスカレーターは非常に狭く、大混雑をすり抜けるように、隣のホームへ移動。
無事に、特急「サロベツ」に乗り込み、座席に座ってしばらくすると、ドアが閉まった。そして、定刻から8分遅れの14:16に旭川を出発する。ちなみに、富良野線から「サロベツ」に乗り換えたのは、僕たちだけだったようで、恐縮の限り…。
さてさて、無事に乗り換えられたので、ホッと一息。緊張で空腹を忘れていたが、ようやくお腹も空いてきた。旭川で食べる予定だった昼食だが、「仕方がないから車内販売の駅弁で済ませるか?」と思ったとき、いや〜な予感がした。
そういえば、時刻表に「サロベツには車内販売がない」と書いていたような…。確認してみると、まさしくイヤな予感は的中。幸い、自動販売機はあるようなので、一番カロリーがありそうな、不二家のピーチネクターを買って、昼食代わりにする。これじゃあ、断食ツアーだ。
ちなみに、久しぶりに飲んだネクターは、昔よりもなんだかサッパリした味になっている気がした。最近のヘルシー志向に合わせて味を変えたのか、それとも、僕たちのお腹が減りすぎていて、味覚がおかしかっただけなのか…?
旭川近辺では雲が多くなっていたが、北上するに連れて、再び快晴に…。それだけが唯一の救い。
お昼ごはんの「不二家のピーチネクター」
北上するに従い、天候がどんどん良くなってきた
色々とトラブルがあったものの、遅れは取り戻し、定刻18:07に最北端稚内のお隣の駅、南稚内に到着。
南稚内に到着した、特急「サロベツ」
今宵の宿は、南稚内の目の前、駅の玄関から徒歩30秒のところにある「ホテル宗谷」。一昨年も宿泊しており、今回で2度目の宿泊だ。
今回は「じゃらん」経由で、1泊セミダブル素泊まり6000円/2人で予約。決して、キレイかつ豪華なホテルではないが、比較的高めの価格帯のホテルが多いなか、リーズナブルに宿泊できるビジネスホテルとしては貴重だ。
南稚内駅
駅前すぐの「ホテル宗谷」
家庭的な感じがするフロントで愛想のいいおじさんに迎えられ、チェックインを済ませる。
部屋はいたってシンプル、かつ、昭和の香りいっぱいのビジネスホテルといったところ。ただ、男性の宿泊客が多いようで、女性一人の宿泊はあまりオススメできなさそう。設備は決して新しくないが、液晶テレビや扇風機などの備品も揃っており、それなりの清潔感はある。少し残念なのは、喫煙ルームなので、タバコの臭いがきつかったことだろうか…。
ちょっと低めの至ってシンプルなベッド
北海道はクーラーがないホテルも多い
南駅前(18:33)→稚内温泉前(19:03) 【バス】宗谷バス
部屋での休憩もつかの間、日の入りまでに稚内温泉に着くため、ホテルを出発。レンタルタオル代を浮かすために、ホテルのバスタオルを持参することにする。南稚内駅前は交差点を挟んで数箇所にバス乗り場があり、稚内温泉へ向かうバス停を探すのに、ちょっと迷ってしまった。
南駅前18:33発の宗谷バスに乗車。北の果ての路線バスだが、途中のノシャップ岬までは都心部顔負けの10〜20分ヘッド。おまけに、地元の学生やお年寄りなど、乗客もかなり多いのだ。さすがに、ノシャップ岬を過ぎると、30分〜2時間に1本の間隔に減る。
そして、約30分ほどで稚内温泉前に到着(19:03着)。運賃は470円也。
稚内温泉「童夢」
30分〜2時間に1本程度の便がある
今日の稚内の日の入り時刻は、19:05〜10頃。「童夢」の目の前はすぐ海になっているので、海岸沿いにいってみるが、雲が出てきたせいで、キレイな日の入りとはいかなかった。
ちょうど沈んでいくところだ…
うっすらと利尻富士が見えている
富良野線のハプニングのせいで、昼食抜き状態だったため、もうお腹はペコペコ。入口で入湯券(600円)を購入して、一目散で2Fにあるレストラン「夕凪」へ。
海が見渡せるレストラン「夕凪」
以前訪れた際、安くボリュームたっぷりで気に入った。しかし、それも6年前の話。メニューは、スーパー銭湯にあるような至って普通のラインナップで、値段もボリュームもごく普通なものに変わっていた。
写真付きのメニュー
ラインナップやお値段はいたって普通
ごくごく普通なメニューの中からチョイスしたのは、豚カツ定食(800円)。お味もボリュームもいたって普通な内容。食べ終わる頃には、すっかり夕日は沈んでしまい、遠くの空がうっすらと赤く染まっていた。
至って普通な「豚カツ定食」(800円)
とってもキレイな空だ…
お腹を満たした後は、お風呂へ。これまた以前訪れた時は、ガラガラの露天風呂でゆったりと空を眺めた記憶があったのだが、今回はどうも違うようだ…。
丸刈り頭の高校生(中学生)が7〜8名しか入れない露天風呂を占拠。どうやら合宿でこの近辺の宿に泊まっていて、入浴に来ているようだ。内湯もワイワイガヤガヤ状態。一気に全員が入って迷惑をかけないように、時差で入浴しているようだが、それでもかなり人数。
泉質は石油っぽいヌルヌル感のある変わった湯でよかったが、ゆっくりできなかったのが残念。こんなことならば、一昨年お世話になった、稚内副港の「港のゆ」にすればよかったなぁと少し後悔。
しかし、風呂上りにくつろいだ休憩室はガラガラで快適。ここでゴロゴロしながら、長風呂の奥さんを待っていたところ、なんだか聞きなれない言語が…。どうやらロシア人のようだ。浴槽でも多くみかけたが、ロシアに近いだけあって、稚内はロシア人を見かけることが多い。
ガラガラの休憩室
稚内温泉前21:09発の終バスに乗車。
そのままホテルのある南稚内まで乗っていってもよかったが、稚内駅前バスターミナルで降りて、1駅歩くことにする。風呂上がりの散歩も兼ねていたが、それだけで降りたわけではない。
実は、この稚内駅周辺は再開発が進行中だ。シネコン(複合映画館)が入っている駅前バスターミナルも、かつてはオンポロターミナルだったのだ。今では見違えるような建物になっている。
それにしても、稚内にシネコンなんているんだろうか…?と思うのは、僕だけではないはず。(稚内の方、ゴメンナサイ)
シネコンもある稚内駅前バスターミナル
さらに、新しくなった稚内駅を見て、愕然…。たった2年前に見た光景とは全く違うものになっていた。
真っ白な無機質の近代的な駅舎は、かなりこじんまりとしている。かつての網走駅などに共通する北海道らしい風情ある駅舎の面影は全くないのだ。そして、「最北端の線路」の有名な看板も、改札口の外からはガラス越しにしか見れなくなっていた。
白い近代的な新駅舎
「最北端の線路」の看板
稚内駅の玄関ドア横のベンチで、学生時代は男友達と、そして、結婚してからは奥さんと、夕食にセイコーマートの弁当を食べたのは、今となっては昔の話。弁当を食べている間、次から次へとチャリダーやライダーが駅舎を記念撮影していく光景も好きだった。
10代や20代の頃、大人が「昔は○○だったなぁ〜」と回顧している姿をよくみたが、いまやそんな歳になってしまったんだなぁとつくづく思った。
ちなみに、ネットを見てみると、僕と同じく、昔の風情ある駅舎を名残惜しむ人も少なくないようだ。
昔の稚内駅を偲びつつ、稚内駅から南稚内駅を目指して歩く。ほどなく、稚内副港市場に到着し、海側のベンチに座って、しばしホッコリする。静かな海に響きわたるボォーンという漁船の汽笛、心がほぐされていくようだ。
副港市場内の休憩所
海に面したベンチでほっこり♪
22時を過ぎたので、ぼちぼちホテルへ。ホテルへ戻る途中のセイコーマートで、夜食のおやつと明日の朝食をゲットする。
ホテルへ戻ると、22:20過ぎ。こんな時間にもかかわらず、このホテルでは無料の夜食サービスがある。1Fの軽食コーナーで夜食ラーメン(1人1食)を提供しているのだ。そうとあらば、食べるしかない。
セルフで、冷凍の麺を茹で、アツアツのトンコツスープをかける。ネギやワカメなどの簡単な薬味も付いている。所詮インスタントと思っていたが、これが思いの外、とっても美味。おまけに、グラスビールが期間限定で200円。グラスといえど、ジョッキと変わらないような量だった。
無料ラーメンとグラスビール(200円)
ラーメンを食べたにもかかわらず、部屋に戻っておやつタイム♪
奥さんはセイコーマートの北海道プリン(128円)、僕はベーコンチーズコロッケ(100円)。奥さん評によると、さすがには酪農王国の北海道たけあって、100円台のプリンにしては、かなり美味らしい。
今夜のおやつ♪
おやつタイムを楽しんでいるど、窓の外からディーゼルカーの音が…。
時計の針は23時前。札幌からやってきた最終の特急列車だ。
そぅ、万一、旭川で乗継がうまくいってなければ、この列車で南稚内に到着していたのだ。考えただけでも、ぞっーとする話。
「ホント、乗り継げてよかったね〜」と夫婦でしみじみ感じつつ、眠りについた。
ホテル宗谷
(097-0005 北海道稚内市大黒2丁目1?1)当ホテルはJR南稚内駅前すぐ横にあります。繁華街が近く、日本最北の地、
稚内の美味しい食べ物が頂ける食事処が沢山あります。
※チェックイン時間が遅れる場合は必ずホテル迄ご連絡ください。