北海道フリーきっぷで巡る北海道旅行記(2011年夏)

節電の影響で何かと暑い今日この頃。涼しさを求めて、例年のごとく北海道フリーパスを片手に北海道へ。今年は、「弟子屈バスパスポート 3daysパスポート」「絶景領域・萌えっ子 フリーきっぷ」「ツインクルバス道東」なども駆使して、阿寒・摩周・知床・焼尻・釧路・富良野などを駆け巡った、7泊8日の北海道旅行記。

  
3日目 (2011年07月25日)
ボリューム控えめの朝食

6時過ぎに起床して、朝食会場へ行く。昨夜の夕食と同じ会場だ。

隣のテーブルと明らかに料理の内容が違うようで、僕たちのような安いプランと通常プランで内容に差をつけているらしい。ボリュームはちょっと少なめ。奥さんでさえ、「ちょっと少ないかな」という量だった。お値段を考えると、仕方ないよね。

ちなみに、ご飯のお櫃がなく、そのままお茶碗に入っている。お櫃がないのは珍しいが、残しがちになるので、この方がいいかもしれない。もちろん、お替りをお願いしたら、いくら安いプランとはいえ、追加料金を取ることなく快くよそってきてくれた。

大昔、ユースホステルに泊まったとき、ご飯のお替りは有料と書かれていたのをちょっと思い出してしまった・・・。

ボリューム控えめな朝食

ボリューム控えめな朝食

チェックアウト時の精算でトラブル!?

バスの発車時刻が迫ってきたので、部屋に戻り、フロントでチェックアウト。

精算の時に、ちょっとトラブルが…。今回の宿泊料金は、1泊2食付 2人で12260円と格安。しかし、ケチ旅行(最近、ちょっと豪華になっているけど…)を推進する僕たちがこれで満足するわけにいかない。

最近、巷で流行しているクーポンサイトの一つ、リクルート社が運営する『ポンパレ』で2000ポイント(2000円相当)のじゃらんポイントを100円で購入しておいたのだ。

今回の精算は、この2000ポイント(2000円)分が値引かれているはずなので、10260円が正しい請求額のはず。、印刷しておいた予約確認メールを証拠に見せて、とりあえず一件落着。そんなわけで、実質1人5000円ちょっとで1泊2食を楽しんだわけだ。

さらに、お土産にホテル手作りのメロンパン(1人1個)をもらう。ホント、至れり尽くせりだ。

お土産にもらったメロンパン

お土産にもらったメロンパン

復路もガラガラの「阿寒摩周号」

阿寒ロイヤルホテル前(7:56)→摩周(8:45) 【バス】阿寒バス 阿寒摩周号

今日の目的地は、知床。まずは昨日阿寒に来るときに乗ってきた「摩周阿寒号」で摩周へ。

バスは、ホテル玄関前のバス停から乗車できるので、とっても便利。ほぼ定刻の7:56に「阿寒摩周号」は出発。昨日は僕たち夫婦で貸切だったけど、今日は僕たち夫婦+韓国人と思われる女の子1人の計3人だ。どちらにしても、ほぼ貸切に等しい状況であることは否定できない。

ホテルの玄関横にあるバス停

ホテルの玄関横にあるバス停

乗客は3人だけ

乗客は3人だけ

雄阿寒岳を眺めながらの気持ちいいドライブ。いつのまにかウトウトしてしまう。およそ50分弱で、摩周駅に到着(8:45着)。

再び、摩周駅

再び、摩周駅

またまたリベンジ失敗の摩周湖第三展望台

摩周(8:55)→摩周湖第一展望台(9:15) 【バス】摩周湖バス(えこパスポート)
摩周湖第一展望台(9:15)→摩周湖第三展望台(9:20) 【バス】摩周湖バス(えこパスポート)
摩周湖第三展望台(9:35)→摩周湖第一展望台(9:40) 【バス】摩周湖バス(えこパスポート)

次の網走方面の列車は、1時間半後なので、かなり待ち合わせ時間がある。

駅前の足湯に入って、まったりしてもいいが、スマホで摩周湖第一展望台のライブカメラを見ると、くっきり見えていたので、第三展望台にも期待を寄せて、リベンジしてみることにする。

8:55発の摩周湖バスで第一展望台へ。そして、第一展望台で第三展望台へ向かうジャンボタクシーに乗り換える。第三展望台は大型バスが転回できるスペースがないため、第一展望台〜第三展望台はジャンボタクシーによる運行になるのだ。もちろん、これもパスポートで乗車できる。

小型の摩周湖バス

小型の摩周湖バス

第一展望台では全くなかった霧だが、第三展望台に近付くにつれて、不穏な雰囲気が…。

そして、到着した第三展望台はまさしく霧の中。しばし粘ってみたが、一瞬湖面がうっすら見える程度だった。そんなわけで、今回もまたリベンジ失敗。

うっすらと湖面が見える程度

うっすらと湖面が見える程度

バスの時刻もあり、15分ほどの滞在で断念。9:35発のジャンボタクシーで再び第一展望台へ戻る。

釧網本線の快速「しれとこ」で知床斜里へ

摩周湖第一展望台(10:00)→川湯温泉(駅)(10:25) 【バス】屈斜路バス(えこパスポート)
川湯温泉(10:36)→知床斜里(11:19) 【快速】しれとこ

戻ってきた第一展望台は、まったく霧がなく、湖面はくっきり。しかし、ここから第三展望台付近を見ると、確かに雲がかかっているのが分かる。

摩周湖の周りの山を囲むように雲がかかっている

摩周湖の周りの山を囲むように雲がかかっている

独特の神秘的な雰囲気が漂う

独特の神秘的な雰囲気が漂う

第一展望台10:00発の屈斜路バスで川湯温泉駅へ。足湯に入るほどの乗り換え時間はないが、代わりに摩周湖の伏流水が出てくる蛇口をひねり、ぐぃっと飲み干す。

喫茶店も併設している川湯温泉駅

喫茶店も併設している川湯温泉駅

駅構内に足湯もある

駅構内に足湯もある

川湯温泉10:36発の釧網本線の快速列車で知床斜里へ。座席は結構埋まっていたが、最後の二人席を無事確保して座ることができた。

釧網本線のディーゼルカー

釧網本線のディーゼルカー

何気ない駅の一風景も絵になる

何気ない駅の一風景も絵になる

世界遺産「知床五湖」を見つめなおす

途中から雨がポツポツと降り始め、知床斜里ではすっかり雨。

昨日、一昨日と天気予報が外れ、予想に反して晴れたので、今日も期待していたが、そういうわけにはいかないようだ。雨が降っているといえど、ウトロの宿を予約してしまっているので、突き進むしかない。

知床五湖を訪れるのは、2004年以来になるので、7年ぶり。

その当時、カムイワッカの滝まで足を延ばし、川ですべってズブ濡れになった後、知床五湖へ。その知床五湖は、おなじみの"熊出没"の影響により、一湖での折り返し散策だった。

僕も奥さんも共通して言えることは、知床五湖の印象があまりにも薄いのだ。というよりは、なんだか「単なる小汚い池」だと思ったイメージしかない。もちろん、天気がよくなかったということがあるかもしれないが、世界遺産で持てはやされている知床五湖のイメージとかけ離れた思い出しかないのだ。

そんな知床五湖に高架木道ができたと聞いたのは最近の話。知床の悪いイメージを払拭するためにも、もう一度知床五湖を訪れ、見つめなおしてみようというのが今日の目標だ。

なのに…、今回も雨だなんて…。また印象が悪くなるかも!?

バスで知床斜里から知床五湖へ

知床斜里(11:30)→知床五湖(12:55) 【バス】斜里バス

駅前バスターミナルで知床五湖までの切符(2000円)を購入し、11:30発の斜里バスに乗車する。こんな高い運賃を払うのに、雨だなんて…。

知床斜里駅

知床斜里駅

知床五湖行の斜里バス

知床五湖行の斜里バス

気づけば、もうお昼どき。比較的空いている車内で、チェックアウトした時にもらったメロンパンをかじる。ちょっと少なめのランチだが、今夜はディナーバイキングなので、負け戦にならぬよう、控えめにしておく。

ランチはメロンパン

ランチはメロンパン

ウトロ温泉バスターミナルには5分ほど早着。時間調整のためなのか、ここで15分ほどの停車タイム。運転手さんに断りを入れて、一旦バスを降りて、バスターミナル内のコインロッカーに荷物を預けておく。

バスは再び、知床五湖に向けて出発。ウトロ温泉バスターミナルまではそこそこのお客さんが乗っていたが、ほとんどのお客さんは降りてしまった。

そして、ウトロ温泉バスターミナルから25分ほどで知床五湖へ到着(12:55着)。

今年から変わった知床五湖散策ルール

7年ぶりにやってきた知床五湖。バスから降り、周りを見渡してみても、やっぱり全く記憶がない。今まで全国各地色々と旅してきたが、一度訪れた場所の記憶がここまで残っていないのも珍しい。

先にも書いたとおり、知床五湖は熊の住処。それゆえ、熊の出没により、頻繁に立ち入り制限が設けられていた。

その解決策として完成したのが、一湖まで散策できる高架木道。高架木道の周りには高圧線が張り巡らされており、安全に散策することができる。また、シーズン中は無料で利用できるのだ。

一方、従来の地上遊歩道は、熊の活動時期によって、3つの期間が設定された。「自由に入れる期間(無料)」「レクチャーを受けて、入れる期間(250円)」「ガイド同行でないと入れない期間(数千円)」。訪れた7月末は「ガイド同行でないと入れない期間(5000円前後)」に当たる。

ちなみに、今回は地上遊歩道はパスし、高架木道だけを回ることにした。

※後日談
「そもそも知床五湖にいった記憶が間違いでは?」と思って、デジカメの古い写真を捜索したところ、一湖を背景に奥さんと僕が写った写真がバッチリ残っていた…。

エゾジカバーガーを食べた後は、エゾジカ鑑賞

バス停のそばには、二つの新しい建物がある。一つはフィールトハウス、もう一つはサービスセンター。

サービスセンターは分かりやすくいえば、レストハウス。中には、軽食コーナーと売店がある。そして、フィールドセンターは地上遊歩道散策をサポートする施設だ。

ウトロでは小振りだった雨も、バケツをひっくり返したような雨に…。ひとまず、雨宿りということで、サービスセンターへ駆け込む。

サービスセンター

サービスセンター

サービスセンター内のベンチに腰掛け、雨が小康状態になるのを待つが、一向にその気配はない。「こんなときは食に走るしかない!」ということで、軽食コーナーで「エゾジカバーガー」(300円)を購入。実際のところ、いくらディナーバイキングに備えるとはいえ、メロンパン一つで足りなかっただけだが…。

少し待たされて出てきた「エゾジカバーガー」の感想は、めちゃくちゃ小さい。観光地特有のぼったくり価格かと思いながら、一口食べてみると、これがとっても美味。

ふわふわパンズに、手作り感あるパティ。牛肉のハンバーガーとは味が違うが、ジンギスカンのような鹿肉特有のにおいもなく、言われなければ、全く鹿肉と分からない。

エゾジカバーガー(300円)

エゾジカバーガー(300円)

エゾジカバーガーを食べ終わった後も、雨は一向に止む気配なし。仕方なく、サービスセンター屋外の屋根下にあるベンチで、何をするでもなく、まったり雨宿りタイム♪

そうすると、駐車場のど真ん中を我が物顔で歩く鹿の姿が…。そぅ、ここは鹿たちの住処なのだ。「きゃー、かわいい」と飛びつく奥さん。ついさっきエゾジカバーガーをおいしい♪って、食べてたクセに…。

人慣れしているのか、逃げることもない

人慣れしているのか、逃げることもない

雨でも予想外に良かった「知床五湖」

知床五湖(15:45)→ウトロ温泉バスターミナル(16:05) 【バス】斜里バス

ベンチでまったりすること、約1時間半。少し雨が小降りになってきたので、奥さんと意を決して、高架木道へ突入。

高架木道入口

高架木道入口

雨が降っていても、とても歩きやすい道だ

雨が降っていても、とても歩きやすい道だ

木道の脇にある熊侵入防止の高圧線

木道の脇にある熊侵入防止の高圧線

雨で全く期待をしてなかった知床五湖。

しかし、目の前に広がる一面の緑、彼方に広がるオホーツク海、そして幻想的に霞みかがった知床連山のキレイさには、圧倒されるものがあった。もし晴れていれば、もっとキレイだっただろうが、こんな雨の日でも「来てよかった」というのが率直な印象だ。

ずっと先へ続いていく高架木道

ずっと先へ続いていく高架木道

霧がかった羅臼岳

霧がかった羅臼岳

遠くに見えているのが一湖

遠くに見えているのが一湖

「ここは動物園?」と思えるほど、あちこちで鹿が草を食べあさっている。高架木道は全長800メートル、終点の湖畔展望台ではすぐ目の前に一湖を見ることができる。

気がつけば、バスの時刻が迫っており、時間切れ。予想以上によかった知床五湖。これで「印象のない知床五湖」から「印象深い知床五湖」へ変わった。もしかすると、地上から見る景色よりも、少し高い位置にある高架木道から見る景色の方がいいのかもしれない。

小鹿を連れた親子連れの姿もちらほら

小鹿を連れた親子連れの姿もちらほら

湖畔展望台から見た一湖

湖畔展望台から見た一湖

知床五湖15:45発のウトロ温泉バスターミナル行きのバスに乗車する。前列の席に座り、バスの前方を見ていると、かなりの数の鹿を見かけることができた。エサを求めて歩く夕方は、鹿が多く見れる時間帯だとか…。

約20分ほどでウトロ温泉バスターミナルに到着(16:05着)。

ウトロの高台にある「知床プリンスホテル風なみ季」

ウトロ温泉バスターミナル→ホテル 【送迎バス】

今宵の宿は、「知床プリンスホテル風なみ季」。全国展開しているプリンスホテルグループとは全く関係ないようだ。このあたりのホテルは、「知床●●ホテル▲▲」というネーミングが多い。

どうやら、もともとは「知床●●ホテル」だったホテルが、リニューアルやイメチェンを目的に、今風なネーミングの「▲▲」を付け足してるようだ。

バスターミナルからホテルまでは1キロ程度。歩けば15分ほどの距離なのだが、ホテルはそこそこな高台(というか、小高い山の上?)にある。雨は止んだとはいえ、手ぶらならともかく、1週間分の重い荷物を持っていくのはなかなか厳しいところ。

意を決して歩くかと思っていたところ、バスターミナル窓口のおばさんと男子学生二人組の会話を小耳に挟む。

どうやら、窓口のおばさんがホテルへ送迎依頼をしてくれているようだ。すかさず、僕たちも「プリンスホテルに泊まるんですが…」と伝え、無事送迎車に便乗させてもらうことになった。

お部屋おまかせプランの部屋は如何に?

バスターミナルからホテルまでは送迎車(ワゴン車)で2〜3分、今宵の宿「知床プリンスホテル風なみ季」へ到着。

知床プリンスホテル風なみ季

知床プリンスホテル風なみ季

今夜はちょっと奮発。お部屋おまかせプランにもかかわらず、ちょっと高めの1泊2食10150円/人。

さすがに安いプランのせいか、新しい南館ではなく、ちょっと古い西館の4階に案内される。海側の夕陽が望める西館と思いきや、目の前の木が邪魔でまったく海は見えない。

左の建物が西館、右の建物が正面玄関のある南館

左の建物が西館、右の建物が正面玄関のある南館

西館4階の部屋からの眺望

西館4階の部屋からの眺望

廊下はちょっと古さを感じさせるものがあったが、部屋は全体的にリニューアルされているようで、清潔感がある。

空気清浄機・電気ポット・冷蔵庫など、備品もきちんと整っている。また、カギが2つあったり、マイスリッパ用の札があったりと、色々と工夫しているところも見受けられる。

ちょっと古さを感じさせる廊下

ちょっと古さを感じさせる廊下

もちろん地デジテレビ、電気ポットも完備

もちろん地デジテレビ、電気ポットも完備

部屋のカギが2個あるのは便利♪

部屋のカギが2個あるのは便利♪

マイスリッパ用の札

マイスリッパ用の札

空気清浄機も完備

空気清浄機も完備

小さなイスとテーブルもある

小さなイスとテーブルもある

おいしい冷水も完備

おいしい冷水も完備

知床の夕日スポット「夕陽台」

雨は止み、雲の隙間から微かにお日様が見えてきたので、お散歩に出かける。

ホテルから歩いて2〜3分のところに、知床の夕日スポット「夕陽台」がある。ここからはウトロの街並みを見渡すことができ、天気がよければ、キレイな夕陽が見れるらしい。

今日は残念ながら、雲がかすかに赤く染まる程度の海しかみれなかったが、静かな海と街を見下ろすだけで、なんだか心が落ち着く。

夕陽台入口の目印は「夕陽のあたる家」の看板

夕陽台入口の目印は「夕陽のあたる家」の看板

キャンプ場の横の小路を進むと・・・

キャンプ場の横の小路を進むと・・・

目の前にウトロの街並みが見えてくる

目の前にウトロの街並みが見えてくる

おしゃれなお風呂用の籠

ホテルへ戻り、お楽しみの夕食の前にお風呂へ。

お風呂へ行くとき用のお風呂グッズ入れにホテルのロゴの入ったおしゃれな袋を用意しているホテルも多いが、このホテルでは専用のお風呂籠が部屋に備え付けられている。これなら使いまわせるし、ゴミにもならないし、エコでいいかも!?

部屋に備え付けられているお風呂籠

部屋に備え付けられているお風呂籠

今日は雨で涼しかったこともあり、熱いお湯が心地よい。内風呂はかなり大きめだが、露天風呂は収容人数にしてはちょっとコンパクト。さらに、ホテルは高台のロケーションにもかかわらず、木々に囲まれており、空しか見れないのはちょっと残念。

ちなみに、露天風呂は源泉かけ流しのようだった。

海鮮づくし「知床三昧バイキング」♪

18時過ぎ、いよいよ待望のディナー「知床三昧バイキング」。

会場は2Fにあるバイキングレストラン「オーロラ」。すごく天井高がある大宴会場にずらーっとイスとテーブルが並べられている。宿泊予約サイトの口コミにも書かれていたが、テーブルとテーブルの間隔が少し狭いので、お隣さんの会話が聞こえたりするので、ちょっとプライバシー感に難ありだが…。

バイキングレストラン「オーロラ」

バイキングレストラン「オーロラ」

席につくなり、すぐさま料理へ突進。ホテルが自慢する「勝手丼」。好きな料理の酢飯の上に、ありったけの海鮮が乗せ放題。もちろん、刺身として食べるのもOKだ。

海鮮はかなりの種類があり、イクラ・イカ・ホタテ・サーモン・甘エビ・聞いたことのない名前の魚などなど、かなりの種類がある。また、すべてではないが、知床で揚がった魚を中心に用意しているようだ。

人気のいくらもてんこもりに用意されており、品切れになっても、すぐに補充される。ご飯の量は自分で調整できるので、いくら好きの奥さんは、いくらonlyのいくら盛り。食べ方間違ってる…。

3杯も食べてしまった「勝手丼」

3杯も食べてしまった「勝手丼」

いくらだけをてんこ盛りに乗せている奥さんの膳(写真左上)

いくらだけをてんこ盛りに乗せている奥さんの膳(写真左上)

海鮮丼だけではなく、ホタテの貝焼・シーフードグラタン・エゾジカハンバーグ・ポテト・天ぷら・牛肉のステーキなど、海鮮を中心に、知床ならではの料理が並ぶ。

料理にふんだんに使われる海の幸をみると、いかに知床が海のモノに恵まれているかが分かる。

シーフードグラタンや貝焼など海の幸が豊富

シーフードグラタンや貝焼など海の幸が豊富

デザートは、ワッフルやアイスクリームなど、色々と取り揃えているけど、まぁ普通といった感じ。ちょっと変わっていたのが、駄菓子コーナー。昔懐かしい(といっても、僕たちの子供時代よりもっと前)お菓子が色々とあって、楽しい。

色々と種類はあるが、お味は普通

色々と種類はあるが、お味は普通

駄菓子コーナーが楽しい♪

駄菓子コーナーが楽しい♪

大満足で部屋に戻ると、きちんと布団が敷かれていた。

チェックイン時に「レストランは混み合いますので、できるだけ早い時間に…」と言われたが、全く混んでいなかった。後から考えると、布団敷きのピークを分散させるのと、できるだけ早く終わらせたいという作戦なのかもしれない。

「来運の清水」を飲みながら、まったり♪

旅行前の計画では、斜里バスが運行する「知床☆夜の大自然号」で、夜空と野生の動物を見に行こうと思っていた。しかし、あいにくの曇り空に加えて、昼間に鹿もたっぷり見たので、ホテルでゆっくりすることにする。

旅も中盤になったので、コインランドリーで洗濯。あまり台数がないので、争奪戦の中、なんとか確保。洗濯が仕上がるまで、ロビーでまったり。

ロビーの一角にはインターネットができる無料パソコンが設置されているが、特定の人が占領状態。ロビーで無料提供されている、冷え冷えの「来運の清水」を飲みながら、スマホで明日の天気や予定を立てながら、知床の夜は更けていった。

今宵の宿情報

KIKI知床 ナチュラルリゾート

(099-4351 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192番地)

じゃらんアワード2022“4部門受賞”滞在は[オールインクルーシブ]のステイスタイル。シアターラウンジや温泉・サウナ、アートを感じる滞在を堪能下さい。お子様に大人気のボーネルンド監修「遊びの森」も☆


今回泊まった部屋:  和室 (朝・夕食付)
今回の宿泊費(1人あたり):  10000〜10499円 
じゃらん 評価: 4.6  (140件の口コミ)
楽天トラベル  評価: 4.66  (1364件の口コミ)
・Trips管理人 評価: 4.0  (管理人提供宿泊レポート)

総合評価 (Trips独自): 86 点   ※Trips独自評価基準について


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