西11丁目→宮の沢 【地下鉄】札幌市交通局
今朝も快晴のようだ。
今日の予定は、奥さんたっての希望で、白い恋人パークの「ケーキビュッフェ」。そんなわけで、朝食はセイコマートのパンを1人1個だけ。
僕はカレーパン、奥さんはヒザパン
ケーキビュッフェの予約時刻は11時。少し時間があるので、ホテルをチェックアウトした後、大通公園を散歩して、西11丁目までぶらぶら歩き。
3泊お世話になったチサンホテルをチェックアウト
大通公園を散歩♪
札幌市交通局が土日限定で発売する地下鉄専用1日乗車券「ドニチカきっぷ」(500円)を購入。そして、地下鉄東西線に乗車して、白い恋人パーク最寄駅の宮の沢へ移動。
宮の沢から白い恋人パークまでは、歩いて10分もかからない。
白い恋人パークにやってくるのは、これで3回目。1回目に訪れた時は、クッキー作りにチャレンジした。そして、2回目はケーキビュッフェ。つまり、今回でケーキビュッフェは2回目となる。
オープンは11時からだが、2〜3分前にケーキビュッフェの受付が開始される。ケーキビュッフェの座席は限定されているようで、予約をしていなかったら、待たなければならなかったようだ。今回は、旅行出発前に予約をしておいたのだ。
券売機でチケット(1人1500円)を購入して、テーブルへ。チケットには、終了時刻(制限時間は90分)が印刷されている。ちなみに、カフエのみの利用ならば、パークの入場料はかからない。
白い恋人パーク
さてさて、久しぶりり「白い恋人パーク」のケーキビュッフェ。奥さん含め、自然とテンションが高くなる。
中央のテーブルには、タルト系を中心とした小菓子が置いてあり、こちらはセルフサービス。端のコーナーにはジュースや紅茶などのドリンク類が用意されている。
そして、メインのショーケースコーナーでは、たくさんのケーキが並んでおり、スタッフの人に切り分けてもらうスタイル。滋賀県の守山と八日市にあるクラブハリエのケーキブュッフェと同じスタイルだ。
ショーケースには、デパ地下やカフェの横にある売店で販売されている店売りと同じものが並んでいる。
惜しみなくイチゴを使ったケーキも!?
見た目もおいしそうなケーキばかり
小菓子コーナーのタルト類も充実
ドリンクも飲み放題でソアトクリームもある
2006年に訪れた時には、そのクオリティにかなり感動した。しかし、今回は二度目だったせいなのか、はたまたレベルがちょっと落ちたのか、前回ほどの感動がなかった。しかしながら、そのあたりのホテルのケーキバイキングと比較すれば、相当レベルは高い。
宮の沢→さっぽろ 【地下鉄】札幌市交通局
札幌駅前BT(15:00)→苫小牧FT(16:55) 【バス】北海道中央バス
お腹いっぱい、むしろ気持ち悪いぐらいな状態で「白い恋人パーク」を後にして、地下鉄で札幌駅へ戻る。
駅前のエスタ地下にある食料品売り場で夕食用のお弁当を購入。ここで、ホテルの宿泊特典で付いていた6000円分の「JR TOWERチケット」を使い切った。
お弁当も調達したので、後は関西へ目指すだけ。といっても、新千歳から飛行機でビューんと帰るわけではなく、まだまだ旅は終わらない。今回は、苫小牧から名古屋行の太平洋フェリーで帰るのだ。
エスタの1Fのバスターミナルから15時発のフェリーターミナル行きの高速バスに乗車する。北海道中央バスの運行で片道1270円だ。ケーキでお腹いっぱいになったせいか、バスの中では熟睡。
気が付けば、苫小牧フェリーターミナルへ到着していた(16:55着)。
苫小牧FTに到着したバス
苫小牧FT(19:00)→名古屋港(翌々日9:20) 【フェリー】太平洋フェリー(いしかり)
インターネットで事前に予約していたので、予約番号とクレジットカードを提示して、乗船券を発券してもらう。2泊の行程となるので、雑魚寝の2等ではなく、B寝台(新日本海フェリーの2等寝台相当)を予約しておいた。インターネット割引で1人11200円也。
苫小牧からは各方面へフェリーが出ている
隣には大洗に向かう「さんふらわあ さっぽろ」
今回、2泊の行程でお世話になるのは「いしかり」。現在就航している太平洋フェリーの船舶の中では、「きそ」に次いで、2番目に新しい船舶だ。「きそ」が就航するまでは十数年に渡って「フェリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している名船。
しかし、来年(2011年)には、3代目「いしかり」の就航が予定されているので、今回が乗り納めとなるだろう。
苫小牧FTに停船している「いしかり」(2代目)
乗船手続きを終えてほどなく、17時半頃に乗船開始のアナウンスが入る。B寝台は、往路の雑魚寝と異なり、フワフワの枕にプライベートが確保されたカーテン付き。
寝台列車と同じようなB寝台
貴重品をフロントで預けて、出航前に入浴を済ませる。そして、すっきりとした後は、船内散策だ。
歴史を感じさせる航路図
広々としたデッキ
太平洋フェリーのファンネル
映画が上映されるミニシアター
19時ちょうど、苫小牧港を出航。いよいよ、北海道ともこれでお別れだ。乗船した時は日が高かったが、すっかり日が暮れてしまっている。
ライトアップされた苫小牧港
出航の光景は哀愁を感じさせる
太平洋フェリーは、フェリーの主役である貨物や車両だけでなく、ヒトにも楽しんでもらおうという気概を持った会社で定評がある。
新日本海フェリーにないイベントとして、クルーズ船のようなショーがラウンジ「スターライト」で開催される。もちろん無料。20時から開催されるので、ちょっと早めに行って席を取っておく。繁忙期には、席にありつけないことも少なくない。
今夜のエンターテナーは、エレクトーン奏者の荒尾ゆかりさん&ピアニストの野々山彰彦さん。楽曲の間には、二人のシュール(?)なトークの掛け合いがあり、なかなか面白い。
お二人の特徴をトークの掛け合いから拝借すると、エドはるみ似の荒尾さんとのび太くん似の野々山さんだ。
ちょっとした本格的なショーが楽しめる
ショーが終わった後は、プロムナードでちょっと遅めの晩御飯。
ちなみに、晩御飯は札幌で高速バスに乗る前に購入しておいた紅鮭弁当(398円)。無料のあら汁も付いていて、とってもリーズナブル。これにカレイのから揚げ(250円)を二人で半分こ。魚屋さんが売っているお惣菜とあって、とっても美味。
そして、仕上げは松尾ジンギスカンのポテトチップス。ジンギスカン風味もおいしいが、それよりもいもの味がしていておいしかった。
札幌駅で買っておいた紅鮭弁当
松尾ジンギスカンのポテチ
スタンド「ヨットクラブ」には冷水機も設置されており、喉を潤すこともできる。太平洋フェリーは、こういったパブリックスペースも充実も人気の一つだろう。
食後はロビーのソファに座って、読書タイム。ちょっと夜更かしをした後、眠りについた。
スタンド「ヨットクラブ」
ソファに座って読書タイム♪