札幌駅前(8:20)→小樽駅前(9:30頃) 【バス】特急 ニセコ号(北海道中央バス)
天気は良好。今日は札幌から小樽へ日帰り観光。昨日の団体行動から一転して、個人旅行だ。
8時にホテルを出発して、駅前のバスターミナルへ向かう。バスターミナルで中央バスの「小樽1日フリーきっぷ」(1700円)を購入。札幌〜小樽の高速バス往復+小樽市内バス1日乗車券がセットになった切符だ。
ホテルから札幌駅までは歩いて5分程度
小樽1日フリー切符
8:20発の特急「ニセコ号」に乗車する。そして、セブンイレブンで買ったパンで朝食を済ませる。その後は、昨日の疲れのせいか、深いに眠りに・・・。
札幌から1時間少しで小樽駅前に到着する(9:30着)。
セブイレブンで買った朝ごはん
小樽駅に到着したバス
小樽駅前→おたる水族館 【バス】北海道中央バス
小樽駅前で水族館へ向かう市内バスに乗り換える。このバスもフリーきっぷで乗車できる。ゴールデンウィークとあってか、車内は大混雑。残念ながら、座れなかった。
水族館前の駐車場にはたくさんの車が・・・
ゴールデンウィークで賑わう「おたる水族館」
水族館は、屋内エリアと屋外エリアに分かれている。屋内エリアは、地方のあちこちにある古い水族館といった感じで年季が入っている。
屋外エリアでは、ペンギンショーやアシカショーが開催されている。ちなみに、ここのペンギン達はかなり頭が悪いらしく、ショーでは飼育員さんの言うことを全く聞かないダメペンギン。それがまたかわいかったりするんだけど…。
水族館の屋外エリア
かわいいアザラシくん
全く言うことを聞かないペンギン達のショー
セイウチのダイブショー
お昼ごはんは、屋外エリアの食堂へ。まるで海の家のような、昔ながらの「ザ・食堂」といった感じ。もちろん、セルフサービス。
こんな食堂でも、さすがは小樽らしいメニュー。そのメニューは、「にしんそば」(710円)。甘辛く味付けされたニシンがドーンと入った、東京風の味付けのソバだ。
まるで海の家のような食堂
「にしんそば」(710円)
人の多い水族館から脱出して、水族館のすぐ近くにある「鰊御殿」へ。
海の見晴らしのいい小高い山の上にある建物。かつて北海道で盛んだったニシン漁の拠点となった番屋のことだ。当時、景気がかなり良かったらしく、昔の建物にしては、立派な木造建築。ちなみに、入場料は300円。
小高い山の上にある「鰊御殿」
漁夫の寝室は屋根裏だ・・・
鰊御殿の中からも真っ青な海が見える
ニシン御殿のすぐ傍には、「日和山灯台」がある。灯台の中は入れないが、今日は天候がよく、小高い山の上から見る真っ青な海がとてもキレイだ。
赤白の目立つカラーリングの「日和山灯台」
断崖に建つ灯台
真っ青な海がとてもキレイ
おたる水族館(14:17)→中央通り(14:35) 【バス】北海道中央バス
次は、小樽市内観光だ。
水族館14:10発の小樽駅行きバスは、7分遅れでやってきた。やはりゴールデンウィークだけあって、人が多い。小樽駅の少し手前の中央通りバス停で下車。
バスを降りた後、手宮線跡や小樽バインを通って、北一ガラスやスイーツ店が並ぶ堺町本通りへぶらぶら歩き。
「手宮線跡」は整備されて、歩道になっている
日銀跡の建物を活用したワインカフェ「小樽バイン」
土産物屋が立ち並ぶ「堺町本通り」
小腹が空いてきたので、おやつタイム♪
小樽土産の定番どころ「かま栄」の工場直売店で、「パンロール」(210円)を1本購入。できるだけたくさん食べ歩きたいので、夫婦で半分ずつ。
おなじみのテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でやっていて、ずっと前から気になっていたのだ。魚のすり身をパンで包み、揚げてある。揚げたての「パンロール」は、とっても美味しかった。
「かま栄」の工場直売店
揚げたてアツアツの「パンロール」(210円)
メルヘン交差点→ぱるて築港 【バス】おたる散策バス
観光地化している堺町本通りは、色々なお店が並ぶ。六花亭・北菓楼・ルタオといった、北海道を代表するスイーツ店が軒を並べ、どの店もカフェコーナーを備えている。
奥さんと「どこの店でカフェをしよう?」とウロウロしてみるが、どの店も大混雑で行列状態。
北海道を代表するスイーツ店が並ぶ
あまりの人に疲れてきたので、ちょうどやってきたバスに飛び乗り、ぱるて築港へ移動する。手持ちのフリーきっぷが利用できるので、料金は不要。
ぱるて築港という意味不明な名前がバス停に付けられているが、JR小樽築港駅前のことだ。
「ぱるて築港」バス停
小樽築港には大きなショッピングモール「ウイングベイ小樽」が併設されている。
オープン当時は賑わったが、最近ではさっぱりのようで、人は閑散気味で空き店舗が目立つ。さらに、モールの一角にあった「ヒルトン小樽」も撤退し、現在は経営が変わって「グランドパーク小樽」になっている。
閑散気味の「ウイングベイ小樽」
元ヒルトンの「グランドパーク小樽」
観覧車もあるが、一度も乗ったことがない
何かよさげなカフェがないかと、店内をウロウロとしてみたが、結局いい店はなかった…。
小樽港マリーナ→北一硝子三号館前 【バス】おたる散策バス
再び、おたる散策バスに乗車して、北一硝子三号館前で下車。
境町通りの店を冷やかしながら、「小樽出抜小路」へ。レトロな街並みに色々な飲食店が並ぶ。
レトロな街並みの「小樽出抜小路」
十数店舗の飲食店が立ち並ぶ
そして、お決まりの小樽運河へ。ずっーと長い運河が続くと思いきや、一角だけしか風情のない小樽運河。個人的には、この観光地化された雰囲気があまり好きではない。しかし、今日のキレイな空とセットで見ると、やっぱりこの景色はよい。
観光客でいっぱいの小樽運河
ほのかに夕照りに染まる運河
青々とした空
小樽駅前(17:50頃)→札幌駅前(18:50頃) 【バス】高速 おたる号
小樽駅前から高速バスに乗って、再び札幌駅へ。正規運賃ならば、JRよりもわずか30円だけ安いバスだが、なかなか盛況のようで、ほぼ満席だった。
夕食は色々と迷った結果、駅前のショッピングモール「エスタ」10Fにある回転寿司「とっぴ〜」をチョイス。大混雑のようで、かなり並んでようやく席に着く。
くら寿司やスシローのような100円均一ではないが、全体的に価格は安め。それほど値段が高いわけではないのに、さすがは北海道。イカ、タコがうまい。そして、何よりサーモンは絶品。まさしくトロサーモン。トコロかわれば、それほどお金を出さなくても、おいしいものに出会えるものだ。
タイミングや旬の問題もあるかもしれないが、同じチェーン店の桑園店や小樽店で食べた時と比べると、格段に美味く感じた。
300円のビール1杯込みで、2人で17皿も食べて3300円。普段よく行く100円均一の回転寿司と比較すると、約2倍のお値段だが、満足感はそれ以上のものだった。ちなみに、支払いはホテルの宿泊特典で付いていた「JR TOWERチケット」で支払った。
食後は、札幌駅の上にある「JRタワー展望室 タワー・スリーエイト(T38)」へ。
観光案内所でもらった割引券を使ったので、1人600円(正規価格700円)。ここももちろん「JR TOWERチケット」で支払うことができる。
このタワーが出来てから、幾度も札幌を訪れているわけだが、展望室へ上るのは今回がはじめて。「JR TOWERチケット」が無かったら、今回も上っていなかったかもしれない…。
エレベーターで展望室へ到着すると、眼下には札幌の夜景が広がる。窓も大きく、個人的にはテレビ塔よりもオススメかも。あくまで個人的見解だが、「さっぽろテレビ塔」はマイガッカリ観光地認定スポットだ。
札幌特有の整然と区画化された街並み
大丸もはるか下に・・・
この展望室には、開放感あふれるトイレがある。さすがに開放感がありすぎるのか、ここで用を足す人は皆無。むしろ、みんな写真を撮っていく、なんとも変なトイレ。
日本一落ち着かないトイレ!?
展望室の一角には、カフェコーナーがある。ここでまったりしていくことにする。ブルーベリーチーズケーキとアイスにドリンクがセットになった、ケーキセット(500円)を注文。これもまた「JR TOWERチケット」で支払う。
おしゃれなケーキセット(500円)
窓際に2つのイスを並べて、デザートタイム。夜景を見ながら1時間ほど、まったりとした時間を過ごした。なんだか幸せな時間・・・。
イスを2つ並べて、デザートタイム♪
ちょっと遠回りをして、ライトアップされた時計台をみた後、ホテルへ戻った。
ネストホテル札幌駅前
(060-0002 札幌市中央区北二条西2-9)JR「札幌駅」南口より徒歩6分。大通り公園、札幌時計台もすぐそば。ビジネスや観光の拠点に最適。