新日本海&太平洋フェリーで行く北海道ミステリー旅行記

待ちに待ったゴールデンウィーク。往路は格安の「エコノミーきっぷ」を使って新日本海フェリーで、復路は太平洋フェリーで北海道旅行へと出かけた。今回は新しい試みとして、『クラブツーリズム』の現地(札幌)発ミステリーバスツアーに参加。どこにいくやらナゾの旅も含めた、6泊7日の北海道旅行記。

  
2日目 (2010年04月30日)
プロムナードで朝ごはん

昨日は就寝が遅かったこともあり、目覚めると9時過ぎ。

昨晩はかなり揺れていたが、今朝になって穏やかな海になった。持ち込んだパンの朝食をフォワードサロンで取ろうと思ったが、「飲食禁止」の貼紙があったので、プロムナードへ移動して食べる。

優雅な雰囲気のフォワードサロンは「飲食禁止」

優雅な雰囲気のフォワードサロンは「飲食禁止」

穏やかな航海だ♪

穏やかな航海だ♪

プロムナードサロンで食べた朝食はパン

プロムナードサロンで食べた朝食はパン

食後は後方デッキで潮風に当たりながら、まったりする。

後方デッキからみた航跡

後方デッキからみた航跡

船は佐渡島沖のはるか遠くを航行中

船は佐渡島沖のはるか遠くを航行中

船内レストランで「タラの親子丼」のランチ♪

何をすることもなく、ぼっーとしながら過ごす。狭いフェリーの上でできることは限られている。それはデメリットであるとともに、メリットでもある。

都会で仕事や生活に追われていると、「何も考えない時間」が意外とないのだ。船体の後ろへ流れていく航跡、そして、海を見ながら、「頭を真っ白にする時間」はある種のセラピーのようにも思える。

何もしないフェリーの旅でも、やっぱりお腹は空いてしまう。ということで、少し空いてきた13時過ぎに、船内のレストランへ。

今まで気づかなかったが、「ジュピター」というらしい

今まで気づかなかったが、「ジュピター」というらしい

今回チョイスしたのは、「タラの親子丼」(650円)。タラの身とタラコの丼・漬物・味噌汁のセット。プラス50円で味噌汁を石狩汁に変更できるということで、ちょっと贅沢に変更してみた。

「タラの親子丼(石狩汁へ変更)」(700円)

「タラの親子丼(石狩汁へ変更)」(700円)

味はかなり美味。この値段でこのクオリティとあれば、街なかで食べるのと遜色ない。

「フェリーのレストランは高い!」というのが、一般的な定説。そういうわけで、フェリーの中にコンビニ弁当やカップラーメンを持ち込んでいる人も少なくない。フェリー会社もそんなイメージを払拭しようとしているのか、スープカレーやサラダバー(300円)などリーズナブルなメニューが登場していた。

3時のおやつはソフトクリーム♪

食べてばっかりだが、次は3時のおやつ。奥さんは軽食コーナーのソフトクリーム(300円)、僕は売店で売っていた北海道のラムレーズンアイス(250円)。

ホント、食べてばっかりだ…。

軽食コーナーのソフトクリーム(300円)

軽食コーナーのソフトクリーム(300円)

僕は売店で売っていたラムレーズンアイス(250円)

僕は売店で売っていたラムレーズンアイス(250円)

そして、船内をまたブラブラ。

乗船記念の撮影コーナー

乗船記念の撮影コーナー

夕食はカップそばとパン

何をすることもなく、時間は19時過ぎ。

当初の予定では、下船してから小樽か札幌で食べる予定だったが、到着が遅れそうなので、船内で夕食タイム。

僕は家から持ってきたカップそば、奥さんは売店で買ったパン。パンはお値段高めでお味も微妙なので、持ち込む方がベスト。

夕食のカップそばとパン

夕食のカップそばとパン

フェリー連絡バスで札幌へ移動

小樽港(22:00)→時計台前(22:35) 【バス】フェリー連絡バス

出航時には22:30着岸予定とアナウンスされていたが、予定より早く、定刻50分遅れの21:35に小樽フェリーターミナルへ着岸。

小樽港へ着岸した「はまなす」

小樽港へ着岸した「はまなす」

久しぶりにやってきた小樽フェリーターミナル

久しぶりにやってきた小樽フェリーターミナル

航行中は快晴のところもあったが、北海道はあいにくの雨。やはり、北だけに少し肌寒い。

当初の計画では、小樽築港まで歩いて、JRで札幌へ移動する予定だった。しかし、到着が遅れただけでなく、雨も降っているので、札幌行のフェリー連絡バスで移動することにする。フェリーターミナルの玄関で待つこと10分、しばらくして札幌行きの連絡バスが到着。

小樽フェリーターミナルの玄関でバスを待つ

小樽フェリーターミナルの玄関でバスを待つ

バスは、小樽フェリーターミナルを22時ちょうどに出発して、途中から高速道路に入る。

どうやら小樽〜札幌間を結ぶ高速バスの小樽側バス停を一部変更しているだけのようで、終点の札幌駅までいかなくても、途中のバス停が下車できるようだ。ホテルにより近いところで降りたかったので、終点の札幌駅の手前の時計台バス停で下車する(22:35着)。

料金は590円、所要時間35分だったので、結局はJRを使うよりも安くて早く移動できた。

3泊お世話になる「チサンホテル札幌」へチェックイン

時計台前バス停を降りて、少し道に迷いつつ、今宵の宿「チサンホテル札幌」へチェックイン。

今日から3泊お世話になるホテルだ。1泊目はセミダブル1泊4300円/室、2〜3泊目はセミダブル1泊7600円/室。2〜3泊目は少し高めだが、1泊に付き3000円のJR TOWERチケットが付いている。JR TOWERチケットは、札幌駅構内のほとんどのお店で利用することができる。

他にも、1泊目の特典として、発泡酒(2本)・ミネラルウォーター(2本)・メンズアメニティセット・レディースアメニティセットなど、特典満載だ。

発泡酒(Relax)とミネラルウォーター

発泡酒(Relax)とミネラルウォーター

男性用アメニティ一式

男性用アメニティ一式

女性用アメニティ一式

女性用アメニティ一式

セミダブルベットはちょっと狭いけど、洗練されたデザインの部屋。液晶テレビはちょっと小さめ、風呂やトイレがかなり狭いのがちょっと難。しかし、料金を考えれば、大満足だ。

液晶テレビ・スボンプレッサー・ポットも完備

液晶テレビ・スボンプレッサー・ポットも完備

二人で寝るにはちょっと窮屈なセミダブル

二人で寝るにはちょっと窮屈なセミダブル

お風呂はちょっと狭め

お風呂はちょっと狭め

部屋での休憩もそこそこに、明日の朝食を買出しに、北海道旅行でおなじみのセイコーマートへ。ついでに、明日のツアーの集合場所も確認したが、北海道旅行で幾度も通ったことがある場所で、事前確認の必要もなかった。

フェリーが遅れたこともあり、日付が変わる頃にホテルへ戻り、お風呂に入った後、眠りについた。

今宵の宿情報

ネストホテル札幌駅前

(060-0002 札幌市中央区北二条西2-9)

JR「札幌駅」南口より徒歩6分。大通り公園、札幌時計台もすぐそば。ビジネスや観光の拠点に最適。


今回泊まった部屋:  セミダブル (素泊まり)
今回の宿泊費(1人あたり):  2000〜2499円 
楽天トラベル  評価: ---  (口コミ)
・Trips管理人 評価: 3.0  (管理人提供宿泊レポート)



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