長崎ランタンフェスタと伊王島を楽しむやすらぎ旅行記

一度行ってみたかった、長崎の冬の名物詩「長崎ランタンフェスティバル」。そして、同じく一度いってみたかった島、それが「伊王島」だ。今回は、HISの支援が決定した「ハウステンボス」の訪問を兼ねた、長崎の夜の幻想的な灯りと島の自然を満喫する3泊4日の旅行記。

  
2日目 (2010年02月27日)
焼きたてパンの朝食

目覚めて、窓の外をみやると、静かなハウステンボスの街並みが広がる。

快晴とはいえないが、少し晴れ間が差している。しかし、天気予報によると、午後から崩れるんだとか・・・。

朝のハウステンボスは静かだ…

朝のハウステンボスは静かだ…

素泊まりプランなので、お腹がペコペコ。オープンの9時ちょうどに入国ゲートへ向かい、食料を求めて、園内に入る。

園内からホテルを望む

園内からホテルを望む

今日からチューリップ祭♪

今日からチューリップ祭♪

ストリートにディスプレイされたパン(偽物です)

ストリートにディスプレイされたパン(偽物です)

オレンジ広場前の売店「シーブリーズ」では、焼きたてパンの販売を発見。1個150円のレザンを買って、ベンチで食べる。ちょっと高めのパンだけど、とっても美味。ハウステンボスのパンはとってもおいしい。

シーブリーズで購入した焼きたてパン

シーブリーズで購入した焼きたてパン

パレスハウステンボスでオランダ娘(?)に変身

食後は、パレスハウステンボスまで散歩。チューリップがとってもキレイだ。

パレスハウステンボス

パレスハウステンボス

チューリップがとってもキレイ

チューリップがとってもキレイ

ちょっと寒くなってきたので、パレスハウステンボスの中にある美術館に入る。オランダ娘に変身できるコーナーがあったので、早速奥さんはオランダ娘(?)に変身。

それまでは誰もやっていなかったのに、奥さんが変身した途端に人だかりが…。お隣の国からやってきた女の子も悪戦苦闘しながら、変身していた。

変身方法の説明があり、自由に変身できる

変身方法の説明があり、自由に変身できる

本日オープンの「龍馬伝館」

最近盛り上がってきている、NHK大河ドラマ「龍馬伝」。ハウステンボスの観光丸がドラマに出演する縁で、ハウステンボス内に「龍馬伝館」が今日オープンするのだ。

今日オープンというのも何かの縁、せっかくなので「龍馬伝館」に入ってみる。ちなみに、ファミリエ会員も別途400円が必要だ。色々な展示があったものの、龍馬伝を見ていないので、何がなにやら・・・。

展示のボリュームもそれほど多い。また、ストーリーの展開に合わせて、展示替えをするらしい。ちなみに、今日オープンにも関わらず、並ぶこともなく入館することができ、館内もそれほど混雑していなかった。

本当に大丈夫かな? ハウステンボス・・・。

ハウステンボス内で期間限定でできた「龍馬伝館」

ハウステンボス内で期間限定でできた「龍馬伝館」

今後、ドラマにも登場する「観光丸」

今後、ドラマにも登場する「観光丸」

リーズナブルな「トロッティ」のランチ♪

暇そうにしているチューリーと写真を撮り終わると、ちょうど12時前。チーズワーフのセルフコーナーで「トロッティ」(900円)のランチ♪

くり抜いたパンの中に、チーズフォンデュが入っている。添えられた野菜やソーセージをチーズにつけて食べる。最後は、チーズが入っていたパンを食べてるのだ。これがなかなかうまい。

チーズワーフもガラガラで僕たちの貸切状態

チーズワーフもガラガラで僕たちの貸切状態

トロッティ(900円)

トロッティ(900円)

食後は、園内のお気に入りスポットに座り込んで、ほっこりタイム♪

お気に入りスポットでほっこり♪

お気に入りスポットでほっこり♪

園内をぐるっと一周「セグウェイツアー」

せっかくハウステンボスに来たということで、13時からの「セグウェイツアー」(50分/3500円)に参加する。前回は体験コースということで、20分程度を回っただけだったが、今回は時間たっぷりなので、園内をグルっと周るのだ。

僕たち以外にもう1組のカップルとインストラクターのおにいさんの5人でスタート。アートガーデンの広い空き地では、亀さんモード(安全モード)を外してもらう。そうすると、今まで掛かっていた速度制限が外れ、かなりのスピードが出るのだ。ちょっと怖いぐらい…。

数箇所でツーショットの写真を撮ってもらいながら、園内全体をほぼ周り、出発したアクティビティセンターに戻ってきた。かなり気持ちよかった♪

近未来の乗り物「セグウェイ」

近未来の乗り物「セグウェイ」

JRでハウステンボスから長崎へ

ハウステンボス(14:49)→長崎(16:06) 【快速】シーサイドライナー

ハウステンボスも満喫したので、そろそろランタンフェスタが開催されている長崎市内を目指すことにする。ホテルに預けていた荷物を受け取り、駅へ。

ホテルの正門玄関

ホテルの正門玄関

ハウステンボス駅

ハウステンボス駅

ハウステンボスから長崎までは、JR大村線の列車で一本。本来、ハウステンボス〜長崎間は片道1430円だが、2枚きっぷを購入すると、片道1300円になる。2枚きっぷは、1人で往復、2人で片道のどちらで使ってもいい。ということで、みどりの窓口で2枚きっぷを購入して、14:49発の快速「シーサイドライナー」に乗車する。

爆睡しているうちに、長崎へ到着(16:06着)。

長崎駅で迎えてくれたどでかい龍

長崎駅で迎えてくれたどでかい龍

駅構内もすっかりランタンフェスタモード

駅構内もすっかりランタンフェスタモード

レトロな雰囲気のビジネス観光ホテル「いけだ」

まずは、今宵の宿であるビジネス観光ホテル「いけだ」へ。駅から歩いて5分ちょっとほどだ。

今まで、宿泊予約サイトは「じゃらん」を常連サイトにしていた。しかし、長崎ランタンフェティバルをなめていたせいで、長崎市内のホテルはすべて満室。何とか予約できたとしても、JRで30分離れた諫早市内しか空いていなかった。

そこで、見つけてきたのが、大手旅行会社JTBグループの会社が運営している「るるぶトラベル」。ここで何とか見つけたのが、ビジネス観光ホテル「いけだ」だったのだ。「楽天トラベル」や「じゃらん」と比較すると、後発組であるが、ajaxを多用して使いやすく、反応も非常によく、ガッツリとホテル探しをしたいときには、ストレスなく使える、ここ最近オススメのサイトだ。

お世辞にも、1泊8400円/室とは思えないレトロな雰囲気のビジネスホテル。やはり、ランタンフェスタ価格であることは間違いない。北海道で宿泊した「ホテル みのや」を夫婦そろって思い出してしまった。

しかしながら、フロントのおじさんの対応は、とっても感じがよかった。

ビジネス観光ホテル「いけだ」

ビジネス観光ホテル「いけだ」

レトロな感じがする室内だが、テレビは液晶だ

レトロな感じがする室内だが、テレビは液晶だ

ちょっとお腹が減っていたので、おやつタイム♪

ハウステンボス園内のラフレシールで買っておいた「ガトー・タンドル」(180円)と龍馬伝館のオープン日記念でもらった「観光丸せんべい」がおやつ。「ガトー・タンドル」はチーズクリーム味のカスタードまんじゅうでとってもおいしいけど、内容の割には値段が高め!?

ラフレシールの「ガトー・タンドル」

ラフレシールの「ガトー・タンドル」

龍馬伝館に入館した時にもらったせんぺい

龍馬伝館に入館した時にもらったせんぺい

雨の中の長崎ランタンフェスティバル

重い荷物を下ろして身軽になったので、いざランタンフェスティバルへ。

港公園会場や中央公園会場のメイン会場をはじめとして、6会場を中心に街中がお祭り状態となっている。

ホテルから中央公園会場までは、徒歩10分もかからない距離なのに、なぜかいっこうに会場にたどり着けない。「なんでかなぁ〜」と思っているうちに、全然違う方向へ進んでいることに気づく。というわけで、ちょっと遠回りして、中央公園会場に到着する。

迷い込んだ市役所にもオブジェがあった

迷い込んだ市役所にもオブジェがあった

中央公園会場では、二胡という中国の伝統楽器の演奏が行われており、特有の音色にうっとり聞き入ってしまう。

中国の伝統楽器「二胡演奏」

中国の伝統楽器「二胡演奏」

ランタンのオブジェだらけ!

ランタンのオブジェだらけ!

中島川を渡り、長崎の繁華街「浜市アーケード」へ移動する。川もアーケードも、街のいたるところがランタンだらけになっている。まさしく、街を挙げたお祭りなのだ。

中島川沿いにもランタンが並ぶ

中島川沿いにもランタンが並ぶ

浜市アーケードもやっぱりランタンだらけ

浜市アーケードもやっぱりランタンだらけ

雨がポツポツから本降りになってきた。奥さんの折りたたみ傘が潰れたので、100円ショップで折りたたみ傘を買う。近頃はこんなものまで、100円で買えてしまうことに、感心してしまった。

傘をさしながら、ランタンフェスタの元祖である、新地の中華街へ。狭い路地に赤く照らす灯火は、雨のせいもあって、とっても風情がある。

風情がある中華街のランタン

風情がある中華街のランタン

港公園会場や唐人屋敷会場もゆっくり見たかったが、雨足が激しくなってきたので、ほどほどにして引き揚げる。

港公園会場は龍などの動物のオブジェが多い

港公園会場は龍などの動物のオブジェが多い

異国情緒あふれる唐人屋敷

異国情緒あふれる唐人屋敷

ボリューム満点の長崎名物「トルコライス」

時刻は19時過ぎ、そろそろお腹が減ってきた。ということで、夕食スポット探し。雨に濡れずに歩ける浜町アーケード街で物色してみる。

「チェーン店ばかりでなんだかいい店がないなぁ」と思っていたところで、長崎名物「トルコライス」のお店を発見。

さてさて、何気なく入ったお店の名前は「カフェ オリンピック」。少し待たされた後、お店に入って気づいた。店内には芸能人のサインがあり、手持ちのガイドブックにも掲載されている有名店だったようだ。

アーケード街の2Fにある「カフェ オリンピック」

アーケード街の2Fにある「カフェ オリンピック」

黄金伝説でも紹介されたらしい

黄金伝説でも紹介されたらしい

観光客も多いが、地元の若い女の子が多い。というのも、トルコライスのほかに、ドデカパフェがこの店のウリのようだ。大きいものでは、1メートルのパフェもある。構図的には、観光客はトルコライス、地元の女の子はパフェといった感じ。

デカ盛りパフェがお店のウリ

デカ盛りパフェがお店のウリ

スイーツ大好きな奥さんはパフェにも惹かれたようだが、せっかく長崎に来たということで、夫婦そろって「トルコライス」(924円)を注文。

長崎名物のトルコライスとは、ピラフの上にトンカツとパスタをのせ、デミグラスソースをかけた、いわば大人のお子様ランチ。ぶっちゃけ、太りそうな高カロリー食。すごく特別においしい料理というわけでないが、なんだか幸せになる一品。脂っこいので、見た目よりも食べ終わった後の満腹感は大きい。

長崎名物「トルコライス」(924円)

長崎名物「トルコライス」(924円)

旅行前にみたガイドブックの掲載店に行きたいなぁ〜と思っていても、いざ旅にでると、日程が合わなかったり、面倒で行かなかったりするものだけど、今回は偶然入ったお店が有名なお店だったので、ラッキーだった。

こういう出会いも旅の醍醐味だ。

期間限定!九州名物「ブラックモンデランデザート」

雨も少し小降りになってきたので、食後の散歩を兼ねて、再び中華街へ。人も少なくなり、しっとりとした雨の中、石畳を照らすランタンがとっても幻想的だ。

夜も遅くなり、だいぶん人が少なくなった中華街

夜も遅くなり、だいぶん人が少なくなった中華街

石畳を照らすランタンがとっても幻想的♪

石畳を照らすランタンがとっても幻想的♪

湊公園会場をもう一度見にいった後、街中のランタンを楽しみながら、ホテルまで街歩きを楽しむ。

ホテルへ戻る途中のファミリーマートで「ブラックモンブランデザート」を発見。九州地区を中心に販売されているアイス「ブラックモンブラン」のケーキバージョンだ。そういえば、秘密のケンミンショーでやっていたことを思い出し、奥さんが興味半分で買う。

ちなみに、僕は「たらみのミックスゼリー」。製造しているのは長崎県の会社なのだ。まさしく、その土地ならではの名産。といっても、このゼリーは大阪のファミリーマートでも販売されているのだが…。

期間限定の「ブラックモンデランデザート」(190円)

期間限定の「ブラックモンデランデザート」(190円)

長崎名産!たらみのゼリー

長崎名産!たらみのゼリー

ホテルに戻り、おやつタイム。ところで、「ブラックモンブランデザート」を食べた奥さんの感想は、「普通のチョコケーキ」だった。二度目は無いのだとか…。

単なるチョコケーキだった「ブラックモンブランデザート」

単なるチョコケーキだった「ブラックモンブランデザート」

明日は、いよいよ伊王島。明日は晴れるようなので、ワクワクしながら眠りについた。

今宵の宿情報

ビジネス観光ホテルいけだ

(850-0036 長崎県長崎市五島町6?23)

長崎駅東口出口より徒歩7分の好立地。オフィス街や観光地に近く、ビジネスにも観光にも絶好のロケーション。平日のご宿泊には朝食無料サービス!


今回泊まった部屋:  ダブル (素泊まり)
今回の宿泊費(1人あたり):  4000〜4499円 
じゃらん 評価: 4.4  (21件の口コミ)
楽天トラベル  評価: 4.33  (606件の口コミ)
・Trips管理人 評価: 2.0  (管理人提供宿泊レポート)

総合評価 (Trips独自): 70 点   ※Trips独自評価基準について


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