「北海道フリーパス」で巡るグリーン車旅行記

北は豊富、西は洞爺、南はえりも岬、東は納沙布岬…。北海道フリーパス(2人用)を片手にグリーン車とB寝台車を駆使して、奥さんと夏の北海道を駆け巡った、8泊9日の旅行記!
※本旅行記は2006年の記録です。最新の北海道旅行記『2008年夏「北海道フリーパス」で巡る北海道旅行記』もごらんください!

  
2日目 (2006年08月26日)
朝ごはんはコンビニパン&おにぎり

9時過ぎに起床。一晩中北上を続けていた船は佐渡島沖を航行中だ。佐渡島沖といえど、かなりの距離があり、見えるわけではない。朝ごはんは前日コンビニで買っておいたパンとおにぎり。食後はデッキで海を眺める。

現在位置を表示するモニター

現在位置を表示するモニター

後方デッキからの眺め

後方デッキからの眺め

昼ごはんはカップちゃんぽん

フェリーの過ごし方といえば、「食べる」「寝る」「海を見る」だ。何をすることもなく気がつけば、お昼ごはんの時間。メニューは、カップちゃんぽん。

珍しいどん兵衛のちゃんぽん

珍しいどん兵衛のちゃんぽん

食後はお風呂に入ったり、ノンビリと海を眺めたり、船内を散策したり…。こんな優雅な時間が、日常から旅の世界への切替の役目を果たす。朝ごはんは前日コンビニで買っておいたパンとおにぎり。食後はデッキで海を眺める。

前方にあるフォワードサロン

前方にあるフォワードサロン

雲もゆったり〜

雲もゆったり〜

コイン式マッサージコーナーもある

コイン式マッサージコーナーもある

夕食はディナーバイキング

朝・昼とコンビニ食で節約をしたので、夕食は少しリッチにディナーバイキング(1600円)。ジンギスカン、鮭のチャンチャン焼、じゃがチーズ、コロッケ、カレー、パン…などが並ぶ。昨年よりも200円安くなっている分、質も落ちている気がした。おまけに、あらゆるモノが冷めているのも頂けない。期待していただけに、ガッカリ(T_T)

ディナーバイキング

ディナーバイキング

夕食の後は気をとりなおして、夕日を見るためにデッキに出る。小樽ももう間近だ。

後方デッキから見た夕景

後方デッキから見た夕景

北海道上陸

小樽フェリーターミナル→小樽築港 【徒歩】
小樽築港(21:24)→札幌(22:04) 【JR普通】

20:45、小樽フェリーターミナルに到着。いつものごとく、小樽築港まで2キロ程度を歩く。この道のりがこれから始まる旅に対する期待を増幅させる。

これから1週間お世話になる「北海道フリーパス(グリーン車用)」を見せて、小樽築港の改札口を通り抜ける。このフリーパスは、7日間有効。グリーン車だけでなく、B寝台車も乗り放題。2人用だと、1人あたり31600円。少し高い感もあるが、B寝台を宿代わりに利用すれば、十分に元が取れる。

小樽築港21:24発の普通列車で札幌へ移動する。22:04札幌到着。

札幌駅

札幌駅

今宵の宿は、寝台特急「まりも」

札幌(23:10)→釧路(翌朝5:10) 【特急】まりも(B寝台)

コンビニで買い物を済ませた後、札幌23:10発の寝台特急「まりも」に乗り込む。ちなみに、指定券は旅行出発前に確保していた。この北海道フリーパスは、JR西日本では発売していない。そのため、大阪駅構内にあるJR四国ワーププラザ(JR四国直営の旅行会社)でいつも購入している。もちろん指定席も同じだ。

隣のホームは稚内行寝台特急が出発

隣のホームは稚内行寝台特急が出発

寝台特急「まりも」

寝台特急「まりも」

寝台列車は一路東を目指す。二人とも下段が指定され、上段には誰も来ることはなかった。


[旅行記に出てくる地域近辺の宿かも?]