9時過ぎに起床。一晩中北上を続けていた船は佐渡島沖を航行中だ。佐渡島沖といえど、かなりの距離があり、見えるわけではない。朝ごはんは前日コンビニで買っておいたパンとおにぎり。食後はデッキで海を眺める。
現在位置を表示するモニター
後方デッキからの眺め
フェリーの過ごし方といえば、「食べる」「寝る」「海を見る」だ。何をすることもなく気がつけば、お昼ごはんの時間。メニューは、カップちゃんぽん。
珍しいどん兵衛のちゃんぽん
食後はお風呂に入ったり、ノンビリと海を眺めたり、船内を散策したり…。こんな優雅な時間が、日常から旅の世界への切替の役目を果たす。朝ごはんは前日コンビニで買っておいたパンとおにぎり。食後はデッキで海を眺める。
前方にあるフォワードサロン
雲もゆったり〜
コイン式マッサージコーナーもある
朝・昼とコンビニ食で節約をしたので、夕食は少しリッチにディナーバイキング(1600円)。ジンギスカン、鮭のチャンチャン焼、じゃがチーズ、コロッケ、カレー、パン…などが並ぶ。昨年よりも200円安くなっている分、質も落ちている気がした。おまけに、あらゆるモノが冷めているのも頂けない。期待していただけに、ガッカリ(T_T)
ディナーバイキング
夕食の後は気をとりなおして、夕日を見るためにデッキに出る。小樽ももう間近だ。
後方デッキから見た夕景
小樽フェリーターミナル→小樽築港 【徒歩】
小樽築港(21:24)→札幌(22:04) 【JR普通】
20:45、小樽フェリーターミナルに到着。いつものごとく、小樽築港まで2キロ程度を歩く。この道のりがこれから始まる旅に対する期待を増幅させる。
これから1週間お世話になる「北海道フリーパス(グリーン車用)」を見せて、小樽築港の改札口を通り抜ける。このフリーパスは、7日間有効。グリーン車だけでなく、B寝台車も乗り放題。2人用だと、1人あたり31600円。少し高い感もあるが、B寝台を宿代わりに利用すれば、十分に元が取れる。
小樽築港21:24発の普通列車で札幌へ移動する。22:04札幌到着。
札幌駅
札幌(23:10)→釧路(翌朝5:10) 【特急】まりも(B寝台)
コンビニで買い物を済ませた後、札幌23:10発の寝台特急「まりも」に乗り込む。ちなみに、指定券は旅行出発前に確保していた。この北海道フリーパスは、JR西日本では発売していない。そのため、大阪駅構内にあるJR四国ワーププラザ(JR四国直営の旅行会社)でいつも購入している。もちろん指定席も同じだ。
隣のホームは稚内行寝台特急が出発
寝台特急「まりも」
寝台列車は一路東を目指す。二人とも下段が指定され、上段には誰も来ることはなかった。