天気予報は快晴のはずだったが、なぜかどんよりした天気だ。沖縄の天気予報は当たらないというが、今日もそれ例に漏れずといったところか・・・。
ちょっとどんよりした天気
朝の散歩がてら、レンタルカートで園内をブラっと一周してみる。もうすぐ返却しないといけないので、いまのうちに乗っておかなければ!
今回の宿泊プランには、朝食券が付いている。この朝食券はブランチ利用することも可能だ。昨夜はバイキングでいっぱい食べたので、今朝はブランチにするはずだったが・・・。
やっぱり腹がぐぅ〜と・・・。そんなわけで、ブランチ利用ではなく、朝食として使うことにする。和食や中華もチョイスできたが、色々迷った挙句、昨夜と同じイタリアンブッフェレストラン「パラディ」へ向かう。
夜は賑やかだったビーチも朝は誰もいない
結論から言えば、「パラディ」を選んで正解だった。ネットの色んな旅行記を見ていていると、「夕食よりも朝食の方がよかった」という書きこみが多かったが、確かにうなずけるものがあった。
サラダ・ベーコン・スクランブルエッグなどの定番モノが揃う。その中で、とりわけオススメなのが、焼きたてパンとオムレツだ。焼きたてパンは、ロールパン・カスタードデェニッシュ・クロワッサンなど、どれもおいしい。缶詰のみかんの入ったパンプディングは個人的に一番気に入った。
そして、オムレツはオープンキッチンスタイル。コックさんがオーダーを受けて作ってくれる。3種類から選べるオムレツの中から、僕はチーズオムレツを注文。コックさんから熱々ののオムレツを受け取った後は、横においてあるミートソースをたっぷりかける。今までこういう食べ方をしたことがなかったが、これがなかなかマッチしている。とってもおいしかった。
定番モノのスクランブルエッグやベーコン
焼きたてパンとパンプディングがオススメ♪
チーズオムレツのミートソースがけ
最後のシメのデザートは、黒糖わらび餅のはちみつがけとコーヒー。これもなかなか美味。
黒糖わらび餅のはちみつがけとコーヒー
食事を終えると、青空が広がっていた。沖縄の天気は恋心のように、コロコロ変わる。
青空が広がる
心地よいドライブ♪
チェックアウトの11時に合わせ、部屋を片付け、フロントへ。レンタルカートを返却し、チェックアウトの手続きを済ませる。
そして、シャトルバスの出発まで2時間半ほど時間があるので、荷物を預かってもらう。
フロント横のテラス
レンタルカートを返却してしまったので、移動は自分の足のみ。朝食バイキングでいっぱい食べてしまったので、ダイエットを兼ねて、ホテル内をぐるっと歩いてみることにする。
カートでは何気なく登っていた上り坂もイザ歩いてみると、なかなかきつい。気づきはそれだけではない。木に実っているバナナなど、実際に歩いてみると、レンタルカートでは見えないモノも見えてくる。
基本的に歩道が整備されているので歩きやすい
この上り坂、歩いてみると意外としんどい・・・
徒歩ならではの発見(バナナかな?)
レンタカーとレンタルカートがいっぱい
ちなみに、園内のメインとなる周回道路を一周ぐるっとゆっくり歩いた際に時間を計ってみたが、30分ちょっとだった。
カヌチャベイホテル&ヴィラズ(13:30)→那覇空港(15:05) 【バス】カヌチャシャトルバス
13:30発のカヌチャシャトルバス6便で、カヌチャを離れる。往路と同じく、27人乗りの中型バス。往路は貸切状態だったが、今回は僕たち以外に2名(その1名は従業員?)のお客さんが乗っている。
旅の終わりは何とも憂鬱なものだ。もっと滞在していたいという思いとは裏腹に、着実に帰路を進む。途中、中城PAで5分ほどの休憩した後、那覇空港に到着(15:05着)。
那覇空港に到着したカヌチャシャトルバス
那覇空港→小禄 【普通】ゆいレール
小禄→パイナップルハウス 【徒歩】
パイナップルハウス→美栄橋 【徒歩】
美栄橋→那覇空港 【普通】ゆいレール
後は飛行機に乗るだけ、といきたいところだが、飛行機の出発時刻までは、あと3時間ほどある。これで、そのまま大阪へ戻ってしまうのももったいない。
そんなわけで、自動チェックイン機で手続きを済ませ、大きな荷物を預けた後は、ゆいレールでいく弾丸お買い物ツアー。まずはゆいレールをフル活用するので、1日乗車券(600円)を購入する。
ゆいレール那覇空港駅
まず目指す地は、「パイナップルハウス」。「ナゴパイナップルパーク」のサテライト的な土産物店。ここのパイナップルパイがお気に入りで是非買って帰りたいのだが、空港にも国際通りのお土産物屋さんにも見つからなかった。
そんなわけで、直接出向くことにしたのだ。ところが、これがまた辺鄙な場所にあり、レンタカーには優しいが、ゆいレールづかいには優しくない場所にある。
まずは、那覇空港駅からゆいレールで2駅移動した小禄で降りる。駅前のイオンの横の道をひたすら歩き、住宅街を抜けていく。かなりの早足で歩いたこともあり、小禄駅から15分ほどでパイナップルハウスに到着。
パイナップルハウス
「パイナップルパイ」は1箱1050円。2箱買えば、10%引き。さらに、買い物カゴを使って買い物すると、50円引きになる。そんなわけで、2箱買っておく。いろいろ試食があるので、一通り軽く頂いた後、時間もないので、退散する。
お気に入りのパイナップルパイ
次なるターゲットは、もずくだ。もずくが安いのは、やっぱり公設市場。そんなわけで、今度は小禄ではなく、奥武山公園まで徒歩で歩き、ゆいレールに乗る。高校生の帰宅ラッシュのせいで、車両はいっぱい、そして、ちょっと遅れ気味。
そして、1日目にもお世話になった美栄橋で下車し、国際通りまで歩く。この時点で、飛行機の出発まで、あと2時間!?
奥武山公園駅
公設市場でゲットしたもずくは、1キロ500円。土産物屋さんと比べると、かなり安い。
朝食ブッフェの後、何も食べてなく、ちょっとお腹が減ったので、スーパーでスパムおにぎりを購入。最近は本州でもたまにみかけるが、やっぱり沖縄のモノが安くてウマイ。
ガチャガチャした雰囲気がいい公設市場
うまい!スパムおにぎり♪
最後に、美栄橋駅のすぐ横にあるビックワンというスーパーで、麩・スパム缶・沖縄そばカップめんなどを購入。本州や土産物屋で200円弱で売られているカップめんも、スーパーならば98円。沖縄食材を買うならば、やっぱ地元のスーパーがお得だ。
これで買い物も完了。美栄橋からゆいレールで那覇空港へ。空港へ戻ると、出発カウンター付近に難民のごとく、座りこむこと達が…。どうやら、昨日の東京近辺の大雪でまだ東京へ帰れていない人がいるようだ。
那覇空港へ戻ってくると、ちょうど飛行機の出発1時間前だった。
夕日は旅の終わりを感じ、なんだか切ない
再び、那覇空港に戻ってきた
東京方面はまだかなり遅れが出ていた
那覇空港(18:35)→伊丹空港(20:30) 【飛行機】日本航空2088便
那覇空港18:35発の伊丹行きJAL2088便は、ほぼ予定どおり出発。機内はガラガラ、ノンビリくつろぎつつ、まだまだ寒さの厳しい大阪へ帰り着いた。
那覇空港の夕焼け
ずっと行ってみたった「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」の率直な感想は、一言では言えない。
まず広さは思っていたよりもやや広かったかもしれない。また、予想以上にホテル内は平坦ではなく、丘陵地に位置しているせいもあり、坂が多かったことだ。
また、ホテル棟が分散しているせいもあり、全体的にまとまりがないように感じられた。プールや売店など色々あったが、滞在して過ごすにはもう少し遊びドコロが欲しいかなといった感じだ。
実は、2008年に旅した『「ココガーデンリゾートオキナワ」長期滞在旅行記』の計画の際、最初の段階では、このホテルも一応候補に入れていのだ。(最終段階では宮古島との二択だったが・・・)
ホテルをベースにして、美ら海水族館など観光するなら別だが、ホテルでじっくりと長期滞在するのであれば、やはりココガーデンの方がオススメかもしれない。ココガーデンであれば、無料でくつろげるカフェスペース、ルネッサンスを含めた色々なプログラムやレストランの利用など、やはり飽きることがないからだ。今にして、ココガーデンにして正解だったことを改めて感じさせられた。
最近、沖縄本島では色々なホテルがオープンしている。ずっーと気になるカヌチャを制覇した後、次に気になるホテルといえば、「ホテル日航アリビラ」。パッとみたところでは、ごく普通のリゾートホテルに見えるが、様々なガイドブックやサイトを見ていると、すこぶる評判がよい。
話題のLCCなどを利用して、また旅に出てみたい・・・。
(終わり)