「ココガーデンリゾートオキナワ」長期滞在旅行記

1週間の秋(?)休み。ゆったりとした旅を求めて、ルネッサンスリゾートグループの一つである「ココガーデンリゾートオキナワ」に長期滞在。あえて観光はせず、ホテルにじっくり滞在して、ルネッサンスリゾートグループの各ホテルと宿泊特典を満喫した6泊7日の旅日記。

  
1日目 (2008年10月26日)
(プロローグ) ホテルに滞在する旅

会社からもらった1週間のリフレッシュ休暇。おまけに、少ないながら、休暇のための一時金も支給される。

今年7月の北海道旅行は、ひたすら夜行列車で道内を駆け巡った、いわゆる「動」な旅。今回は仕事で疲れた体を休めるため、そして、「動」の旅の反動からか、「静」の旅を求めることにした。

まず、旅行会社でパンフレット探し。前回は北を目指したので、今回はやっぱり南。そうなれば、沖縄しかない。そこで、沖縄方面、かつ、長期滞在プランの掲載されたパンフレットを必死に収集。

『2008年夏「北海道フリーパス」で巡る北海道旅行記』の帰りの飛行機で見たJAL機内誌に触発され、ヨロンへ再び訪れることも考えたが、あいにく関西発の長期滞在プランが見つからない。さらに、最近の旅の経験則からいって、『一度行ったことがある場所よりも、初めての場所の方がワクワク』して楽しいのだ。

そんな中で注目したのが、JALツアーズ主催のJALステージ「長期滞在プラン」。とりわけ気になったのが、宮古島にある「リゾートヴィラ ブリッサ」と、沖縄本島にある「ココガーデンリゾートオキナワ」の二つだ。最後は、この二択になった。

前者の宮古島のプランは6万円弱と価格はお安めだが、コンドミニアムタイプのホテル。食事も数回が付いているだけで、基本的に食事は別。ただし、近所のスーパーへのシャトルバスが運行されていて、部屋にはキッチンもあり、自炊ができる。おまけに、ジャンボ操縦士の訓練で有名な下地島へ行くこともできる。しかし、奥さんにこのプランを提案すると、せっかくの長期休暇なのに、キッチンで自炊なんかしたくないと…。

一方、「ココガーデンオキナワ」の方は、約8万円強。お値段は高めだが、すべての日程で朝食と夕食が付いている。さらに、特典がてんこもり。連泊特典として、全日程で昼食付、アフタヌーンティーサービス、スプラッシュマリンチケット(3500円分)などなど、数々の特典が付いてくるのだ。まさしく、お姫様気分のホテルに奥さんは気に入ってしまった。
※特典はてんこもりなので、旅行記の中で紹介していきます!

2ヶ月前の8月下旬にJALホームページでツアーを予約。JALステージの特典として、JALライナーと呼ばれる観光ツアーも利用できるので、同時予約した。基本旅行代金は81800円だが、往路は伊丹便を選択(+5000円)、復路は最終の関空便(+2000円)をチョイスしたので、合計88800円。

しかし、会社で入っている福利厚生サービスのWebサイト経由で予約したため、5%オフとなり、最終的に支払い価格は84360円となった。

こうして、今まで体験したことのない、同じホテルで6連泊過ごす滞在型リゾートの旅へ出た。

JALで伊丹から沖縄へひとっとび♪

伊丹空港(8:30)→那覇空港(10:35) 【飛行機】日本航空JAL2081便

早朝5時半に起きる。あいにくの雨の中、伊丹空港を目指す。

いつもならば、空港カウンターの自動チェックイン機でチェックインを行い、搭乗券を受け取るところだが、今回は初の「Webチェックイン」&「Quic」を試してみることにした。

「Webチェックイン」とは、事前にパソコンや携帯でチェックインできる機能。これをやっておくと、空港でのチェックイン手続きは不要となる。いつもは、適用外の「おともdeマイル」運賃を利用するので機会がなかったが、今回のツアーは個人包括運賃(IIT)のため、Webチェックインが可能なのだ、

まずは、重い荷物を預けようと、手荷物カウンターの荷物チェックを受けようとしたが、搭乗券がないので、どうしたらよいのやら…。そこで、係員のおねえさんに聞いてみると、JALマイレージカードを見せて、搭乗便を伝えるだけでよいとのこと。

荷物を預けて身軽になったので、まずは朝ごはん。空港の中にある「マコーズベーグル」でテイクアウト。選んだメニューは「マンハッタンブレックファスト」(441円)。ベーグルは好きなテイストを選べ、今回は北海道産栗かぼちゃをチョイス。選ぶテイストによっては、追加料金が必要だ。

テイクアウトしたベーグルを持って、セキュリティゲートへ。ここでは、JALマイレージカード(IC対応)をICOCAのようにピッと端末にかざすだけ。そうすると、お客様控えのレシートが出てきて、搭乗ゲートや座席が記載されている。さらに、今はキャンペーン期間中でレシートの裏にはマクドナルドのクーポンがもれなく印刷されているのだ。

奥さんは、ハズレに相当する「プレミアムコーヒー(Sサイズ)」がもらえるクーポン。僕は、大当たりに相当する「ビックマックセット」。奥さんはかなり悔しそう…。

搭乗ゲートの横でようやく朝ごはん。ベーグルのお味は、何がマンハッタンなのか分からないけど、卵、ベーコン、レタスがサンドされている。以前に食べたBLTサンドの方がちょっとおいしかった気がするかも…。

「マンハッタンブレックファスト」(441円)

「マンハッタンブレックファスト」(441円)

卵・ベーコン・レタスがサンド

卵・ベーコン・レタスがサンド

今回搭乗する飛行機は、伊丹から那覇を目指す時には常連となっている、伊丹8:30発のJAL2081便。ボーイング社B777型の大型機だ(ある意味中型?)。

15番ゲートより搭乗する。いつもならば、搭乗ゲートの自動改札機に搭乗券を入れるところだが、今回はクイックなので、まるでJRに乗る時のように、搭乗ゲートの読み取り機にICカードをかざすだけ。ビジネス路線でなくリゾート路線だけあり、クイックの人は少なく、ちょっとカッコイイ感じ♪

ボーイングB777型機

ボーイングB777型機

あいにくの雨の中、ほぼ定刻に出発。神戸空港を霞め、さらに高度を上昇。そして、いつの間にか雲の上へ。雲の上へ来てしまえば、天気など関係はない。青空の中、順調に南を目指す。

長距離路線とあってか、通常ならばドリンクサービスのみだが、沖縄ならではの黒糖のサーヒスも…。その黒糖もちょっと変わっていて、ミント黒糖だった。さらに、「ちゅらナビ」と題した観光ガイド小冊子も配布されたので、飽きることがなかった。

種子島上空を通過する頃には、すっかりお天気もいい感じ。奄美大島を空から望むことができた。沖縄本島をぐるっと南側へ回り込こんで、無事に那覇空港へ着陸(10:35着)。

那覇空港に到着したJAL2081便

那覇空港に到着したJAL2081便

ガラガラの空港リムジンバス

那覇空港(11:40)→ルネッサンスリゾート(12:35頃) 【バス】空港リムジンバス「芭蕉5号」

荷物を受け取り、一歩空港の外へ出ると、なんともいえない湿度の高さと蒸し暑さ。さすがは、沖縄だ!

空港からホテルへは、まず空港リムジンバスでルネッサンスリゾートオキナワへ向かい、そこから無料シャトルバスで今日から6泊お世話になるココガーデンリゾートオキナワを目指す。

JALステージのパンフレットによると、空港リムジンバス芭蕉号の一番早い便は13:30となっていたが、事前にネットでそれよりも早い便があることは確認しており、11:40の始発便に乗る予定だ。

事前送付された案内書によると、到着ゲート横の空港リムジンバス案内所へ行くように指示されていたが、案内所がオープンするのは11時から。ということで、空港内をウロウロして時間つぶし。

ようやく案内所がオープンしたので、係員にリムジンバスのクーポンを見せてみると、乗車券に交換するわけでもなく、バス乗り場を案内されただけだった。ちなみに、空港リムジンバスの乗車券は今回のツアーに含まれており、観光券でそのまま乗車できるようだ。

空港バスのパンフレットによると、バスは出発15分前にやってくるらしい。また、定員制のため、満員になると乗車できないとのこと。そんな脅し文句があったので、念には念を入れて、20分以上も前からバス乗り場に並んでみる。

満員かもしれないという心配は杞憂に終わり、3割程度の乗客を乗せた、空港リムジンバス「芭蕉5号」は定刻11:40に那覇空港を出発。

那覇空港リムジンバス乗り場

那覇空港リムジンバス乗り場

ガラガラの車内

ガラガラの車内

途中で高速を走り、バスは快調に沖縄本島を北上。約1時間ほどで、ルネッサンスリゾートオキナワへ到着(12:35頃着)。

1年ぶりにやってきた「ルネッサンスリゾートオキナワ」

ルネッサンス(13:00)→ココガーデン(13:15) 【バス】無料シャトルバス

1年にやってきたルネッサンスリゾートオキナワ(詳細は「ルネッサンスリゾートオキナワ」に泊まる沖縄旅行記参照)。

しかし、今回宿泊するのは、グループホテルの「ココガーデンリゾートオキナワ」。価格的にいえば、このルネッサンスリゾートがフラグシップホテルとなっており、一番高い。しかし、こちらが「動」いわばアクティブなリゾートであるならば、ココガーデンは大人の落ち着いた「静」リゾート。それぞれのホテルで特色はあるが、ロイヤルガーデンオキナワを含む3つのグループホテルは全体でリゾートを演出しており、このルネッサンスリゾートへも滞在中には幾度も訪れることになるだろう。

久しぶりにやってきたルネッサンスリゾートオキナワの広いロビーでシャトルバスを待ち、13時ちょうどのシャトルバスへ乗り込む。途中、ロイヤルガーデンオキナワを経由して、30分ほどで6日間お世話になるココガーデンオキナワへようやく到着。

リゾート気分まんてんのシャトルバス

リゾート気分まんてんのシャトルバス

6日間お世話になる「ココガーデンリゾートオキナワ」

いよいよやってきた「ココガーデンリゾートオキナワ」。入り口はナント住宅街の奥にあり、「こんなところにリゾートが!」といったロケーションでびっくりする人も多いようだが、昨年ルネッサンスリゾートを訪れた際にシャトルバスの車窓から眺めていたので、それほど驚きはなかった。

やってきました!ココガーデンオキナワ

やってきました!ココガーデンオキナワ

玄関から一歩でると、そこは団地…

玄関から一歩でると、そこは団地…

フロントで名前を告げて、チェックイン。チェックイン手続きは、フロントカウンターではなく、横にあるソファでゆったりと…。すでにリゾートが始まっているのだ。

しかしながら、なかなか案内係の人が来ないので、奥さんはちょっとイライラ。せっかくリゾートに来たのだから、おおらかに過ごすせばいいのに…となだめる。

ようやく案内係の女性がやってくる。まずは、宿帳にサインをした後、さんぴん茶と黒糖のサービス。たいがいのさんぴん茶は飲みにくいイメージがあるのだが、なぜだかここのさんぴん茶はとっても飲みやすかった。

はじめに、食事券に関する案内。ココガーデンが提唱する「ココスタイル」。簡単にいえば、「朝食と夕食はすべて含まれています」というもの。さらに、3連泊以上の特典として、「Club CoCoカード」が付いている。このカードを使えば、指定レストランで昼食が無料でサービスとなる。つまり、使い方によれば、3食すべてが付いているわけだ。

その他にも、様々な特典が付いており、その案内が延々と続くのだ。(特典の紹介は、旅行記でフル活用した日記を随時紹介していきます!)

ココガーデンマークのナンバープレートが付いたワゴン車に乗り込んで、部屋まで案内してもらう。ココガーデンは、JALプライベートリゾートオクマやプリシアリゾートと同じく、広い敷地内にコテージが点在するタイプ。しかし、オクマやプリシアほど広くはなく、ほどよい広さと不便を感じさせないこじんまりさを兼ね備えている。

案内された部屋は、ガーデンデラックス1Fの部屋。残念ながら、1Fからはうっそうと茂る木(よくいえば、ガーデン)に視界を遮られ、海を見ることはできない。ちょっと残念…。ちなみに、ココガーデンは高台にあり、眺めのいい部屋はむしろグレードが下であるガーデンコテージなどの部屋らしい。

ガーデンデラックスの部屋が並ぶ棟

ガーデンデラックスの部屋が並ぶ棟

部屋は全体的にシックな雰囲気

部屋は全体的にシックな雰囲気

テレビはブラウン管

テレビはブラウン管

滞在中、お気に入りとなったソファー

滞在中、お気に入りとなったソファー

アメニティもなかなか豊富

アメニティもなかなか豊富

コーヒーも無料、海洋深層水は1滞在に1本サービス!

コーヒーも無料、海洋深層水は1滞在に1本サービス!

お風呂は普通、だけど広い♪

お風呂は普通、だけど広い♪

部屋に案内してもらった女性の方に、「何か質問はありませんか?」と聞かれたので、恥を忍んで聞いてみた。「Club CoCoに付いているランチ特典は今日から使えますか?」と…。

そぅ、まだお昼ごはんを食べていなかったのだ。ちなみに、「利用できます!」との返事。チェックアウト日は使えないけど、チェックインの日は使えるようだ。通常は14時チェックインだが、JALステージ特典でチェックインはいつでもOKだった。ちなみに、ランチは15時まで。

「Club CoCoカード」を使って、マカンマカンのランチへ

ココガーデン唯一のレストラン「マカンマカン」へ。「Club CoCoカード」を見せると、席に通され、本日のランチの説明を受ける。時間が遅いせいか、レストランはとっても静か。こんなお昼のひとときを味わえるなんて、なんだかとっても優雅な気分♪

今日のメニューは、「もずくのサラダ」「フカヒレ丼」「コーンスープ」「点心」、さらにデザートに「杏仁豆腐」。

ランチが無料になる「Club CoCoカード」

ランチが無料になる「Club CoCoカード」

とっても優雅なひととき♪

とっても優雅なひととき♪

もずくのサラダ

もずくのサラダ

フカヒレ丼&コーンスープ、とっても美味♪

フカヒレ丼&コーンスープ、とっても美味♪

特製のタレを付けて食べる点心

特製のタレを付けて食べる点心

おまけに、杏仁豆腐付き

おまけに、杏仁豆腐付き

無料のランチだけど、大阪で食べたら、間違いなく2000円以上はしそう〜。こんなに食べ続けたら、旅行が終わる頃にはかなり太っていそう…

まずは、ココガーデン散策♪

食後はホテルの中を散策してみることにする。

宿泊予約サイトの口コミに書いてあったいくつかの悪評にさっそく遭遇。1つ目が時折ほのかに漂ってくる馬糞ちっくな香り。確かにリゾートというには微妙なにおい。2つ目が高台にあるホテルからの眺め。高台といえば聞こえはいいが、眺めがあまりにも所帯じみているのだ。学校のチャイム、パチンコ屋、スーパー、発電所…。特に昼間が微妙。しかしながら、夜は一転してとってもキレイな夜景になるのだ。

ホテルからの眺め

ホテルからの眺め

はじめに悪口を書いてしまったが、悪口はここまで。さすがはリゾートだけあって、色々と設備は充実。こじんまりとしたライブラリーでは沖縄ライクな本のほかに小説もあり、借りることもできる。インターネット端末も2台設置されており、旅の情報収集に便利。自由にもらえる黒糖がおいてあるのも口寂しい時にはうれしい心配り。

自由に本を読めるライブラリー

自由に本を読めるライブラリー

ハンモックでゆったりと本を読みながら…、といきたいところだが、このハンモックのある場所はホテル内でいうところの大通り。掃除のおばちゃんや宿泊客がウロウロしているので、ゆったりというのはちょっとビミョーかな…。

ちょっと落ち着かないハンモック

ちょっと落ち着かないハンモック

「ちゅらら」事件!

部屋に戻って、奥さんがアメニティを物色。そうすると、「ちゅらら」がないと…。「ちゅらら」とは沖縄の海洋深層水でできたクレンジング化粧品。事前にホームページで見て、これを楽しみにしていたので、奥さんは大騒ぎ!

そんなわけで、フロントへ電話してみる。「置いてあるはずですが…」「いえ、ないです」みたいな押し問答を2〜3回繰り返した後、ようやく部屋へ持ってきてくれることになり、一件落着。

奥さんは「ちゅらら」を見て、満足そう・・・。

無事に部屋にやってきた「ちゅらら」

無事に部屋にやってきた「ちゅらら」

ソープ&アロママイスターサービス

たくさんある特典の中から、早速「ソープ&アロママイスターサービス」を予約する。このサービス、4連泊以上の女性向けのサービスだ。電話で予約すると、15分ほどで部屋に女性スタッフが登場。大きな道具を抱えて、部屋に入ってきた。そして、道具を広げると、とってもいい香りが…。

このサービスは、多くの種類のソープ(せっけん)とアロマの中から好きなものを2つずつチョイスできるのだ。もちろん、特典で付いているので、無料。

奥さんと二人で色々と説明を受けながら、においをクンクン。たまに強烈なにおいのものもあったけど、最終的にチョイスした、シークワーサーとはちみつのソープを切り分けてもらう。そして、アロマオイルはオレンジエッセンシャルとベルガモット。はちみつは食べたくなるような、あまーいにおいが漂っていた。

シークワーサーとはちみつの石鹸

シークワーサーとはちみつの石鹸

アロマオイルはオレンジエッセンシャルとベルガモット

アロマオイルはオレンジエッセンシャルとベルガモット

今回のマイスターの女性は、とっても感じのいいかわいらしい女性。洗練されたホテルマンといった雰囲気じゃないけど、とってもあったかい感じで一生懸命さの伝わる人だった。

優雅なアフタヌーンティーのひととき♪

そのマイスターに、アフタヌーンティーの案内を受ける。これは連泊特典ではなく、宿泊客ならばだれでも受けれるサービス。15時〜17時の間であれば、ホテルの好きな場所へアフタヌーンティーセットを持ってきてくれるのだ。

初日ということで、まずは部屋へ持ってきてもらうようにお願いする。ほどなく、玄関のベルが鳴り、おやつが到着。今日のデザートは、カスタード&紅芋タルト。

飲み物は注文時に指定できる。僕はすっかりはまってしまったさんぴん茶、奥さんはコーヒーを注文。もちろん、これも無料サービスだ。

アフタヌーンティーで午後のひととき

アフタヌーンティーで午後のひととき

選べる夕食「ココスタイル」

今回の宿泊プランでは、3つのホテルにある4つのレストランから自由に選択することができる。

■「広東小吃菜」 レストラン マカンマカン(ココガーデンオキナワ内)
■「アジアンパシフィックディナー」 セイルフィッシュカフェ (ルネッサンスリゾートオキナワ内)
■「沖縄郷土料理」 和食レストラン 彩 (ルネッサンスリゾートオキナワ内)
■「ちゃんぷる〜バイキング」 チュウチョオ (ロイヤルガーデンオキナワ内)

6泊で6回分の夕食が付いているので、日替わりで回れば、すべてを制覇することができる。初日に選んだのは、チュウチォウの「ちゃんぷる〜バイキング」。冊子などの案内では土日のみとなっているが、このシーズンは平日も含めて毎日営業しているとか…。

部屋の電話で早速予約する。ちなみに、各ホテルのレストランは早々と希望時間が満席になることも多く、要注意だ!

ロイヤルガーデン チュウチョウの「ちゃんぷる〜バイキング」♪

ココガーデン(17:30)→ロイヤルガーデンリゾート(18:00) 【バス】無料シャトルバス

17:30発のシャトルバスでロイヤルガーデンオキナワへ移動する。ココガーデンからロイヤルガーデンへの直通はなく、ルネッサンス→ロイヤルガーデン→ココガーデン→ルネッサンスと循環している。つまり、ルネッサンス経由で向かうことになる。直通でいけば、15分もかからないが、ルネッサンスを経由するため、所要時間は30分。

ロイヤルガーデンオキナワは、グループの3ホテルの中で一番リーズナブル。豪華&にぎやかさがウリの「ルネッサンスリゾート」、静かさとゆとりがウリの「ココガーデン」、リーズナブルがウリの「ロイヤルガーデン」。そのため、ロビーもそれほど大きくなく、リゾート感もそれほどない。

「潮州(チョウシュウ)」はフロントと同じ階にある中華レストラン。18時過ぎに入店したが、店内はガラガラ。僕たち以外には2組がいる程度。夜景がキレイな窓側の席に案内される。子供がいる家族連れにも配慮をしているようで、子連れ客と子無し客で案内するエリアを分けているようだった。

ガラガラの店内

ガラガラの店内

食事のメニューは、沖縄料理&中華料理。焼酎バイキングの案内もあったが、初日からぶっ飛ばすわけにもいかず、お冷で我慢。

中華ならではの前菜にはじまり、本格的な中華料理が並ぶ。「ちゃんぷる〜バイキング」という名に恥じず、ゴーヤーちゃんぷる、そーめんちゃんぷる、とうふちゃんぷる、からし菜ちゃんぷるなどなど、他にも色々なちゃんぷる〜が並ぶ。これがまた、どれもこれもおいしいのだ。

天ぷらも単なる天ぷらではない。もずく、紅芋、魚(ぐるくん?)などなど、沖縄ならではの食材が並ぶ。そして、点心も充実。シュウマイ、餃子、ごま団子、春巻きなどなど、熱々の食材が並ぶ。

ホテルのバイキングといえば、なぜかカレーが登場する。このバイキングもそうだ。しかし、少し変わっているのは、ここのカレーはなぜかレッドカレー。おまけに、インド人っぽい(もしくは東南アジア系)コックさんが登場し、「これはすごく辛いよ〜」とアピール。そのアピールどおり、特有の香辛料たっぷりの本格派。そして、ちょー辛かった。

中華&ちゃんぷる〜づくしのバイキング

中華&ちゃんぷる〜づくしのバイキング

最後にデザート。デザートにうるさい奥さんの評価はいかに!

「いまいち・・・」

ケーキは数種類あったが、どうもありがちな冷凍モノっぽい雰囲気(実際はどうか分からないが…)。一度食べただけで、「お代わりしたいとは思えない味」という評価。

しかしながら、チョコレートフォンデュがあるのはポイントが高い。とはいえ、このチョコレートフォンデュも初めての時は楽しいんだけど、何度か体験すると、それほどおいしいものでもないかも…???

奥さんの評価がいまいちなデザート達

奥さんの評価がいまいちなデザート達

ところで…、奥さんがつい見てしまったもの。それは、チョコレートフォンデュの滝の中に手をつっこむおばさん。よっぽど熱かったのか、かなり焦っていたようだ。手がチョコまみれになっていたおばさんの目的はいったい何だったんだろうか…?

僕たちが席を立つころには、満席状態になっていた。おそらく、島内をドライブ&観光していた人たちがホテルへ戻ってきて食事をするので、ピークが少し遅めのようだ。

総合評価としては、デザートを除いては、かなりいい感じのバイキング。通常ならば、3500円のバイキングなので、当然といえば当然ではあるが…。

マカンマカンテラスでコーヒータイム♪

ロイヤルガーデンリゾート(19:45)→ココガーデン(20:00) 【バス】無料シャトルバス

19:45発のシャトルバスでココガーデンへ戻り、コーヒータイム♪

レストラン「マカンマカン」の片隅にあるテラス席はフリースペース。コーヒーマシンが置いてあり、朝から晩まで好きな時に、セルフサービスでコーヒー・紅茶を楽しむことができる。もちろん、無料だ!

レストラン「マカンマカン」のテラス席

レストラン「マカンマカン」のテラス席

木のイスと温もりのあるライト、落ち着く空間だ

木のイスと温もりのあるライト、落ち着く空間だ

泡盛カクテルナイトのひととき

初日から至れり尽くせりで大満足のココガーデンステイ。

これで一日が終わりと思いきや、まだまだイベントが続く。21:30から事前に予約しておいた、あしびなぁープログラム「泡盛カクテルナイト」に参加する。

JALステージの特典として、「あしびなぁーフリーパス」が付いている。このフリーパスを使えば、3ホテルで実施される「あしびなぁープログラム」に無料で参加することができる。ちなみに、泡盛カクテルナイトは通常500円のイベントだ。

あしびなぁーフリーパス

あしびなぁーフリーパス

会場となる「マカンマカンバー」。レストラン「マカンマカン」に隣接しているというか、どちらかといえば、レストランの片隅にバーがある。バーへ行ってみると、参加者は僕たち夫婦だけ。バーテンダーさんとマンツーマンだ。

まずは、バーカウンターに座って、泡盛やカクテルに関する基礎知識についてのレクチャー。道具の説明なんかもしてくれる。ちなみに、泡盛をカクテルにする場合、癖がないお酒がいいのだとか…。今回使ったのは、沖縄ではメジャーな「残波」。

「マカンマカンバー」のバーカウンター

「マカンマカンバー」のバーカウンター

次に、事前に用意されているレシピを元に、バーテンダーさんがカクテルを作ってくれる。その名は、「サンシン」と「ティーダアイランド」。両方とも、バーのメニューにもあるものらしい。レシピに出てくる、「コアントロー」とか「グレナデンシロップ」とか、はじめて聞く液体ばかり…。

はじめは、バーテンダーさんもちょっと緊張気味なのか、無口で戸惑い気味だった。しかし、時間と共に、色々な話をしてくれるようになる。

お酒にあまり強くない奥さんの代わりに、この2杯のカクテルを飲み干して、ほろ酔い加減。酒も手伝ってか、お酒のほかにも、沖縄のことなど色々と質問をしてみる。旅先で地元の人の話を聞くのもまた面白い。

そして、最後は自分でカクテルを作ってみる時間。奥さんと二人で作ってしまうと、お酒を飲めない奥さんの分も僕が飲まないといけない。ちょっと飲みすぎな感じなので、僕のカクテルを奥さんに作ってもらうことにする。そんなわけで、奥さんはバーカウンターの中に入らせてもらい、奥さんの作ったカクテルで乾杯♪

バーテンダーさんにお礼を言って、お店を出る頃には、23時を過ぎていた。とっても楽しいひとときだった。

「マカンマカンバー」の正面入り口

「マカンマカンバー」の正面入り口

「マカンマカンバー」からの夜景はキレイだ

「マカンマカンバー」からの夜景はキレイだ

フットバスでリラックスタイム♪

部屋に戻ると、玄関のドアに張り紙があり、「フロントに電話してください」というメッセージが…。何事かと思って電話してみると、昼間にお願いしておいたフットバスの準備が出来たらしい。こんな遅い時間にもかかわらず、部屋に持ってきてくれた。これも、当然無料。

風呂上がりに、フットバスの初体験。お湯を入れると重いので、ちょっと面倒だが、体はポッカポッカになる。でも、沖縄なので、ポッカポッカになる必要性がびみょーにところ。2泊3日だが、結局使ったのは1回だけだった。

仕事に追われる大阪を離れ、はるばる沖縄へやってきたが、1ヶ月分のくつろぎを体験したような1日だった…。

今宵の宿情報

ココガーデンリゾートオキナワ

(904-1115 沖縄県うるま市石川伊波501)

ルネッサンスビーチ&プールも利用無料!季節のジュースが自由に飲めるラウンジ、カラオケ90分無料、朝食は生絞りジュースや、中華粥が人気。ヨーガなどの体験教室も充実


今回泊まった部屋:  ツイン (朝・夕食付)
今回の宿泊費(1人あたり):  不明 
じゃらん 評価: 4.6  (50件の口コミ)
楽天トラベル  評価: 4.71  (645件の口コミ)
・Trips管理人 評価: 5.0  (管理人提供宿泊レポート)

総合評価 (Trips独自): 93 点   ※Trips独自評価基準について


[情報提供元] じゃらん Web サービス(一部除く)
※楽天トラベル評価および口コミ件数…Supported by 楽天ウェブサービス
※Trips管理人評価と総合評価は、当サイト独自の提供情報です

[旅行記に出てくる地域近辺の宿かも?]