ベランダから外を見ると、やっぱり今日も雨。おまけに、昨日よりひどく、ザーザー。こんな天気でツアーに行くと思うと、暗い気分になる。
外はザーザーの雨
朝食は、夕食と同じフロント横のレストラン。和洋が揃うバイキング形式。メニューは、パパイヤちゃんふるー・サラダ・ベーコン・スクランブルエッグ・海ぶどう・フルーツ・ご飯・パンなど。品数はあまり多くないが、部屋数を考えれば、宿泊客も多くないことは想像でき、納得できる。
味はいたって普通で、昨夜のコックさんと別のコックさんが作ったと思える内容だ(言い方を変えれば、夕食のレベルは高かった)。
海ぶどうも食べ放題♪
納豆とパンを一緒に食べる奥さんのメニュー
8時半になったので、集合場所のフロントへ向かう。
昨夜の夕食で挨拶に来てくれたガイドのおにいさんを筆頭に、僕たち夫婦、そして、ナゾの4人組の計7人が今回のツアーメンバーだ。
カヌーを載せたキャリーカーを付けたワゴン車に乗り込み、いよいよツアー出発!
カヌーと一緒に出発!
ところで、同行の4人組、どうやら知り合い同士で参加しているようだが、なんだか微妙によそよそしい関係に思える。「知り合い以上、友達未満」というのが適切な表現かもしれない。
後々分かるのだが、某ダイビングショップのツアーのご一行だった。つまり、友達というわけでなく、そのツアーにそれぞれで申し込んだ3人+ショップの引率者の構成らしい。しかし、少人数だけあって、一般的なツアーほど他人行儀でもなく、かといって、友達同士ほどの雰囲気はない。まさしく、「知り合い以上、友達未満」だ。
あいにくのお天気。こんな時のガイド&インストラクターの仕事は、とりあえず一行のテンションを上げていくことらしい。そんなわけで、ガイドのおにいさんはハイテンションで色々な話をしてくれる。
ホテルから15分ほどで、カヌーの出発点である海中道路に到着する。晴れ間は出ないが、幸い雨は止んだようだ。
カヌーの出発点となる「海中道路」
カヌーをキャリーカーから下ろし、ピナイ川の河口から上流を目指してカヌーを漕いでいくのだ。
まずは、カヌーに乗る前の準備。ライフジャケットを着ける。そして、1人1本のペットボトルの水が配られる。肩から掛けられるペットボトル入れに入った状態でもらえるので、ハンズフリーだ。
次に、バスタオルが入ったウォータープルーフのバックを渡され、大事なものをここに入れ、またまた肩から掛ける。
最後に、サンダルからトレッキング専用のシューズに履き替える。トレッキング専用シューズというと、ガッチリとした靴を想像するが、どちらかといえば、地下足袋のようなシューズ。布っぽい生地で底は滑り止めが付いている。川の中など濡れる場所を歩くことを前提にしたシューズのようで、水の中に入ると水がしみてくる。事前説明で靴下は不要だといわれていたのが納得できる。
カヌーを川に下ろす
干潮のせいで、水がほとんどないピナイ川
ちょうど干潮時間と重なったため、水はほとんどない状態。あまりにも水が少ないので、ガイドのおにいさんが水かさが増すところまで、カヌーを運んでくれるとのことなので、僕たちは干上がった川を歩きながら、生き物探しを楽しむ。
さすがは、西表島。干上がった川には、ナゾの生物がいっぱい。特に、ミナミコメツキカニの大群は気持ちが悪くなるほどあたり一面に…。
ミナミコメツキカニの大群
人が近づくと、サッと土の中に隠れる
カヌーを紐で連結して、運ぶガイドのおにいさん
川の水かさが増してきたので、いよいよカヌーに乗り込む。カヌーは二人乗り。奥さんが前、僕が後ろ。
カヌーに乗る時のコツは、片足を入れた後、お尻をきちんとシートに付けてから、もう一方の足を入れるのだとか…。これを守らないと、川にポシャリということにも…。
やはりまだ水深が浅かったようで、出発してまもなく、座礁してしまう。そこで、登場するのは、ガイドのおにいさん。水牛のごとく、全員のカヌーを引っ張ってくれるのだ。名づけて「人間水牛」らしい。
ガイドのおにいさんの人間水牛
水深が深くなると、いよいよ僕たちの出番。パドルを使って、スイスイと漕ぐ。それほどカヌーの経験がなくても、何とか進むもんだ。ショップツアーの4人組がスイスイいくなか、僕たちはのんびりと進む。
マングローブに囲まれたピナイ川はまさしくジャングルそのもの、そして、静寂に包まれている。昨日、仲間川のマングローブクルーズ観光船に乗ったが、やっぱりカヌーの方が断然いい。
川の岸沿いに生息するマングローブ
静寂に包まれたピナイ川
カヌーを漕ぎ始めて、20分ほどすると、正面にピナイサーラの滝が見えてくる。
正面の滝がこれから目指す「ピナイサーラの滝」
さらに、5分ほど漕いだところでカヌーを降り、ここからはトレッキングだ。ちなみに、ここに到着したのは、二番手のようで、2〜3艇ほど係留されているだけ。ちなみに、夏のピーク時にはこの場所に数十艇のカヌーがずらっと並ぶのだとか…。
ここにカヌーを係留
ここからは、山道をトレッキング。ショップツアーの4人組はそこそこ体力があるようで、山道をどんどん進み、ペースはちょっと早め。僕はともかく、体力がない奥さんはちょっと付いていけず、必死で追いつこうとカンバル。
自然豊か!トカゲにも遭遇
ところで、沖縄の森といえば、やはり頭に浮かぶのは「ハブ」だ。ネットの情報によると、八重山諸島に生息するサキシマハブは毒性は弱いらしいが、夜行性とはいえ、まれに真昼間に遭遇することも少ないないようだ。
ガイドのおにいさんの話によると、他の滝はともかく、「ピナイサーラの滝」付近ではほとんど見かけたことがないらしい。仮に遭遇したとしても、昼間であれば、夜行性のハブはそれほど攻撃的ではないので過剰に心配する必要はないとのこと。それは僕たちを安心させるために言ってくれたかもしれないので、真実はどうだか…。
ハブに遭遇しそうなジャングルを進む
トレッキングといっても、プチトレッキング。20分ほどでようやく目的地の「ピナイサーラの滝」に到着。
ピナイサーラの滝に到着
ガイドさんに写真を撮ってもらった後、いよいよ滝つぼでの水遊び。短パンの下には、バッチリ水着を着込んでおいた。
短パンを脱いでいると・・・奥さんの叫び声が・・・! んっ?
ちょっと肌寒く、みんなが水に入るのを躊躇しているなか、ちょっと足だけ漬けてみようとして、石ころから足を滑らせて、ジーパンを履いたまま、滝つぼへ入水。
つまり、一番乗り。なんて気が早いこった。「どうせ濡れてしまうのだから、関係ないや!」ということで、気を取り直して、水着で冷たい滝つぼへジャブーン。
寒いけど、自然に囲まれた滝つぼ遊びは、もう最高。いつしか、寒さを忘れていた。昨夜からの雨で滝は洪水状態。あまりの水量で滝の下周辺は、恐ろしい水しぶきが跳ね、滝下へ到達するのはもはや自殺行為&不可能。
ガイドさんの話によると、普段は見えている岩も水没しており、滝つぼの水深は普段の数倍らしい。ヘタをすれば、夏場はチャプチャプ水遊びしかできないらしいが、今回はもちろん足はまったくつかず、5メートル程度の水深があったようだ。
岩の上からジャンプしてダイブをしたり、平泳ぎをしたり、仰向けにプカプカ浮いてみたり、水遊びを存分に楽しんだ。
滝つぼ遊びはサイコーだ!
20分ほどの滝つぼ遊びを終え、カヌーを係留してきた場所へ向けて、ジャングルトレッキング。戻ってくると、僕たちの後にやってきたグループがいるようで、係留しているカヌーの数が増えていた。
20艇以上に増えていた
再びカヌーに乗り込み、出発地点である海中道路を目指して漕ぐ。ガイドのおにいさんの話はとってもおもしろく、カヌーを漕ぎながら、今日と明日の行程の相談にのってもらう。
奥さんは疲れ気味のようで、ほとんど戦力になっていない。そんなわけで、かなり頑張って漕いでいると、パドルが手に擦れて、手の皮がむっくり剥けて、身が見える痛々しい状態になってしまった(T_T)
海中道路まで戻ってくると、なんと今回の旅行初めての青空が顔を出していた。やっぱり八重山の空には、青空が似合う。
青空が顔を出した
干潮時刻は過ぎたものの、まだ水深が足りないようで、最後の方はカヌーをひきながら歩く。
一部はすっかり干上がっている
カヌーを曳きながら歩く
そして、陸にあがって、後片付け。海中道路からの海の眺めも朝とちがって、青空が見えてキレイだ。
海中道路から海の眺め
海と川に挟まれた「海中道路」
ガイドのおにいさんが運転するワゴン車に乗り込み、ホテルへ戻る。ホテルへ向かう途中に、昼からの計画をガイドのおにいさんが立ててくれる。
計画はこんな感じだ。とりあえず、一旦ホテルへ戻ってシャワーを浴びて、その後は由布島の近くにあるオススメの食堂へ車で送ってもらう。そこから歩いて、由布島へ向かい、観光する。観光が終わった後は、ホテルへ電話をすれば、迎えに来てくれるらしい。
今回のツアーには、つくづく参加してよかったと感じた。もちろん、奥さんも同感。むしろ、これに参加せずして、西表を満喫したとは言いがたい。
エコヴィレッジ西表→猪狩家 【送迎車】ホテル無料送迎
部屋に戻って、シャワーを軽く浴びる。部屋のベランダからレストランを眺めてみると、阪急交通社(トラピックス)っぽい団体さま御一行が食事中だった。どうやら、日帰りツアーの昼食場所になっているようだ。
ホテルスタッフの人にオススメの食堂へ車で送ってもらう。到着した食堂は、沖縄らしいアジアンムード漂うレストランかと思いきや、通りすがりでは単なる民家にしか見えないような、まさしく別の意味で沖縄っぽい食堂。
その名は「猪狩家」。
道端にある小さな看板
教えてもらわないと絶対分からない「猪狩家」
テーブルと座敷のある店内
そこそこ有名らしく、有名人のサインも飾ってある
本当は沖縄そばを食べたかったんだけど、あいにく品切れ。仕方なく、僕は「自家製タコライス」、奥さんは「牛丼」を注文。両方とも、海草の入った味噌汁付きだ。
さて、どちらが良かったかというと、奥さんの選んだ「牛丼」の方に軍配が上った。黒糖で煮込んだお肉はとっても味わい深い。タコライスはちょっと少なめかな?
奥さんの選んだ、黒糖で煮込んだ「牛丼」
僕が選んだ「自家製タコライス」
ペコペコのお腹に流し込んでいると、若いのにしっかりした店のおにいさん(若旦那?)が「エコヴッレッジさんの紹介でいらっしゃったんですよね?」と、ドラゴンフルーツをサービスで持ってきてくれる。添えられたシークァーサーを絞りかけると、ドラゴンフルーツの甘みがいっそう引き立ち、とっても美味♪
サービスしてもらった「ドラゴンフルーツ」
猪狩家→由布島水牛車乗り場 【徒歩】
猪狩家から歩いて向かうは、「由布島」。「ゆふしま」と思い込んでいたが、実は「ゆぶじま」という読み方が正しいらしい。
この「由布島」は沖縄、とりわけ西表のパンフレットで必ず出てくる有名どころ。「由布島」という島名を聞いたことがくても、海の中を水牛車が行く写真は、旅に多少精通している人ならば、一度は必ず見たことがある光景なはずだ。
「由布島」までの交通手段は徒歩。歩くといっても、15分ほど。舗装された道をてくてくとのんびり歩く。
てくてく15分ほど歩く
途中で見つけた味のあるバス停
水牛車のりばの前にある建物で入島券を購入する。入島券は紙でももらえるが、ハイビスカスの飾りを服につける。牛車に乗る時は、これが乗車券代わりだ。入島料は往復の牛車代を入れて、1人1300円。ちなみに、入島券のみで500円というのもあり、つまり、牛車に乗らず、自力で渡れば、その分安くなるのだが、長靴は必須アイテムだ。
入島券売り場
牛車に乗り込むが、西表島から由布島までは、まさしく歩いていけるような距離で目の前に見えている。西表島側から海の中に立てられた電柱を伝って、電気が由布島へ送られている。
西表島から由布島へ電線が延びている
さて、僕たちを由布島へ連れて行ってくれる牛さんの名は「むさしくん」。年齢は3歳で、人間でいうと、小学生ぐらいだとか…。ムサシくんを操るおじいさんのムチに反応して、むさしくんは海の中をてくてくのんびりと僕たちを運んでくれる。
ちなみに、おじいさんの話では、ムチは手持ちぶたさで打っているだけで、実はムチがなくても、進むんだとか…。「だったら、ムチ打つのはやめてよ〜」と見知らぬ女の子の突っ込みが…。
水の中をてくてく、僕たちを運んでくれる
牛によって、所要時間が違うそうだが、むさし君は15分かけて、由布島へ僕たちを運んでくれた。ちなみに、今日は膝下ぐらいの水深だが、夏の大潮には牛車の床ギリギリのところまで水が上ってくるのだとか…。
由布島に到着した水牛車
むさし君の一族、大五郎一家の家系図
由布島は意外と広く、熱帯植物園というだけあって、南国っぽい雰囲気。島内をブラブラと散策。
島内は熱帯植物園になっている
中国の遊園地を彷彿させるドラえもん!?
かつては多くの人が住んでいたらしく、小中学校跡がある。現在でも、数軒の家が軒をつらねているらしい。
由布島小中学校跡
学校の中は荒れ果てている
浜辺沿いにいくと、向こうに小浜島が見える。晴れ間が差してきたので、浜辺沿いの石に座り込んで、まったりとする。人も少ないし、気候もよくて、とっても気持ちがいい〜!
すぐ向こうには小浜島が見えている
広い園内は温室もあり、ブーゲンビリアが咲き乱れている。
ブーゲンビリア・ガーデン
温室の中に色鮮やかに咲き乱れている
入島料には、ソフトドリンク券が付いている。島内にあるお土産物屋さん兼レストランで紙コップに入ったパイナップルジュース1杯と交換してもらえる。むし暑いので、グイッと飲み干すと、とっても気持ちいい。
島内にあるお土産物屋さん兼レストラン
ソフトドリンク券でもらえるパイナップルジュース
最後に、水牛達の水遊び場へ。小さな水牛から長老級の水牛まで、多くの水牛たちが気持ちよさそうに水に浸かっている。
ここには、修行中の水牛、非番の水牛、将来働く水牛、色んな水牛たちがいるのだとか…。ここの水牛たちは人間でいう小学生ぐらいから働かないといけないが、定年退職後は殺されることもなく、のんびりと老後を暮らせるそうな。つまり、ここは水牛の老人ホームでもあり、老後は保障されている。
最後はミンチされる北海道の乳牛と比べて、ここの水牛たちは幸せモノだ♪
気持ちよさそうに水浴びをする水牛
帰りの水牛は18歳という年寄りの水牛くん。年配だけあって、行きよりも時間がかかる。帰りの案内は、まだ不慣れそうなおにいさん。三線をひきながら、安里屋ユンタを歌ってくれるのだが、なんとも音がズレたり、歌も…。
面白かったのは、僕たちが水牛に乗っている横で、長靴を履いた従業員の人たちが歩いて帰っていく姿。どうやら、島への通勤は水牛ではなく、歩きらしい・・・。
独特の風情がある光景だ
長靴をはいて歩いて帰宅する従業員の人たち
ホテルの売店は、カップラーメンとポテチしか置いていなかった。奥さんと夜に宴会をするために、売店でお菓子を買っておく。
由布島水牛車乗り場→エコヴィレッジ西表 【送迎車】ホテル無料送迎
ホテルへ電話をして、迎えにきてもらう。西表のバスは、1日数本しかないので、かなり有難い。
「夕食後、西表島温泉まで行かれますか?」と聞かれたが、朝からカヌーとトレッキング、昼からは由布島と一日遊びまくったので、温泉には行かずホテルでのんびりすることにした。
夕食の時間まで、ホテル内をブラブラ。プールサイドのベットでほっこり。気が付くと、奥さんは朝からの疲れが出たのか、ぐーすか〜。
ホテルロビー前のソファ
ロビーから海を眺める
奥さんが寝てしまったブールサイドのベッド
ベットに寝転んで海を眺める
いよいよ、お楽しみの夕食の時間。昨夜の沖縄料理のコースに引き続き、今日は洋食のコースだ。今夜も奥さんは料理カメラマン。次々と出てくるおいしい料理をデジカメでパシャリ。
海が見える特等席
今日のメニュー
まず、前菜は「車海老のマリネ」と「島豆腐のピザ風味添え」がワンプレートで登場。車海老は石垣で養殖をしているのだとか…。豆腐で作ったぷにょぷにょ感のあるピザは、不思議な食感。
「車海老のマリネ」「島豆腐のピザ風味添え」
次は「紅芋のスープ」。くどいような紫色をしたスープは、紫芋の風味が濃厚で美味。
濃厚な紫色の「紅芋のスープ」
そして、とってもおいしいフランスパン。朝食の微妙なパンとは、まったく別物だ。あいしかったので、お代わりもした。
とってもおいしい「フランスパン」
魚料理は「黒鯛のムニエル バタークリームソース」。ナスの上にホワイトアスパラを挟んだ黒鯛のムニエルがのり、バタークリームソースがかかっている。紅芋のスープもそうだが、このクリームソース含め、全体的にちょっと塩辛い。でも、おいしい!
魚料理は「黒鯛のムニエル バタークリームソース」
肉料理と一緒に運ばれてきた「サラダ」。単なるサラダも盛り付け次第でとってもおいしく思える。料理は味覚だけでなく、視覚にも訴えるものがあるのかな?
とってもおいしく見える「サラダ」
そして、肉料理は「若鶏のグリル ボルチーニソース」。ボルチーニとは、キノコらしい。肉は見た目よりもボリュームがあり、これでお腹いっぱいになった。
写真で見るよりボリュームがある「若鶏のグリル ボルチーニソース」
最後は、マンゴシャーベット。そして、ドリンク。僕はアイスティー、奥さんホットコーヒー。マンゴアイスは嫌いだったけど、ここのマンゴアイスはフレッシュ感たっぷりでとっても美味。これだったら、もっと食べたい!
マンゴアイスとドリンク
ちょっと値段が張ったけど、この夕食のレベルならば、大満足。本当に、料理がおいしいホテルだ。
※後日談
今回宿泊した「エコヴィレッジ西表」だが、宿泊予約サイト「じゃらん」の「夕食が良かった宿ランキング」(2008年10月1日〜2009年9月30日)で5位にエントリーしているホテルだと判明。道理でおいしいはずだ!
食後のカフェを奥さんとほっこり楽しんでいると、午前中のカヌー&トレッキングツアーガイドのおにいさんが登場。そして、目の前に封筒を差し出され、中を見てみると、今日撮影してもらったデジカメ写真をパソコンのプリンタでA4印刷した、ドでか写真が…。奥さんと二人でピナイサーラの滝の興奮を思い出し、感激!
あと、僕たちがツアーの時に、明日のチェックアウト後にいけるところがないかを聞いておいたので、色々と調べておいてくれていた。本当にきさくで明るい、いいガイドさんだ。
宿泊予約サイトの口コミなどで、ツアーのガイドさんの評判がいいが、おそらくこのおにいさんの力に違いない(もちろん、他にもいいガイドさんがいるかもしれないが…)。このおにいさんにガイドしてもらうだけでも、このホテルに泊まる価値があると思った。
部屋に戻って、ホテル内の自動販売機で買ったオリオンビールと由布島で買ったお菓子でプチ宴会。
沖縄といえば、やっぱりオリオンビール♪
部屋の玄関の外側には、ヤモリがウロウロしている。さすがは自然豊かな西表島。そんな大自然に包まれながら、眠りについた。
エコヴィレッジ西表
(907-1431 沖縄県八重山郡竹富町高那280-36)【大原港より車で20分】自然とアクティビティを楽しめる西表島へめんそーれ♪長期滞在の方も大歓迎!プライベートビーチとプールで遊んだ後は、アジアンテイストなお部屋でのんびり&島料理をご堪能ください