今日も昨日に引き続き、天気は良好。
プールサイドから町並みを見下ろす
今日の朝食は、別のホテルへ出かけず、ココガーデン内の「マカンマカン」にする。2日目の朝食でも利用したので、これで2回目。一昨日はツアーバスに参加するため、急いで掻きこんだので、今日はゆっくりと食べることにする。
メニューは、毎日微妙に変わっているようだ。パンは一昨日と同じラインナップ。サラダの付け合せは、スモークサーモンからロースハムに変わっていた。
「マカンマカン」の朝食の目玉は、蒸篭(せいろ)蒸し。キャベツ&ベーコン、白身魚、冬瓜、紅芋などを蒸篭で蒸し、蒸篭のままアツアツの状態で提供される。それに油味噌を付けて食べると、最高にうまい。アツアツに蒸された野菜は、なぜかとっても甘い。紅芋が甘いのは理解できるが、キャベツまで甘くなるのは不思議だ。
オススメはアツアツの蒸篭蒸し
オープンキッチンに立っている若いシェフのおにいさんにオムレツをオーダー。トッピングはチーズでお願いする。そして、出てきたオムレツは…?
なんだか不恰好なオムレツ…
なんだか、素人が作ったようなオムレツ。奥さん曰く、「私の作ったオムレツみたい」と…。昨日のフォーシーズンのオムレツは完璧な形のオムレツだった。う〜ん、これはホテルのグレードの違い、それとも、レストランのグレードの違い?(根本的に別問題のような気もするけど…)
そして、食後のシメは、パパイヤとドライフルーツたっぷりヨーグルト。
食後のデザート♪
テラス席でも食べることができる
ココガーデン(9:30)→ルネッサンスリゾート(9:45) 【バス】無料シャトルバス
今日は、この旅のメインイベントの一つである「シュノーケリングバケーション」。簡単に言ってしまえば、シュノーケルツアーだ。ココガーデンにはビーチがないので、ルネッサンスリゾートまでおでかけする。
マリンアクティビティの予約は内線電話ではできない。ルールとして、予約は必ずルネッサンスリゾート内のマリンカウンターへ出向く必要がある。そういうわけで、昨日ルネッサンスへ行った時、14時発のツアーを予約しておいた。
しかし、天気もいいし、午前中にやることもないので、11時発のツアーに電話で変更できるか聞いてみた。しかし、変更もやっぱり電話ではダメらしい…。電話で聞くところによると、まだまだ空席はあるとのこと。ツアー出発の1時間前までに予約変更の手続きをすればいいようなので、これからルネッサンスリゾートへシャトルバスで向かい、変更手続きをした後、そのままツアー参加することにする。
そんなわけで、9:30発のシャトルバスでルネッサンスリゾートへ移動。
白い砂浜、そして青い海♪
ツアー料金は、1人5000円。しかしながら、宿泊特典として、3500円分のマリンスプラッシュ21チケットが付いている。このチケットを料金に充当できるので、実質1500円で参加できることになる。もちろん、マリンカウンターではサインするだけでよく、部屋付けも可。ちなみに、身長・体重を聞かれるので、要注意。夫婦だからいいものの、初めてのカップル旅行なんかだと、結構厳しいものがあるぞ!
この旅1週間の滞在中、館内コンビニで買ったお菓子やジュースを除けば、ホテルへ支払ったお金は、シュノーケリングツアーの追加料金のみ。その他の食事やアクティビティなどはすべて特典などで付いていたため、まったくお金がいらない旅だった。財布をまったく出さなくていいというのは、とってもストレスフリ〜♪
ルネッサンスリゾートのフロントで貴重品を預け、更衣室で水着に着替える。ひさしぶりのシュノーケルに緊張気味なのか、奥さんはちょっと無口。それとも、「JALプライベートリゾートオクマで楽しむ冬の沖縄旅行」の時に、荒波でシュノーケルをしたときのトラウマなのか…?
集合場所のドルフィンラグーンへ。名前を告げると、ウェットスーツを渡される。もちろん、料金に含まれている。いくら日差しがあるとはいえ、やはり寒いからなのか、それとも、日焼け防止のためだろうか?
初めてのウェットスーツ。これが意外と着るのが難しい。四苦八苦しながら、何とか着る。今回の参加者は20人以上いる模様。お腹が出たおじさん夫婦、小学生ぐらいの小さな女の子、大学のサークルっぽい集団など、顔ぶれはさまざま。
大きめの双胴船に乗り込み、いざ出発。船の上でシュノーケルなどの道具に関する簡単なレクチャーがある。コンタクトを装着したままでも問題はないが、希望者には度付きのゴーグルを用意してくれる。
日差しが強く、ウェットスーツを着ていると、かなり暑くるしい。そのせいか、小学生ぐらいの女の子は、暑さにのぼせ、酔ってしまったのか、ちょっとダウン。インストラクターのおにいさんに水をかけてもらっていた。
波はほとんどなく、穏やか。10分ほどで、ルネッサンスから少し離れた真栄田岬へ到着。ここがシュノーケルポイントだ。すぐそばには、沖縄のガイドブックに掲載されている広告で必ず出てくる「青の洞窟」があるらしいが、今回は洞窟には入らない。
ウェットスーツ自体にも浮力があるらしく、それにライフジャケットを着けているせいか、浮きすぎる。あまりに浮きすぎて、うまく泳げず、逆におぼれかけてしまいそうだった…。インストラクターのおにいさんからもらった麩をこれを小さくちぎると、魚が突きにくるのだ。フダイなど色々な魚がいて、結構面白かった。
あっという間に、ツアーは終了。帰りの船では、ペットボトル(1本)のサービスがあり、ノドを潤す。船酔いというよりは、海の中に入っている時の波酔いがあるようで、途中でリタイヤして船に戻っている人、帰りの船で蒼い顔をしている人もいた。朝食のバイキングをお腹いっぱい食べていたりすると、胃が弱って酔いやすくなるのかもしれない。シュノーケルの前は、食事は控えめがオススメ。この教訓を前回のオクマでしっかりと覚えていた奥さん、今回はまったく大丈夫だった。
先端の岬がシュノーケルポイント「真栄田岬」
ルネッサンスリゾートホテル前(13:01)→谷茶の丘 【バス】路線バス120番
リザンシーパーク谷茶ベイ(16:15)→ルネッサンスリゾート 【バス】無料送迎バス
「次は何をしようかな?」。そう考えるだけで楽しいものだ。
午後からは、ルネッサンスリゾートから少し離れたところにある「リザンシーパーク谷茶ベイ」へお出かけ。別に、ルネッサンスリゾートに飽きたわけではない。ルネッサンスリゾート内のインドアプールは、改装工事を実施しており、利用できなくなっている。そのため、代替施設として「リザンシーパーク谷茶ベイ」のプールが利用できるのだ。
気分転換に違うホテルへお出かけするのも、なかなか楽しい。さらに、このリザンシーパークは高校の修学旅行で泊まったホテル。懐かしさもあって、是非行ってみたくなった。
マリンカウンターで「リザンシーパーク谷茶ベイ」のプール利用券を発行してもらう。送迎バスが1日数便運行されているが、あいにく1時間程度の待ち合わせがある。それでは時間がもったいない。ということで、復路(16:15発)のバスだけ予約をして、バス乗車券を発行してもらう。
さて、往路はどうするか。ちょっと奮発してタクシーで…、なんていう発想はない。リザンシーパークはルネッサンスリゾートと同じく、国道58号線に面している。そうとなれば、那覇〜名護を結んでいる路線バス120番で移動できるのだ。120番は長距離路線にもかかわらず、沖縄の大動脈とあって、1時間に数本走っている。1時間ぼっーと待つよりはきっと早いだろう。
そんなわけで、ルネッサンスリゾート前のバス停へ。グットタイミングで1分も待つことなく、13:01発の名護行きのバスがやってきたので、乗車する。
「ルネッサンスリゾートホテル前」バス停
閑散とした車内は地元の人たちばかり。約10分ほどでリザンシーパークの最寄バス停「谷茶の丘」に到着。運賃は240円。ここからホテルまでは、徒歩で3分もかからない。
「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」の正面玄関
ホテルに入ると、ロビーは閑散としている。ルネッサンスの賑わいと比較すると、対照的だ。また、ルネッサンスの雑然とした感じとは対照的、洗練された大人のホテルといった雰囲気を醸し出している。ホテル自体が比較的新しい(といっても、僕が高校時代にオープンしたからかなり昔だが…)のも要因の一つかもしれない。
ロビーの大きな窓ガラスから見えるビーチ
プールに入る前に、館内散策。地下フロアには、コンビニや土産物屋が並ぶ。ルネッサンスと違い、お店がいっぱいあるので、見て回るだけでもなかなか楽しい。レストランの数もかなり多いようだ。
次はビーチ。こじんまりとしたルネッサンスのビーチに比べて、一直線の広いビーチ。
リザンシーの真っ白なビーチ
高校時代の思い出が微かによみがえる。このビーチでサンゴの残骸を拾って持って帰ったような…。そして、なぜかゲーセンで遊んだことやコンビニで高いジュースを買った思い出とか…。それにしても、修学旅行にしてはいいホテルに泊まったもんだ。その翌日はオクマに連泊。連日マリンスポーツでヘトヘトだったので、ホテルの思い出が薄いけど、ある意味、豪華リゾート修学旅行だったなぁ〜。
高校の修学旅行の思い出がよみがえる…
お昼ごはんを食べていなかったので、お腹はペコペコ。コンビニで塩せんぺいを買い、ビーチのベンチで奥さんと座ってまったりタイム♪
オススメの逸品「塩せんぺい」
ベンチに座ってまったりタイム♪
そろそろプールへ。フロントでプールの利用方法を聞いてみると、そのままプールへ行って、利用券を見せればいいらしい。靴をコインロッカーへ預ける。これだけは実費で100円。受付台で利用券を渡し、バスタオルをもらう。通常のプール利用料は1000円、バスタオルレンタル料は200円らしい。
期待のプールはいたって普通。こじんまりとしたインドアプール。アウトドアプールもあるが、水が冷たすぎて入れたもんじゃなかった…。
インドアプールで、奥さんと一緒にひたすら平泳ぎレース。そして、時折、屋外のデッキチェアで日向ぼっこ。ホントにのどかな時間。
プールから上がり、シャワーへ。シャンプーがリンスインシャンプーだったり、ボディソープがなかったり、更衣室はあまりキレイじゃなかったりと、ソフト面はちょっといまいちだった。
ひたすら泳いだせいか、プールが上がるとグッタリ。ロビーにある海が一望できるソファで奥さんとヘタぁ〜とする。そして、16:15発の送迎バス(といっても、ワゴン車)でルネッサンスリゾートへ戻った。
無料送迎バスの乗車券
ルネッサンスリゾート(17:00)→ココガーデン(17:30) 【バス】無料シャトルバス
ルネッサンスから無料シャトルバスに乗り換え、すっかり我が家気分のココガーデンへ戻ってくる。毎日お世話になっているシャトルバス、まるで毎日仕事へ行くようにルネッサンスまで通っているようだ。
今日の夕食は「マカンマカン」の「広東小吃菜コース」。簡単にいえば、広東料理の小コースらしい。朝食と昼食では利用したことがあるが、夕食では初めての利用だ。18:15までに入店すると、アーリータイムフリードリンク特典として、モルツ(生)・ワイン・ソフトドリンクがサービスとなる。そんなわけで、18時に予約をしておいた。
案内された席は、高台からの眺望がよい、窓側の特等席。まずは、乾杯。奥さんはパイナップルジュース、僕はモルツで乾杯。
モルツで乾杯♪
前菜は「アサリのにんにく醤油」。上品な量だけど、おいしい。
「アサリのにんにく醤油」
メインは4種類の中から好きな2種類を選択できる。今回チョイスしたのは、「豚のカルビ」と「麻婆豆腐」。肉があまり好きでない奥さんにも大好評のカルビ。ネットでの事前調査によると、マカンマカンがおいしいという評判だったが、噂に違わぬ味だ!
「麻婆豆腐」
「豚のカルビ」
ご飯ものは、「白ご飯」もしくは「もずくご飯」から選べる。もちろん、食べたことがない「もずくご飯」をチョイス。もずくの味がするわけでも、塩味がするわけでもないのに、なんだかおいしい。すごくまろやかというか、穏やかな味がする。
「もずくごはん」
まだまだ料理は続く。今度はつけ麺。タレは3種類から選択することができ、今回はゴマダレと坦々風ダレを選ぶ。坦々風ダレにはコラーゲンボールが付いている。お肌によいというコラーゲンボールだが、味はしょっぱかった。これがコラーゲンの味なのか、それとも、塩で味付けしてあるだけなのか…?
コラーゲンボールを入れて食べるつけ麺
最後はデザート。1つの皿に2つのゴマ団子が載せられ登場。これで1人分と思いきや、もう1皿出てくる気配もなし。どうやら、1人1個らしい…。デザート大好きの奥さんはちょっとガッカリ。
しかしながら、味はとっても美味。中身は、普通のあんと思いきや、黒ゴマ団子だった。
黒ゴマ団子(2人分)
アーリータイムフリードリンク特典もあるのだが、僕たちにはもう一つの特典があった。それは、ロングステイ特典として付いている「フリードリンクパス」。これを使うと、滞在中は夕食時に何度でも、ワイン・泡盛・紹興酒が飲み放題となる。そんなわけで、泡盛もオーダー。お金のこと(というか、奥さんの目線)を気にせず、注文できるのがストレスフリー♪
泡盛がつがれるグラスを見るだけでも楽しい
店を出る頃にはすっかり日が暮れて、窓の向こうにはキレイな夜景が広がっていた。
日が暮れて窓の向こうはすっかり夜景に
食後はレストラン横のマカンマカンテラスでティータイム。ライブラリーに置いてあった黒糖をおつまみに、さんぴん茶。この旅も今日で折り返し地点。ちょっと寂しい。
マカンマカンテラスでティータイム♪
黒糖とさんぴん茶でほっこり♪♪♪
ココガーデン(20:00)→ロイヤルガーデン(20:45) 【バス】無料シャトルバス
ロイヤルガーデン(21:45)→ルネッサンスリゾート(22:00) 【バス】無料シャトルバス
お腹も満たされたので、このまま部屋に返ってゆっくりというのもいいのだが、どうしても欲張ってしまう。20時発の無料シャトルバスに乗って、姉妹ホテルのロイヤルガーデンオキナワを目指す。
目的は、21時からロイヤルガーデンオキナワのロビーで開催される「島唄ライブ」。開催されるはずのロビーに行ってみるが、人はまばら。「本当に開催とれるのかな?」と不安になったが、時間になると、おじいさん2人が登場。そして、突然三線をバックに唄が始まる。聞いたことのない唄だ。しかしながら、観客はまばら。僕たちを入れても、5人程度。
唄は続くが、席を立つ人、通りかかっても素通りする人ばかり…。一向に盛り上がらない。挙句の果て、女の子4人組は座りながらも、おじいさんの唄をほったからして、雑談をはじめる始末。演奏しているおじいさんが女の子を睨みつける目はあからさまで、奥さんと二人でビクビク。それはそれは怖い目だこと…。
そして、おじいさんがキレた。女の子を名指しで呼んで、「おしゃべりしているならば、前に来て一緒に歌いなさい!」と…。しかしながら、女の子4人組は頑なに拒否。そして、その場を離れてしまった。
これで、ますます雰囲気はどよ〜んとした感じへ。そこへ現れた救世主。小さな女の子を連れたお母さんの親子連れ。おじいさんの唄にあわせ、女の子がイスに座ってリズムを取る。そして、立ち上がって、クルクル回って踊りだす。子供の力はスゴイ!
その愛らしい姿に、おじいさんの顔はたちまち笑顔へ。そして、女の子もステージに呼んでもらって、貸してもらった三線を演奏するマネごとを…。この愛らしい姿と和んだ雰囲気に、どんどん観客が集まる。
そして、最後は観客も一緒に、踊って盛り上がるのラストを迎える。せっかく雰囲気が和み、盛り上がったので、最後までいたかったが、21:45発の最終シャトルバスに乗るため、渋々離れた。
今日もシュノーケルをしたり、泳いだり、プールに入ったり、島唄を楽しんだり、充実した一日だった。
ココガーデンリゾートオキナワ
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