まもなく三宮へ到着するという運転手さんのアナウンスで目覚める。途中のサービスエリアで運転手休憩のため停車(乗客は下車不可)していたのは気づいたが、ほとんど熟睡していた。たまには夜行バスの旅も悪くはない。
窓の外を見ると、見慣れた神戸の街並みが視界に入ってきた。定刻5:30の少し前に三宮バスターミナルへ到着。旅の道中ずっと雨だったにも関わらず、今日は晴天。こんな天気に少し憎しみを感じつつ、今回の旅を終えた。
今回は、世界遺産「石見銀山」とドラマ「砂時計」ロケ地を訪ねる旅だが、台風の影響かあいにくの雨模様だった。「砂時計」は、2008年春にドラマとは違うキャストで映画化が予定されている。その機会にでも、再び出雲路を訪れ、今度こそは琴が浜の鳴き砂を体験してみたいと思う。
(終わり)