「おとも de 種子島」20キロウォーク旅行記

貯まったJALのマイレージでなんとなく種子島へ。思わぬ展開から20キロウォークをやる羽目に…。そんなロケットの島「種子島」への3泊4日の旅行記。

  
3日目 (2006年10月08日)
門倉岬ウォーキング♪

わたり温泉館(9:10)→門倉岬(11:10) 【徒歩】

種子島の観光パンフレット片手に選んだ今日の目的地は「門倉岬」。いざ行こうとしたものの、どうやら路線バスは走っていない、もしくは本数が1日1本のレベルらしい。色々と考えた末、今日も晴天。歩いて行ってみることにした。きっと、何とかなるさ!

昨日の残りのレーズンパン、奥さんが余ったさつまいもで作ったスイートポテトを朝ごはんに食べて、いざ出発。

太陽の強い日差しに奥さんは日傘をさす。果てしなく続く田んぼ道。クルマも少なく(人もほとんどみかけない)、のんびり歩く。岬の直前にあった最後の難関(上り坂)でバテ気味ながらも、約2時間ほどで門倉岬に到着。

果てしなく続く道

果てしなく続く道

岬の直前にそびえる最後の難関!

岬の直前にそびえる最後の難関!

種子島南端に位置し、鉄砲伝来の地と言われる「門倉岬」。伝来碑、神社、展望台があり、全体的に手入れされていないのか、草が伸びきっている。観光客は時折訪れる程度。どちらかといえば、B級観光地に認定といったところ。少なくとも、2時間かけて歩いてくるバカはいない(^o^

しかし、景色は最高。縄文杉で有名な屋久島も近くに見ることができる。人の少なさも手伝って、のんびりと座って海を眺めていたら、1時間が過ぎていた。最近はザワザワとした観光地よりも、のんびりできるB級観光地の方が好きだ。

遊歩道の入り口にある鳥居

遊歩道の入り口にある鳥居

鉄砲伝来の碑

鉄砲伝来の碑

海がとってもキレイだ!

海がとってもキレイだ!

奥に見える島影は「屋久島」

奥に見える島影は「屋久島」

食べるところがない!

門倉岬(12:15)→赤米館(14:00) 【徒歩】
赤米館(14:30)→河内(15:20) 【徒歩】
河内(15:33)→本町(15:41) 【バス】種子島交通
本町(17:08)→河内(17:16) 【バス】種子島交通

門倉岬を離れ、赤米館を目指す。

そろそろお昼どき、腹時計が鳴る時間だ。レストラン、いや喫茶店ぐらいはあるかと期待していたが、岬の周りには全く食べるところがない。ましてや、スーパーやコンビニもない。飢えを感じつつ、なんとか見つけた自動販売機で買ったコーラでお腹を膨らませる。

「宝満の池」での休憩を挟み、歩くこと1時間45分、ようやく「赤米館」に到着。道中食べるところが全くなく、「赤米」という響きからおにぎりぐらい販売していないかと期待したが、見事に予想を裏切られる。もう14時過ぎ、めちゃくちゃ歩いているし、飢え死にそうだ!

せっかく来たので、「赤米館」を見学。種子島では古来から赤米が栽培されているのだとか。その赤米と土地に伝わる祭事をビデオで紹介している。展示コーナーは小さく、15分もあればビデオも含めて見学できる。

宝満の池

宝満の池

ちょっと期待はずれな「たねがしま赤米館」

ちょっと期待はずれな「たねがしま赤米館」

しばらく歩いてようやくバスの通り道に出るが、次のバスまで45分の待ち合わせ。待ちぼうけしていても仕方がないので、さらに歩いて先に進む。結局、スタート地点の宿がある河内まで戻ってくる。もう足はカクカク。

これ以上歩けないので、バスで市街地まで買出しに行く。昨日と同じコンビニで、ようやく昼食代わりにソフトクリームを食べる。そして、沖縄色が入った目玉焼き&ポークハム弁当を買い、再びバスで宿へ戻った。

宿に近い「河内」バス停

宿に近い「河内」バス停

今日のウォーキング距離は、22.3キロ。「バスが無いから歩いちゃえ」ではじまったが、サンダルで歩くには少し長い距離だった。恵まれた晴天のせいで、顔は日焼けで真っ赤に。

温泉に入って、疲れた体を癒しながら、種子島旅行最後の夜が更けていった。

今宵の宿情報

わたり温泉館

(鹿児島県 南種子町)

今回泊まった部屋:  和室 (素泊まり)
今回の宿泊費(1人あたり):  3000〜3499円 
・Trips管理人 評価: 3.5  (管理人提供宿泊レポート)



[旅行記に出てくる地域近辺の宿かも?]