わたり温泉館(9:10)→宇宙センター(10:40) 【徒歩】
朝目覚めると、雲ひとつない青空。昨日Aコープで買っておいたレーズンパンとさつまいもの残りを朝食にする。
今日の目的地は、「種子島宇宙センター」。種子島といえば、いわずも知れたロケットの島。種子島から打ち上げられている中継画像もテレビでよく目にする。
「宇宙センター」まで、本数は少ないながらもバスが出ているが、敢えて徒歩で行くことにする。寒いと思って持っていった上着も邪魔なだけ。直射日光がジリジリと照りつける。山と田んぼに囲まれた道が続くが、歩道が整備されているので、歩きやすい。
どこまでも限りなく続く道とあの青空
歩くこと、7キロ、1時間半。ようやく目的地の「種子島宇宙センター」へ到着。ちょっとだけヘトヘト。
校外学習(?)で来ている鹿児島の有名進学校の生徒が先生に怒られているのを横目で見ながら、日陰で水分補給の休憩タイム。生徒も大変だが、先生も大変だ!
種子島宇宙センター
宇宙科学技術館内を見学。じっくりとみれば、1〜2時間程度は必要。人工衛星やロケットというキーワードをよく知っていても、それらの仕組みや機能は漠然としか理解していないものだ。そんな漠然としたものをよりはっきりされてくれる、そんな展示が多い。
朝から7キロも歩いてお腹が空いたので、館内にあるレストランへ。レストランと行っても、カフェテリアのような感じで席数はそれほど多くない。奥さんはカレーライス(350円)、僕はカレーライス(大盛) (400円)を注文。
料理が出てきてビックリ。50円の差と思えないほどのてんこもりカレーライス。お味の方はといえば、極々一般的なドライブインに出てくるレベルのレトルトカレー。とってもおいしいカレーならともかく、ちょっと量が多すぎて厳しかった。コストパフォーマンスはすごくいいけど…。でも、ちょっと頑張って完食!
大盛カレーライス(400円)
「種子島宇宙センター」では、施設案内の無料見学ツアーを実施している。事前にホームページで確認して、電話で13:30からのツアーを予約しておいた。
まずはツアーガイドのおねえさんと一緒にマイクロバスに乗りこんで、「ロケットの丘展望台」へ。小高い丘からロケットの組み立て棟や発射場を望むことができる。まるで、都会の高層ビルのよう。
ロケットの丘展望台から発射場を望む
本来は大型ロケット発射場も間近で見学できるのだが、次回のロケット打ち上げの準備のため、今回は見学できないだとか…(電話予約の時にも念押しされる)。
次のスポットは「大崎第一事務所」。ここでは、本物のロケット(H-2ロケット7号機)を間近でみることができる。一言で言うならば、でかい。二言で言うなら、意外とちゃっちいぞ。おねえさんの話によると、当初は7号機も打ち上げれる予定だったが、先に次世代機が出来てしまったため、お蔵入りになったのだとか…。少しかわいそうなロケット。
ホンモノのロケット(H-2ロケット7号機)
ツアーの最後は、総合司令棟。ロケット打ち上げ時に総指揮を取る場所。想像と比べると、かなり狭い施設。この総合司令棟とは別に発射台すぐ横の地下部にオペーレーションルームもあるのだとか。
画面が並ぶ総合指令室
ツアーを終えた後、路線バスの発車時刻まで少し時間があったので、宇宙科学技術館から徒歩5〜10分ほどの竹崎展望台へ。ロケット打ち上げ当日には、マスコミ関係者の撮影場所になり、一般人は入れない。
竹崎展望台から発射場を望む
宇宙センター(15:20)→上之平(15:40) 【バス】 種子島交通
本町(15:40)→河内(17:16) 【バス】 種子島交通
15:20発の路線バスに乗り、宿のある河内を通り越して、南種子市街地へ夕食の買出し。昨日行ったAコープに行くが、目ぼしいものがなかったので、エブリワン(九州でメジャーなコンビニ?)で380円弁当を買う。店内には焼き立てパンコーナーもある。
買出しを終えた後、宿まで歩いても良かったが、午前中の7キロウォークの疲れもあり、バスで宿へ戻り、温泉で疲れを癒した。