「北海道フリーパス」で巡るグリーン車旅行記

北は豊富、西は洞爺、南はえりも岬、東は納沙布岬…。北海道フリーパス(2人用)を片手にグリーン車とB寝台車を駆使して、奥さんと夏の北海道を駆け巡った、8泊9日の旅行記!
※本旅行記は2006年の記録です。最新の北海道旅行記『2008年夏「北海道フリーパス」で巡る北海道旅行記』もごらんください!

  
9日目 (2006年09月02日)
朝食、寝る、昼食、寝る・・・

今日は、新日本海フェリー「はまなす」で終日クルージング。

目覚めると、レストランの朝食営業は終わっていた。といっても、もともとレストランへ行くつもりはないが…。フォワードサロンで遅めのコンビニ朝食を食べようと行ってみると、「飲食物の持ち込み及び仮眠はご遠慮ください」の張り紙が…。しかたなく、プロムナードで食べる。

フォワードサロンの張り紙

フォワードサロンの張り紙

朝食を食べた後は、またまた睡眠。そして、不審な物音に起こされたのは、お昼の2時。不審な物音の正体は、同室のカップルが缶詰を缶切りで空ける音だった。おまけに、匂いがきついカップ焼きそばを食べる始末。ホントに迷惑な限り…。

昼食はカップラーメン。もちろん客室ではなく、後方デッキで。食べた後、小樽へ北上する姉妹船とのすれ違いをカメラに収める。

姉妹船「あかしあ」とのすれ違い

姉妹船「あかしあ」とのすれ違い

後方デッキからの眺め

後方デッキからの眺め

帰りもディナーバイキング

風呂に入り、気が付けば夕方。夕食前に夕日を見に行く。天気もよく、とてもキレイだ。

日本海に沈む夕日

日本海に沈む夕日

夕食は迷った末、レストランのディナーバイキング(1600円)へ。というのも、行きも夕食バイキングを食べたが、いまいちだったので迷っていたのだ。しかし、この旅最後の食事ということで、ちょっと奮発。帰りは利用客が多いせいか、料理の回転が早く、暖かい料理が多かった。

ディナーバイキング

ディナーバイキング

関西へ帰還

舞鶴FT→東舞鶴 【徒歩】
東舞鶴(21:53)→綾部(22:22) 【JR普通】
綾部(22:25)→園部(23:15) 【JR普通】
園部(23:17)→京都(0:03) 【JR普通】

舞鶴に近づくにつれて、漁火が多くなってくる。そして、舞鶴フェリーターミナルへ着岸。

新大阪行の連絡バスがフェリーターミナル前から出ているが、ちょっと節約するために、東舞鶴駅まで30分ほど歩いて、JRで大阪へ戻ることにする。

舞鶴フェリーターミナル

舞鶴フェリーターミナル

JR東舞鶴駅

JR東舞鶴駅

東舞鶴から乗車する綾部行の電車は、東舞鶴での折り返しだ。京都や大阪からやってきて、これからフェリーに乗船する人たちが降りてくる。これから現実の世界に戻る僕たちにとっては、これから北海道へ向かうことがとても羨ましかった・・・。

終電が出た後の京都駅(山陰本線)

終電が出た後の京都駅(山陰本線)

(終わり)

(おまけ) 改悪された北海道フリーパス

この旅から数ヵ月後、JR北海道から北海道フリーパスの運用変更がリリースされた。2006年12月より、グリーン車用および指定席用共に、利用回数が6回に制限された。また、1人用と比較して割安だった2人用も廃止された。

今回の旅と照らし合わせてみても、6回という数はあまりにも少なすぎる。値段もほぼ据え置きであり、値上がり以外のなにものでもない。毎年北海道フリーパスで北海道を楽しんできたが、来夏は再考しなければならない。

九州もいい。少し気になっているキップ「SUNQパス」。3日間 10000円で九州ほぼすべてのバスが乗り放題になるキップだ。こんな魅力あるキップこそが、旅のキッカケとなるのだ。


[旅行記に出てくる地域近辺の宿かも?]