終日航海(仙台港一時下船 9:20〜12:20) 【太平洋フェリー きそ】
太平洋フェリー 泊
ちょっと睡眠不足気味。指定された寝台は上段だったが、寝返りをうつ度にきしみがかなりひどく、自分が眠れないばかりか、下段の人も起こしてしまっている模様。せっかく新しいタイプの寝台なのに、寝心地が悪かった。
札幌のセイコマートで買っておいた菓子パンで朝ごはんを済ませる。もちろん、朝食バイキングも営業しているほか、マーメイトクラブでもモーニング(650円)を販売している。
仙台港へ近づく「きそ」
甲板から朝食バイキングの様子を覗けたりする!
カモメ(ウミネコ?)も歓迎
定刻9:20、仙台港到着。仙台下船の乗客が次々と降りて行く。ほとんど団体客ではないかと思うほど、団体が多い。名古屋まで乗り通す乗客は、11:40頃(だったと思う)まで一時上陸できる。
仙台港フェリー埠頭
地上から「きそ」を撮影
仙台で一時上陸する人の行き先は、だいたいジャスコだ。港から15分ほど歩く距離にあり、ちょうどいいお散歩代わりになる。また、船内での食料を補充する人も少なくない。北海道の涼しさ(寒さ?)とは違って、ポカポカ陽気で暑いぐらいだ。
港からジャスコが見える(赤いマークがあるところ)
ジャスコへ向かう道の途中にある踏み切り(貨物線?)
ジャスコで昼食になるお弁当を探す予定だったが、たいして良さそうなものは無かったので、ずんだ餅を1パック買う。お土産物屋さんで売られているものとは違って、よく食料品売り場のパンコーナーの片隅に設けられた和菓子コーナーで売っている、ジモティーな安いやつを買った。
11時過ぎには船に戻って、甲板でノンビリする。ジャスコでは昼食の収穫が無かったので、レストラン「タヒチ」のランチバイキングへ行くことにする。12時オープンの15分前ぐらいに行ったにも関わらず、もう10人ぐらいの人が並んでおり、12時オープンの時にはそこそこの行列が出来ていた。
ランチバイキングのお値段は、900円。パン、サラダ、ハム、唐揚げ、明太チーズ春巻きをはじめ、昨日の夜に「マーメイドクラブ」で食べたカレーと同じ味のカレーもあった。デザートはケーキはなく、フルーツのみ。味は平均的。街中の定食屋さんでもこれぐらいの値段はするので、船上価格ではないにしても、とてもお値打ちと思える。
窓側の席を取れて、雰囲気も良かったので、閉店ギリギリの時間までくつろいだ。
「タヒチ」ランチバイキング盛り付け例(やっぱり汚い…)
ソファー席もある
昼食が終わると、今度は姉妹船「きたかみ」とのすれ違いだ。船内放送が流れると、続々と甲板に人が出てくる。新日本海フェリーの舞鶴航路とは違い、太平洋フェリーは高速船ではないので、甲板に出て、すれ違いを見れる。GWとあって、「きたかみ」も乗客が多いようで、手を振っている人が見える。
姉妹船「きたかみ」とのすれ違い
すれ違った後、後部を撮影
すれ違いが終わると、昨日のラウンジショーにも出ていた高梨美生さんのピアノ演奏だ。この船に乗っていると、時間潰しに困ることがない。演奏が終わった後、ちょっと早めにお風呂に入る。
お風呂から上がった後、奥さんが欲しがっていた太平洋フェリーオリジナル キティちゃんボールペンを売店で買う。新日本海フェリーと比較すると、太平洋フェリーの売店の営業時間は非常に長く、早朝と深夜、仙台港入出港時を除いて、ずっと営業している。
そして、日の入りの時間に合わせ、後方甲板へ写真を撮りに行く。とても夕日がキレイだ。
後方甲板から撮影した夕日
夕食は、昼と同じく「タヒチ」でディナーバイキング。団体ツアー客は旅行代金に食事代が含まれているのか、食券を持っている。それで利用客が多いせいか、入るまでに20分以上待つことになる。パン、サラダ、スープ、鯛めし、ごぼうにんじんフライ、ツナ春巻きなど、そこそこの種類のおかずが並ぶ。メインのサーロインステーキは三枚食べた。夕食はケーキやアイスクリームも並んでいるが、冷凍モノのようだ。
以前に乗船した「いしかり」と比較すると、若干、品数・内容ともに落ちたことは否定できない。また、往路に乗船した新日本海フェリーの夕食バイキングと比較しても、(実際はどうだか分からないが)手作り感に欠ける内容だった。
夕食バイキング盛り付け例(たまにはキレイにしたい)
夕食が済んだら、今度は20時からのラウンジショー。昨夜と同じく、金亜軍さんの楊琴と高梨美生さんのピアノ。ギリギリに時間に行ったら、団体客が多くて、立ち見をするハメに。空いている席に座ろうとしたら、「この席、取ってるのよ、ゴメンナサイ」と言われる始末。
ラウンジショー
ラストに近づくと、会場が華やかになる
ちょっと夜更かしをしようとしたけど、全く昼寝をしなかったので、早めに床についた。