博多(7:56)→鳥栖(8:32) 【JR 快速】
鳥栖(8:47)→肥前山口(9:34) 【JR 普通】
肥前山口(9:37)→佐世保(10:58) 【JR 普通】
途中、何度も目が覚めて眠れぬまま、博多へ到着。駅構内のパン屋さんで朝食を買い、通勤客に囲まれながら、鳥栖へ移動する普通電車の中で食べる
博多駅にて
鳥栖で肥前山口行に乗換え。座り心地の悪いロングシートなのに、奥さんと二人で熟睡。終点の肥前山口では、清掃のおっちゃんに起こされる始末。肥前山口での乗換えは3分にもかかわらず、階段を上り下りして、隣のホームに移動しなければならない。寝ぼけた頭でとりあえずダッシュ!
鳥栖駅のホームにて
肥前山口からさらに1時間ほど揺られて、ようやく佐世保に到着。
佐世保観光(セイルタワー・ヒカリ)
みどりの窓口で18きっぷを見せて、「楽チャリ」利用券を購入。JR九州が運営しているレンタサイクル。JR利用者であることを証明すれば、電動自転車にもかかわらず、2時間300円の格安料金でレンタルできる。
電動自転車の乗り心地はすこぶる良い。坂道もラクラク。こぎ始めは、まるで誰かに後ろを押されているかのような加速感。できることならば、家まで乗って帰りたいぐらい!
「楽チャリ」利用券
まずは、セイルタワー(自衛隊博物館)へ。入口で受付簿に住所と名前を記帳して、入館バッチを受け取る。その受付のフレンドリーなおじさんに言われた言葉が今でもナゾだ。
おじさん 「大阪は昔、逢坂といったものじゃ」
自分 「・・・・・」
何を伝えたかったんだろうか?
ぶっちゃけ軍事モノにまったく興味がないので、奥さん共々、つまらないというのが率直な感想。1Fと2Fは軽く見飛ばして、最上階の展望台へ。ここの景色が一番良かった。しかし、「撮影禁止」のマークがあり、景色は撮れなかった。
お昼ごはんは、最近大人気の佐世保バーガーの火付け役となった「ヒカリ」へ。セイルタワーのすぐ隣だ。
佐世保バーガーの火付け役「ヒカリ」
お店の前には、人とクルマの列が…。待ち時間が40分だとか。お店の前で出来上がるを待つ。その合間にも、どんどん注文が入り、最大60分待ちに。
20分ほど待って、ようやくありつけた「ジャンボスペシャルバーガー」(500円)。店の前のベンチで食べる。ジャンボというだけあって、本当にジャンボ。パンは甘みがあり、暖かい。中に挟まってるベーコン、タマゴ、トマト、レタス、ミート、タマネギも絶妙なハーモニー。一見高く思うが、十分なコストパフォーマンス。これを食べたら、マクドもロッテリアももう食べれない!
ちなみに、お店の人にあとどれぐらいと聞いてみると、なぜか時間が短くなるのは内緒。
ヒカリのジャンボスペシャルバーガー
レンタサイクルの返却時間まで少しあったので、無理やり坂を登って電動自転車の性能を試してみたり、マリンターミナルに行ったりして、佐世保駅に戻る。
佐世保駅にいる貧乏神!?
マリンターミナル
佐世保(13:44)→早岐(14:01) 【JR普通】
早岐(14:03)→ハウステンボス(14:09) 【JR普通】
佐世保からJRでハウステンボスへ移動。
駅から出て、はじめに見える建物が「ハウステンボスジェイアール全日空ホテル」。いつもは、この高級ホテルに一度泊まってみたいと恨めしく思うのだが、今回はここよりもグレードの高い「ホテルヨーロッパ」。気分はルンルン♪(貧乏人気質むき出し)
ハウステンボス駅
ハウステンボスジェイアール全日空ホテル
1500円のミールクーポンにそそのかされ、入国ゲートの横でやっていたモーレンクラブカード(フリーパス)クレジット機能付き切り替えキャンペーンに申し込む。。
そして、入国棟横にあるホテル専用カウンターで「プラチナリゾートカード」を受け取る。ここで預けた荷物はホテルまで運んでもらえるので、手ぶらだ。
「プラチナリゾートカード」を見せて、ホテルヨーロッパ専用クルーザに乗船。入国ゲートからホテルヨーロッパの内海の船着場まで、直行で連れて行ってくれる。ホテルヨーロッパとフォレストヴィラ宿泊者のみの特典だ。
ホテルヨーロッパの内海の船着場
フロントへ行くと、チェックインする宿泊客で大行列。子供も多く、なんかガツガツとした感じ。ホテルオークラ系だけあって、上品な雰囲気を期待していたので、ちょっと残念。最近のハウステンボスの不振振りもあって、ツアーのパンフを見ていても、若干安売り気味の感は否定できない。今回こうして宿泊しているのも、結局のところ、そのせいなのだが…。
ロビーで振舞われているウェルカムドリンクは、カクテル風トロピカルジュース。なんだかよく分からない味だけど、とっても美味。奥さんは「お代わりしたい」と申す。まったく、こういう奴がいるから品が落ちるんだな。といいつつも、ホンマにおいしかった。
ベルボーイさんに案内してもらって、部屋へ。安いプランだけあって、低層階(当然、ウッドデッキのある1Fではない)のスタンダードツイン。もちろん、内海側。廊下はかなり幅が広く、さすがはプレミアムホテル。しかし、カーペットの色などを見ていると、月日による若干の劣化は否定できない。
ホテルヨーロッパの客室廊下
ベットはフカフカ、洗面所は広く、もちろんトイレとセパレート。鏡は曇り止め付き(高級ホテルの見分け方のポイント!)。1人1泊朝食付 10000円は十分にコストパフォーマンスはいい。
フカフカのベット
スタンダートツインの室内
ホテルで少し休憩した後は、いよいよ園内散策。夏休み中とはいえ、金曜日のせいか、とても街が静かだ。アトラクションはほとんど制覇しているので、チューリーと写真を撮ったり、ウォータースキーショーを見たり、街を満喫する。
ハウステンボスのシンボル「ドムトールン」
チョコレートの滝
ひっそりとした街並み
おやつはハロハロ(450円)
ウォータースキーショー
夕食はちょっと早めに、ドムトールンの下にある「ピノキオ」。事前にネットで調べていたお店で、ピザが評判のお店だ。白いきのこのピザ(1000円)と森と海のパスタ(1700円)を注文。ピザは評判どおりの味。一方、パスタもおいしいんだけど、ピザで一歩リードされているかなといった感じ。
絶品のピザ
「ピノキオ」を出ると、いよいよ夜のハウステンボスのはじまり。街のイルミネーションが灯り始める。
ホテルヨーロッパ前の運河
灯りはじめる「ドムトールン」
夜のイベントは「アースリズム」という打楽器のイベント。内容的には微妙かな。そして、いよいよメインイベントの花火。1万発のカウントダウン花火を経験してしまっているせいか、レギュラー花火が少し物足りなく感じてしまう。
ライトアップされた「ホテルヨーロッパ」
めがね橋?
色とりどりの花火
フィナーレの大玉
花火が終わった後こそが、宿泊者しか味わえない、ハウステンボスの夜だ。一般入場者がどんどん帰っていく中、ひっそりとした園内をブラブラする。ホテルデンハーグの前にある観光船のりば横の海沿いのベンチに座って、地ビールを飲みながら、レモンチーズケーキを食べる。地ビールはホップの香りがきつすぎて、あんまりおいしくなかった…。
そして、ホテルへ戻ろうと思ったが、せっかく園内に泊まっているのだからということで、ホテルヨーロッパの前にある「Bar グランキャフェ」に入る。夏休みと言えど、金曜日のせいなのか、ガラガラ。他に、女性の一人客がいる程度。店内の照明は少しダウンされていて、とっても雰囲気がいい。
ちょっと贅沢かなと思いつつ、僕はキューイのフローズンカクテル、奥さんはマンゴのフロースンカクテル(共に1200円)を注文する。生フルーツを使っているようで、とってもおいしい。あえて言えば、キューイの方がおいしかった。
グランキャフェのフローズンカクテル
こうして、ちょっと贅沢な気分を味わう、ハウステンボスの夜は更けていった。
ホテルヨーロッパ ハウステンボス
(859-3293 長崎県佐世保市ハウステンボス町7-7)宿泊者専用クルーザーでのチェックインから、部屋・食事・おもてなしのすべてがラグジュアリーなハウステンボスが誇る最高級ホテル。
お過ごしいただくすべての瞬間が非日常の体験にあふれています。