赤ちゃんと泊まる「ラ・スイート神戸」旅行記

★★★新着公開(2015/6/6掲載)★★★
今年で結婚10周年。昨年、娘が生まれ、今年の3月頃から近場でのミニ宿泊旅行をぼちぼち再開している。京都・滋賀は制覇したので、今回は兵庫(神戸)だ。スイート10ということで、ちょっと奮発して、全室スイートの「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」に泊まった1泊2日のミニ宿泊旅行記。

  
1日目 (2014年07月21日)
[プロローグ]結婚10周年を記念して・・・

昨年、娘が生まれてから一気にライフスタイルが変化した我が家。これまでは、2ヶ月に1度は夫婦で旅に出ていたが、すっかりひきこもり生活になってしまった。

しかし、今年3月の「グランドプリンスホテル京都」を皮切りに、ゴールデンウィークには滋賀にもお泊り旅行に挑戦した。夜な夜なの授乳や夜泣きなど、まだまだ大変なことも多いが、結婚10周年ということもあり、今回も旅行というよりは、ホテルでゆったりとした時間を過ごす旅に出ることにした。

まずは、行き先決めだ。京都・滋賀は制覇したので、今回は兵庫(神戸)を目指すことにする。夜泣きを考慮すると、壁が薄いビジネスホテルや休暇村(国民宿舎)的な宿泊施設はNGだ。となると、比較的部屋の造りがしっかりとしたシティホテルが候補となってくる。そして、まだまだ訳も分からずギャーギャーと泣くわけで、京都や滋賀での宿泊の際も、ホテルでの食事に苦労した。

当初は「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」あたりがよいかと候補に考えていた。しかし、ふと目にしたメルマガで気になったホテルが「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」。

オールスイートの超豪華ホテル。今まで、ハーバーランドのモザイクやポートタワーを散策している時に、何気なく「こんなところにオシャレなホテルがあるんだ・・・」と思っていたホテルがまさしく「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」。そんな豪華ホテルに0歳児を連れていくなんぞ、ありえない話ではあるが、ホームページをのぞいてみると、「これいいかも?」と思えるプランがあったのだ。

そのプランの名は、「LITTLE LADIES & GENTLEMAN ファミリープラン 〜お子様の笑顔と触れ合う最高の休日〜」。

スイートの広い客室で子供と一緒に家族だけの時間を愉しむという、添い寝の子供同伴が条件のプランだ。添い寝の子供は無料なのに、夕食・朝食が付いている。何よりも気に入ったのが、大人も含めて、夕食・朝食がルームサービスで提供されるのだ。ギャーギャー泣く猫娘をレストランに連れていくわけにはいかないが、部屋の中ならば、気にならない。

ホテル直営サイトを経由して、ラグジュアリーフロアのスーペリアツインを1名29000円(2食付)で予約。ちょっと値段はお高いが、スイートルームであること、二食共にルームサービスであることを考えると、値段相応かもしれない。何よりも、結婚記念日ということで、予約を済ませ、当日を迎えた。

快晴の神戸へ

天気は快晴。むしろ暑すぎるぐらいで、娘が脱水症状にならないか心配してしまうが、たっぷり母乳を飲んでいるので、大丈夫そう。新快速で三宮まで向かい、普通で元町まで移動する。電車での移動は、いつも泣かないかとドキドキしてしまう。

少し距離はあるが、元町駅から歩いて、ポートタワーのあるハーバーランドへ移動する。中突堤中央ターミナル「かもめりあ」の受付で授乳室を借りる。まだまだ頻繁にエネルギー補給をしないといけないので、常に授乳室を意識した旅になってしまう。

快晴はうれしいが、暑すぎる・・・

快晴はうれしいが、暑すぎる・・・

「神戸アンパンマンこどもミュージアム」の無料コーナーをブラブラ♪

チェックインの15時には、まだまだ時間があるので、まずは昼食タイム。どこかのレストランに入る選択肢もあったが、娘のギャン泣きをくらっても困るので、ショッピングモール「umie(ウミエ)」の地下にあるイズミヤでお弁当を買い、店内の飲食スペースでささっと済ませる。

食後は、隣接する「神戸アンパンマンこどもミュージアム」へ。ミュージアムの入場料は1500円(1歳以上)。娘はタダだけど、夫婦で3000円。まだまだ立てないばかりでなく、アンパンマンも認識できているか怪しい娘にとっては、猫に小判、豚に真珠。おまけに、ベビーカーに揺られて、スヤスヤ・・・。

そんなわけで、無料コーナーをブラブラしつつ、大きくなったら連れてくるための下見をしておくことにする。

写真はサンプルだが、キャラパンも売っている(1個310円)

写真はサンプルだが、キャラパンも売っている(1個310円)

お待ちかねのホテルチェックイン♪

15時を過ぎたので、ホテルへ。厳かな感じの玄関を開けると、こじんまりとしたフロントとロビーがある。チェックインを告げると、ゆったりとしたソファに案内され、しばし待たされる。ちょっと待ち時間が長かったので、猫娘が泣き喚かないかドキドキ。

デスクでチェックイン手続きを済ませ、ルームサービスなどの案内を受ける。そして、女性には全員サービスされるコスメアメニティーをチョイスする。加えて、今回のプラン特典の「Duck Bath Light」を受け取る。簡単にいえば、お風呂に浮かべるアヒルだ。面白いのは、ピカピカと光るところ。これは、お子様向け特典だ。

女性全員の特典のコスメアメニティ

女性全員の特典のコスメアメニティ

プラン特典のアヒル隊長

プラン特典のアヒル隊長

案内された部屋は、6階のラクジュアリースーペリアツイン。事前にベビーベッド(無料)を依頼しておいたが、既に予約がいっぱいでNGとの回答で、ベットガードを付けておくとのことだった。これから推測するに、意外と赤ちゃん連れの需要があるようだ。ただ、ベット自体がとっても広いのと、ツインベットをくっつけおいてもらえたので、落ちることはなさそうだ。

とっても広いベットだ!

とっても広いベットだ!

充実したアメニティ♪

さすが、全室スイートの豪華ホテルだけあって、アメニティはとっても充実。アメニティを見ているだけで、ウキウキしてくる♪

屋内用とベランダ用のスリッパ

屋内用とベランダ用のスリッパ

ポットはティファール

ポットはティファール

コーヒーや紅茶も充実

コーヒーや紅茶も充実

無料のミネラルウォーター(瓶1本+ペットボトル2本)

無料のミネラルウォーター(瓶1本+ペットボトル2本)

パジャマとバスローブ

パジャマとバスローブ

女性にはおやすみ用手袋なども・・・

女性にはおやすみ用手袋なども・・・

洗面台にもたくさんのアメニティ

洗面台にもたくさんのアメニティ

子供用のアメニティ(おしりふきやビオレなど)

子供用のアメニティ(おしりふきやビオレなど)

さすがスイート! 豪華な室内設備

部屋の設備もとっても豪華。本格的なデスク、大きな液晶テレビ(我が家のモノよりも大きい?)、ジャクジーバスなど、まるで夢のような世界だ。

オットマン付の優雅なソファ

オットマン付の優雅なソファ

立派なデスク

立派なデスク

ルームサービスで活躍したダイニングテーブル

ルームサービスで活躍したダイニングテーブル

大きな液晶テレビ

大きな液晶テレビ

豪華なジャクジーバス

豪華なジャクジーバス

バスに液晶テレビも付いている

バスに液晶テレビも付いている

バスソルトを入れると、汗が止まらなかった・・・

バスソルトを入れると、汗が止まらなかった・・・

神戸の海の景色を堪能できるバルコニー

バルコニーもリゾートっぽい雰囲気だ。ポートタワーなど神戸の海の景色を堪能できるバルコニーで、娘を入れて、三人でほっこりとする。

アジアンリゾートな感じのバルコニー

アジアンリゾートな感じのバルコニー

バルコニーの下に見えるホテルのガーデン

バルコニーの下に見えるホテルのガーデン

バルコニーからは神戸の海の景色を堪能できる

バルコニーからは神戸の海の景色を堪能できる

夕食はルームサービスの「淡路牛ディナーコース」♪

涼しい部屋でゴロゴロ。娘も広い心地よい空間が気に入っているのか、ニコニコしている。娘がちょっと早い夕食(離乳食)を食べている間に、僕は一人で夕食後のデザートの買い出しにでかける。モザイク・umie・神戸駅も隣接しているので、買い出しに困ることはない。

バルコニーからの景色がキラキラとした夜景に変化してくると、夕食の時間だ。今回はレストランではなく、ルームサービスによる淡路牛ステーキディナー。ホームページによると、8000円+税のコースなので、期待が膨らむ。

バルコニーからの景色も夜景に変わる

バルコニーからの景色も夜景に変わる

幸いなことに、娘さんは夢の中へスヤスヤ。実は、これまでいろいろな旅をしてきたが、ルームサービスは初めて。どんな感じなのかわからないので、ちょっとドキドキしながら待つ。部屋の入口の呼び出しベルが鳴る。娘が起きないか、ちょっとドキドキ。

係の方が部屋にワゴンを入れると、保温された料理が取り出され、そしてワゴンがテーブルに大変身。初めてのルームサービスだったので、「へぇ〜」と感心してしまう。セッティングの皿の音で、娘が起きてしまわないかドキドキ。しかし、部屋に係の方が入ってくるのは、なんとなく落ち着かないものだ。旅館の夕食で仲居さんが入ってきておちつかないのと同じ気分(T_T)

今回のプランは、大人の食事だけでなく、子供用の食事も付いている。しかし、まだまだ母乳と離乳食の娘がお子様ランチのような料理を食べられるわけもなく、その料理は僕たち夫婦のお腹の中へ吸い込まれるのだ。どちらにしても、少し前に離乳食を食べて、娘は夢の中だが・・・。

部屋にセッティングされたディナー

部屋にセッティングされたディナー

娘を起こさないように、小さな声で「いただきます」をして、ディナータイムのはじまり。まずは、おしゃれな前菜とスープに口にする。スープは、玉ねぎとじゃがいものスープ。玉ねぎの甘味がとっても美味。

アスパラや海老やいんげんなどのゼリー寄せ

アスパラや海老やいんげんなどのゼリー寄せ

玉ねぎとじゃがいものスープ

玉ねぎとじゃがいものスープ

パンは、大人用にハードパンが1人2つずつ、子供用にはロールパンがついている。ステーキは、焼け目もついているし、柔らかくて、とっても美味。少し冷めていたのが残念だけど、ルームサービスだけにこれは仕方がない。

ハードパンがおいしい(右の2つが子供用)

ハードパンがおいしい(右の2つが子供用)

とってもおいしい淡路牛のステーキ

とってもおいしい淡路牛のステーキ

最後にデザートは、チョコムースとフルーツ。こちらも冷え冷えだったらもっとおいしいと思うが、ちょっと温くなっているのが残念。一番最後に食べるわけなので、仕方がない。コーヒーはポットでサーブされ、1人2杯飲んでもまだ残っていた。

デザートもとっても美味♪

デザートもとっても美味♪

子供にはもったいないレベルのお子様ディナー

さてさて、淡路牛ディナーコースを完食したが、大食らいの僕たち夫婦には、ちょっと物足りない感じ。そんなわけで、娘用のディナーも夫婦で分けて食べることにする。(そもそも離乳食の娘が食べられるわけがないので、はじめからのそのつもりだったが・・・)

まず、スープはコーンスープ。これがまた、今まで食べたことのない味でとっても美味。そして、メインプレートはお子様ランチ風で、チキンライス・ハンバーグ・エビフライ・ポテト。お味は、もはやお子様ランチではないレベル。ポテトはともかく、エピはプリプリ、ハンバーグも本格的。さらに、オレンジジュースも付いていた。

大人でも楽しめるお子様ランチ

大人でも楽しめるお子様ランチ

オレンジジュースも付いている

オレンジジュースも付いている

楽しい一日の終わり・・・

夕食の後は、まったりとした時間を過ごす。奥さんはコーヒーの残り、僕はコンビニで調達してきた神戸ワインを飲みながら、デザートタイム。デザートは、神戸駅のヴィドフランスで買ってきたブルーベリーパイ。結婚記念日を祝うにふさわしい心地よい時間を過ごすことができた一日だった。

ライトアップされたホテルのガーデン

ライトアップされたホテルのガーデン

ヴィドフランスで調達したプルーベリーパイ

ヴィドフランスで調達したプルーベリーパイ

今宵の宿情報

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド

(650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町7-2)

世界水準と認められた上質なサーヴィスと日本が誇る「おもてなし」の文化が融合した、どなたにも我が家以上のくつろぎを、そして神戸ならではの異国情緒と豊かな食文化を、五感全てでお愉しみいただけます。


今回泊まった部屋:  ツイン (朝・夕食付)
今回の宿泊費(1人あたり):  15000円以上 
じゃらん 評価: 4.9  (44件の口コミ)
楽天トラベル  評価: 4.8  (1612件の口コミ)
・Trips管理人 評価: 3.5  (管理人提供宿泊レポート)

総合評価 (Trips独自): 86 点   ※Trips独自評価基準について


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