昨年我が家にやってきた小さな天使。生後5カ月に近くなり、ようやく首が座ってきた。意味もなく泣き出したり、夜中も含めて数時間おきに母乳をあげないとダメな状態は続いているものの、日に日に落ち着いてきている。
以前は、2カ月に1度は、日本各地へ旅に出ていた僕たち夫婦。娘が生まれてからというものの、ひきこもりのような生活を続けていた。当然のことながら、ストレスもたまり気味・・・。
そんな中、ふと思い出したのが、ちょうど一年前の話。
将来出会う小さな天使は、すでにお腹の中に宿っていたものの、僕たち夫婦は気づいていなかった頃のことだ。京都市内といっても、中心街からは少し離れた宝ヶ池のほとりにある「グランドプリンスホテル京都(旧・宝ヶ池プリンスホテル)」のイチゴてんこもりの「ベリーストロベリーバイキング」に行った。スイーツバイキングにしては珍しくディナー時間帯での設定だが、スイーツのレベルは非常に高かった。また、種類は多くないが、いわゆるスイーツ以外の食事メニューも非常においしかったのだ。
今回の話の始まりは、奥さんとの「今年も行きたいけど、まだ無理かなぁ・・・」という会話からだった。
ちなみに、その2週間ほど前の話。
完全母乳で育てている奥さん。事前に仕入れた知識のとおり、母乳を生成するにはかなりのエネルギーが必要らしく、最近は常に「お腹へった〜」と叫ぶ日々。また、かなりの量を食べているにも関わらず、一向に体重が増える気配がない。
そんな奥さんのお腹を満たすために、決行したのが、日帰りのホテル朝食ブッフェ。そして、たくさんあるホテルの中から選んだのは、京都駅前にある「京都センチュリーホテル」の「オールデイダイニング ラジョウ」だ。
適当に選んだわけではなく、いくつかの理由がある。一つ目は、妊娠中に一度行ったことがあり、雰囲気などがわかっていたこと。二つ目は、駅前というアクセスの良さ。三つ目は、レストランが広く、ゆったりしているのでベビーカーでも大丈夫と思ったからだ。もちろん、事前にベビーカーが持ち込めることは、電話で確認しておいた。
ドキドキしながら決行してみた朝食ブッフェだったが、電車の中でも、食事中でも、小さな天使さんは静かに寝てくれていたので、久しぶりの外食をまったりと楽しむことができた。また、ブッフェ方式の場合、料理を取りに行くために立ち歩いている人も多く、全体の雰囲気としてザワザワした感があるので、「ブッフェ形式ならば、なんとかなるかも」という自信もついていた。
朝食ブッフェで得た自信、そして、「ベリーストロベリーバイキングに再び行ってみたい!」という二つの想いから出てきた結論は・・・。
ベリーストロベリーバイキングを楽しむために、「親子3人でグランドプリンスホテル京都へ泊まりに行こう!」ということになった。
日帰りで行くという案もあったが、ベリーストロベリーバイキングはディナータイムしか行われていない。ディナータイムとなれば、食べ終わってから帰るだけでも、赤ちゃん連れにとっては、一苦労だ。何よりも、赤ちゃんに付き物である、オムツ替えや授乳のタイミングが大変だ。オムツ替え台があるホテルはあれど、日帰り客が利用できる授乳室が備えられたホテルは非常に少ない。
それを解決する結論がお泊りだ。奥さんも連日の育児でストレスが溜り気味だったので、ちょうど気分転換になる。そんなわけで、「ホントに大丈夫かな?」と不安を多少は抱えながら、あえて日帰りできる京都へ1泊2日でプチ旅に出ることになった。
宿泊するホテルが決まってしまえば、後は予約をするだけだ。色々な宿泊予約サイトを調べてみる。そして、るるぶトラベルで、今回の目的であるベリーストロベリーバイキングが付いた1泊2食付のツインルームのプランで予約。お値段は10000円/人だが、るるぶトラベルのキャンペーン用クーポンを利用したので、8400円/人になった。
ところで、今回はじめて赤ちゃん連れの旅行となって戸惑ったのが、赤ちゃんの宿泊料金だ。今まで全く気にしたことがなかったことを気にしなくてはいけないことに、改めてこの1年の変化を感じてしまう。
多少戸惑いつつ、色々調べてみたところ。乳児は概ね無料であるケースが多いようだが、ベビーベットが有料になる場合もあるようだ。一方、乳児であっても有料という施設も多少はあることがわかった。
結論でいえば、赤ちゃんの宿泊料金は様々。さらに、宿泊予約サイトの多くは、赤ちゃん(乳児)の宿泊に対応していないことも多く、一番確実なのは宿に直接確認することだ。
ちなみに、今回のグランドプリンスホテル京都の場合、乳児は無料、さらにうれしいことにベビーベットも無料でレンタルできる。つまり、赤ちゃんはタダ。一方、お隣の大津プリンスホテルの場合、宿泊料金は無料だが、ベビーベットのレンタルは有料らしい。
今回は予約時にベビーベットのレンタルも一緒にお願いし、無事にプチ旅の当日を迎えた。
旅行当日、ちょっと寒いが、天気は良好。久しぶりのお出かけに奥さんもルンルン気分♪
近所に泊まりにいくという何とも不思議な感覚で家を出発し、まずは京都駅を目指す。京都駅の八条口には、プリンスホテルのウェルカムカウンターがある。ここでは、グラントプリンスホテル京都と大津プリンスホテルの宿泊客を対象に、チェックイン手続きサービスと手荷物預かりサービスを行っている。手荷物は、14時までに京都駅で預けておけば、ホテルへ無料で配送してくれる。
カウンターで宿泊ホテルと名前を告げると、名前や住所が印刷された紙が印刷され、そこにサインをするだけでチェックイン手続きは完了。そして、赤ちゃんに必要な最低限な荷物以外を預けて、身軽になる。
京都駅構内のプリンスホテルカウンター
ちょうどお昼時なので、ランチスポット探しだ。
以前の夫婦だけの旅ならば、ウロウロとながらお店を選んだところだが、ベビーカー持ちとなると、選択肢は一気に狭くなる。さらに、いつ泣き出すか分からない猫娘を抱えているとなると、静かな店はリスクが高すぎる。
そんなわけで、今回選んだのは、京都駅から歩いて5分ほどのところにある「イオンモールKYOTO」のフードコート。今まではあまり意識したことがなかったが、こういうフードコートは赤ちゃん連れでも気兼ねなく食事できる貴重なスポットなのだ。夜のバイキングに備えて、昼は「すき家」の牛丼で軽く済ませる。
食後は、ホテルへ向かう前に、授乳室へピットイン。ここで、娘のエネルギー補給だ。この授乳室も子どもが生まれてはじめて知った場所。そして、とても有難いスポット。イオンはこういった子ども連れの施設が充実しているので、非常に助かる。
うちの娘さんは、すぐに母乳を飲んでくれないので、パパはスマホをいじりながら、ひたすら入り口のベンチで待つのが、最近の定番だ。
子どもが生まれてからというものの、モノの見方が大きく変わった。ベビーカーを押し歩くようになって見方が変わったものも少なくない。
今までバリアフリーという言葉は、障害者の方のための言葉と思っていたが、その言葉は赤ちゃん連れにとっても優しい言葉だと気付いたことだ。今まで駅にエレベーターが新設されるという案内を見ても、何も感じることがなかった。しかし、そのエレベーターがなければ、ベビーカーを担いで階段を上り下りする必要があるのだ。
それだけではない。エレベーターの中に取り付けられた鏡。これもエレベーターのカゴの中に前進のまま入り、後ろに下がりながら降りる時には大変便利な道具であることに気づいた。車イスの方なら、なおさらだろう。歩道の段差一つにしても、ベビーカーの前輪がひっかかり、うまく昇れないことも少なくない。
バリアフリーというのは、みんなにとって優しいモノなのだ。
イオンモールの2Fにある金券ショップで地下鉄のキップを買った後、地下鉄京都駅へ。
そこで、またまた困ったことに遭遇する。地下鉄京都駅には、いくつか改札口があるが、改札階からホーム階に降りるエレベーターがある改札口は限られているのだ。うっかり無人改札口から入ってしまうと、路頭に迷うことになる。
我が家が購入したベビーカーは、軽量タイプ。まだ5カ月なので、娘を乗せたままベビーカーを抱えて階段を上り下りするのも、それほど苦ではない。しかし、手が万一滑ってしまったり、運悪く他人にケガをさせてしまうことになっても困るので、できるだけエレベーターを使うようにしている。
そこで、いくつかの改札口を回り、ようやくエレベーターがある改札口を発見する。しかし・・・、ここからがまた難関だ。エレベーターは小さいカゴのタイプが1基だけ。ベビーカーが2台も入れば、もういっぱい。そんなところに、ベビーカーだけでも数台の待ち行列ができている。
ここまでならまだ仕方がないと割り切れるのだが、そんな中に紛れ込んでいるのが、車イスでもなく、杖をついているわけでもない、年配(+やや若い人)のおじさまとおばさま方。もちろん、一見しただけでは見えない障害や事情もあるだろうが、どう考えても、エスカレーターで十分と思われるほど足腰が達者なのだ。
今回に限った話ではなく、他の駅でも、ベビーカーや車イスの列を無視して、順番を抜かして、我先にエレベーターに乗り込み、目の前の人を押しやるように、スタスタと去っていく、そんなお年寄りの方も多い。もちろん、順番を譲ってくれたり、開ボタンを押してくれたりする優しい方も多いのだが、数で言えば、「嫌な気分>嬉しい気分」の傾向が強い。
むしろ、若者の方が草食化の影響なのか、さりげなく席を譲ってくれることもある。「最近の若者は・・・」という言葉は死語になったのだろうか?
京都→国際会館 【普通】京都市営地下鉄
グランドプリンスホテル京都の最寄り駅は、国際会館駅。京都駅から烏丸線で1本、所要時間は20分ほど。平日昼間はそれほど混雑していないので、ベビーカーのまま車内へ。
ベビーカーで電車に乗るようになって気づいたのが、ベビーカーの置き場がないこと。そういうわけで、いつも一番前か後ろに乗車し、運転室の壁に沿うようにベビーカーを留めて立つことを覚えた。こうすると、よっぽどの混雑でなければ、それほど邪魔になることはない。
乗車中はスヤスヤ眠ってくれていたので、無事に国際会館駅に到着。国際会館駅から標識に沿って、グランドプリンスホテル京都へ。数か所の階段とエスカレーターがあったが、いずれも横にエレベーターが併設されている。
どの階段にもエレベーターが併設されている
国際会館駅の地上入口
国際会館駅の地上入り口からホテルまでは、大きな道路の横断歩道部分を除いて、屋根が付いているので、大雨でない限り、傘なしでもなんとかなる。ちなみに、駅の地上入口からホテルの玄関までは5分もかからない。
横断歩道を渡ると、すぐにホテルだ
京都市内だが、とってものどかな場所だ
フロントで京都駅のウェルカムカウンターで受け取った宿泊確認書を提示し、夕食券と朝食券を受け取る。フロントの男性は、気のせいか、なんだかぶっきらぼうで冷たい感じだ。
そして、別の係の方に部屋まで案内してもらう。このグランドプリンスホテル京都は、3つのグレードのフロアに分かれている。グレードの低い方から、スーペリアフロア、デラックスフロア、ロイヤルフロアの順だ。今回のプランは4階のスーペリアフロア。
係の方は簡単に部屋の案内をした後、去って行ったが、こちらもなんだかクールな感じ。さらに、よく考えてみると、予約時に希望時間を伝えているにもかかわらず、夕食の予約時間の確認(案内)は全くなし。また、朝食の営業時間についても、何も案内がなかった。
さらに、事前にオーダーしておいたベビーベットはきちんとセッティングされているものの、こちらについても、何も案内もない。このあたりのグレードのホテルとなれば、多くの説明はなくとも、一言ぐらいは「用意しておきました」ぐらいのコメントがありそうなものだけど・・・。
部屋もエレベーターに最も近い部屋で、一般的には騒がしいために敬遠されるポジション。プラスに考えれば、赤ちゃん連れに便利なようにエレベーターの傍にしてくれたとも考えられるが、一方で騒がしい場所であるため、赤ちゃんが落ち着かない場所でもある。「もしかして、赤ちゃん連れが歓迎されていないのだろうか・・・?」と、ちょっと考えすぎかもしれないが、マイナス思考になってしまった。
部屋にセッティングされていたベビーベッド(無料はうれしい)
ところで・・・、このホテルが本当に赤ちゃんを大歓迎しているかといえば、総じていうならば、そういうわけではない。(ちなみに、別に悪意を持った意味合いではない)
実は、赤ちゃんを本当に歓迎しているホテルは存在する。それがミキハウスが運営している認定プロジェクトである「ウェルカムベビーのお宿」。
この「ウェルカムベビーのお宿」に認定された宿では、ベビーベットのみならず、様々な赤ちゃん向けのサービスが用意されているのだ。例えば、オムツ用ごみ箱・ベビーソープ・ベビーバス・オムツ・お尻拭き・おもちゃ・離乳食・ベビー浴衣などなど。宿によって、サービスは異なるが、赤ちゃん想いな宿なのだ。もちろん、お値段もそれなりな傾向がある。
「ウェルカムベビーのお宿」のようには充実な赤ちゃん向けサービスがなくとも、各施設では部分的に一部サービス提供していることもあり、ホームページなどで調べることができる。
ちなみに、このグランドプリンス京都の場合は、ビジネスや観光(外国人など)をターゲットにしたホテルであるため、こういったサービスはなく、館内でのオムツの販売もないようだ。
これはホテルが悪いわけではなく、やはりメインターゲットが別にあるわけなので、赤ちゃん連れの宿さがしには、これらのサービスの充実度のリサーチは重要だ。少なくとも、ベビーベッドの用意とオムツの館内販売ありが最低限の目安となるだろう。
さて、色々とテンションが下がる雰囲気で部屋にやってきたが、さすがはプリンスだけあって、なかなか豪華な客室だ。
部屋のインテリアはとてもいい感じでまとまっており、ベッドもフカフカ。2種類の枕とクッションが添えられている。ベビーベットを置いても、広々としているスペースには、小さなテーブルとソファが供えられている。テレビは小さいながらも、国内メーカーのシャープ製だ。
フカフカのベッドはクッション付き
ゆったりできるソファ
デスクも広々としている
シャープ製のテレビ
客室だけでなく、洗面スペースは独立しており、広々としたスペースに大きな鏡が備え付けられている。バスとトイレはセパレートではないものの、バスタブは赤ちゃんをゆったりと入れることができる余裕のサイズだ。
広々とした洗面台と化粧スペース
広々としたバスタブ
アメニティ類はごく一般的なグレードだが、どれにもプリンスホテルのロゴが付いている。そして、お茶はさすがに京都だけあって、メーカー不明のよくわからないものでなく、「伊右衛門」のティーバッグだ。
さすがは京都!伊右衛門のティーバッグ
アメニティはプリンスホテルのロゴ入り
冷蔵庫
ベビーベットは、ミッフィーのかわいい掛布団。京都市内でも寒い地域のためか、暖房能力がかなり高いので、薄目の布団でも大丈夫。ちなみに、掛布団の下には、薄い掛け毛布が1枚あり、きちんとシーツで整えてくれている。そして、赤ちゃん用のミニタオル×2枚とバスタオルが添えられており、無料にしては至れり尽くせりで、有難い。
ミッフィーのかわいい掛布団
館内は無料でWi-Fiが使えるようなので、スマホを接続してみたが、パスワードを要求される。内線でフロントへ確認したところ、フロントでWi-Fi利用チケット(無料)を配っているようなので、もらいにいく。
チケットには、接続SSIDとパスワード、そして、アクセスポイント接続後のWeb認証パスワードが記載されている。ちなみに、Web認証のパスワードは1端末毎に必要なようで、奥さんのスマホと2枚分のチケットを貰った。
部屋の位置のせいか分からないが、ネットはすこぶる快適なスピードでつながった。
部屋で休憩した後は、館内をちょっとお散歩♪
このホテルは、真ん中のガーデンを囲むようにして、ドーナツ状の建物になっている。そのガーデンでは、結婚式も行われるようで、非常に整備されていて、キレイだ。
円形の建物に囲われたガーデン
結婚式も行われているようだ
青空がとってもキレイだ♪
確認はしていないが、館内の自販機は高そうな予感がしたので、外へ飲み物を調達しにいくことにする。ちなみに、このホテルは京都市内だが、都市部という場所ではなく、どちらかといえば、自然豊かな住宅地に近い場所にある。したがって、すぐ隣にコンビニという場所ではない。
ホテルから宝ヶ池(という池がある)の方へ向かうと、どんどん山深くなるが、反対の国際会館駅や同志社中高校方面へ向かうと、住宅地が広がる地域となる。そして、同志社中高沿いの大通りを少し西に進むと、ライフ(スーパー)やコンビニ(ファミマ)がある。ホテルから歩いて10分もかからない。
ただ、さすがは景観に配慮した京都だけあり、ファミマが見慣れぬ色のファミマだったので、すぐに見つけることができなかった。
一度部屋に戻って、授乳をしてゆっくりとした後、いよいよ今回の旅のメインである「ベリーストロベリーバイキング2014」が開催されている1階の「ポンドカフェ」へ。
窓側の4人掛けテーブル席に案内され、ベビーカーを置けるように、イスを1脚抜いてくれた。いつもならば、奥さんと二人同時にブッフェ台へ一目散だが、赤ちゃんを放置していくわけにはいかないので、奥さんと交代で料理を取りにいく。
さて、昨年との比較になるが、まず昨年あった野菜ソムリエプロデュースのサラダコーナーはなくなっており、ごく一般的なサラダバーになっている。ただ、野菜の質はなかなかよく、奥さんも満足。また考えすぎだと思うが、、最近のホテル偽装ブームのせいか、「実は野菜ソムリエなんてものはいなかったのでは!?」なんていう邪推もしてしまう。
野菜のお味はなかなか良い♪
次に、大きく変わっていたのが、昨年あった2種類のいちごの食べ比べがなくなっていることだ。今年は「さがほのか」の1種類のみで、イチゴの質も昨年よりも大きく落ちているように感じられた。ただ、「さがほのか」は常に山盛り用意されており、質は落ちたとはいえ、とってもおいしく、かなりの量を食べた。
今年の品種は「さがほのか」
この「ベリーストロベリーバイキング」はディナーバイキングにもかかわらず、デザートブッフェがメインであるのが変わったところだ。昨年よりはデザートの比率が落ちたような気がするが、それでも料理の約半分をデザートが占めている。
いきなりデザートモードに入る奥さんとは違い、僕は普通の料理を楽しみたいので、まずは辛いモノを前菜に食べる。デザート以外の料理もなかなかおいしく、具がたっぷりのピザ・トマトソースのチキンカツ・カレー・ポテトフライ・唐揚げ・煮物・フィッシュグラタンなどなど、どれをとってもしっかりとした品が並ぶ。
デザート以外もなかなかの充実ぶり
そして、メインのストロベリーバイキング。今年は料理の比率が増え、若干デザートの種類が減ったように感じるが、いちごタルト・いちごシフォン・いちごミルフィーユ・いちごグラタン・いちごパンプディング・いちごマフィン・いちごロールケーキなど、いちごスイーツのオンパレードだ。
そして、メインとなるのは、曜日限定の巨大イチゴショートケーキ。スポンジとスポンジの間にもふんだんにイチゴが挟まったケーキはとっても美味で、かなりの量を食べてしまった。
いちごスイーツづくしの奥さんのお皿
実演コーナーのいちごいっぱいのクレープ
おそらくパティシェが常駐しているっぽく、どのケーキも手作り感がある。これだけ見ればなかなか満足できる内容なのだが、昨年がもっと良かっただけに、ちょっと残念に感じられた。
そこそこお腹が満たされてきたところで、スヤスヤ寝ていた天使が少しずつうなり声を上げだす。
仕方なく、ベビーカーから下ろして、ひざの上に座らせる。初めて目にする光景が珍しいのか、しばらくはご機嫌さんでキョロキョロ。しかし、飽きてくると、またまたぐずりだす。
ということで、第二弾の対策として、奥さんが抱っこ紐でおぶってみる。それでしばらく落ち着いたと思いきや、ちょうど時間制限の90分を過ぎたころには、本格的なオギャー攻撃が始まりそうな予感。
こうなると、周りへの迷惑も考えて、早々に退散せねばと思ったところで、スタッフの方が「そろそろお席の時間が・・・」とやってくる。あまりにタイミングが良かったので・・・(以下、省略)
最後は、ちょっとぐずられて落ち着かなかったものの、お腹いっぱいになって満足。特に奥さんは、最近お腹を常に減らしていたので、たくさんのスイーツをお腹にいれて、心も満たされたようだった。ちなみに、今回はブッフェ台に近いテーブル席だったが、欲をいうならば、赤ちゃん連れということを考えて、端の方の席にしてもらると有難かったと思った。
部屋に戻って、奥さんは授乳。ぐずりだしたのはお腹が減っていたようで、すごい勢いでおっぱいをしゃぶる。
ところで、最近困っているのは、小さな天使さんのお風呂嫌い。家のお風呂でも、「まるで虐待しているのではないか?」と思われそうな泣き方で叫ぶのだ。
「いつもと違う環境のホテルのお風呂だと大丈夫かな?」と期待したものの、やっぱりぐずってしまう。廊下や隣の部屋に聞こえていないかと、廊下へ出て確認したりと、少しヒヤヒヤしながら、落ち着かせるのに一苦労。赤ちゃん連れの旅の難しさを感じた瞬間だった。
そして、22時前に就寝。その後は、テレビを見たり、スマホをしたりと、ゆったりとした時間を過ごす。そして、就寝。いつもの旅ならば、この後は朝を迎えるわけだが、奥さんは1時と4時に授乳タイム。ママさんは年中無休だ!
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