支笏湖水の謌&ニセコビレッジに泊まるマタニティ旅行記

奥さんのお腹も大きくなり、安定期を迎えた。しばらく飛行機の旅に出れないので、余っているJALの「おともdeマイル」を使うべく、夫婦二人での最後の旅に出た。今回は妊婦同伴なので、ヘビーな旅は禁物。ちょっと豪華に、「ヒルトンニセコビレッジ」と「しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌」に泊まり、ゆったりと北海道を巡った2泊3日のマタニティ旅行記。

  
3日目 (2013年06月24日)
朝の爽やかな支笏湖

今日は旅の最終日。これまで、北海道といえば、1週間コースが定番だっただけに、3日間というのは非常に短く感じる。ただ、妊婦同伴の旅となれば、これぐらいがちょうどいいだろう。

そんな名残惜しさを増幅させるかのように、この3日間の中でも一番天気がよさそうだ。というわけで、朝食前に少しお散歩♪

宿泊棟からエントランスに続く通路

宿泊棟からエントランスに続く通路

今回はお世話にならなかったが、バス停の写真をカメラに収める。ちなみに、以前は札幌駅からも路線バスが出ていたが、現在は千歳方面のみとなっている。

支笏湖バス停

支笏湖バス停

周辺にホテルも少なく、朝早くから支笏湖にくる人は少ないので、ひっそりとしている。

昼間は賑わう土産物屋街もひっそり

昼間は賑わう土産物屋街もひっそり

木々の緑がまぶしい

木々の緑がまぶしい

朝の爽やかな支笏湖

朝の爽やかな支笏湖

新鮮野菜がおいしい朝食ビュッフェ

朝食は、昨夜と同じく、ビュッフェレストラン「アマム」へ。昨夜がよかっただけに、朝食への期待も膨らむ。また、嬉しいことに、眺めのよい窓側のカウンターテーブルに案内される。

やはり朝食も期待どおりで、ガッツリとした豪華料理というわけではないが、野菜たっぷりのラインナップ。それも、様々なバリエーションがあっておいしく、自然と野菜が摂れるのだ。そして、何といっても、「野菜がなんでこんなにおいしいんだろう!?」と思うほど、新鮮でシャキシャキしている。ヒルトンニセコでもおいしいと思ったが、こちらの方がさらに一枚上手だ。

窓側のカウンターテーブル

窓側のカウンターテーブル

野菜いっぱいのメニュー

野菜いっぱいのメニュー

ご飯は、釜で炊いたものを席まで持ってきてくれる。その釜炊きご飯の上に、取り放題のいくらをたっぷりかけて、いくら丼。

ちなみに、釜炊きご飯の出来たてはおいしいのだが、時間が経つと、ご飯の水分が飛んでしまい、固くなってしまうのが、ちょっと残念。

たっぷりイクラと健康ジュース(アセロラ&イチゴ)

たっぷりイクラと健康ジュース(アセロラ&イチゴ)

アツアツの釜炊きご飯

アツアツの釜炊きご飯

その他にも、焼き魚・ハムエッグ・茶碗蒸し・ソーセージなど、様々なメニューが並ぶ。

ハムエッグや焼き魚など、様々なメニューが並ぶ

ハムエッグや焼き魚など、様々なメニューが並ぶ

そして、最後はデザート。まずは、スイカやブドウなどのフルーツ。そして、次はパン。

スイーツがおいしいお店は、たいがいパンもおいしいものだ。ここもそのパターンに漏れず、デニュッシュやクロワッサンがとっても美味。

サクサクのクロワッサン

サクサクのクロワッサン

甘い系のデニュッシュパンもとっても美味♪

甘い系のデニュッシュパンもとっても美味♪

スイカやブドウなどのフルーツもある

スイカやブドウなどのフルーツもある

透き通る湖面を眺めながらのホッコリタイム♪

食後は足湯に浸かりながら、ついついウトウト。そして、部屋に戻り、部屋備え付けのコーヒーマシンで淹れたてコーヒーを愉しむ。カフェイン自粛中の奥さんは横目でうらやましそうに見ている。

部屋のコーヒーマシンで淹れたてコーヒー

部屋のコーヒーマシンで淹れたてコーヒー

後は、昼過ぎの送迎バスで新千歳空港まで送ってもらい、夕方の飛行機で大阪へ戻るだけ。支笏湖周辺には車なしで行ける観光地は特にない。また、レンタサイクルをするわけにもいかないので、湖を眺めながら、まったりすることに・・・。

湖水の透明度がわかる

湖水の透明度がわかる

支笏湖に流れこむ川の水もキレイ

支笏湖に流れこむ川の水もキレイ

このベンチでほっこりする♪

このベンチでほっこりする♪

天気も良いので、ちょいと奮発して、アヒルのサイクルボート(30分1500円)に乗ってみる。出発するときに、スタッフのおじさんに「あんまり遠くでにいかないでねー」といわれる。身重の奥さんにペダルをこがせるわけにもいかず、ヒィーヒィー言いながら、一馬力でアヒルを進める。

そして、ペダルをこぎはじめて20分が過ぎたところ。目の前の雲行きが急に怪しくなり、そして、雨がポツポツ。風も強くなってくる。ちょっと焦りながら、船着き場へ全速力で向かう。ちなみに、風がきついせいで、なかなか進まず、陸にたどりついた時にはヘトヘト。

はじめは、アヒルは快調に進んでいたが・・・

はじめは、アヒルは快調に進んでいたが・・・

陸地に着くころには雲行きがあやしくなり、雨が・・・

陸地に着くころには雲行きがあやしくなり、雨が・・・

新千歳空港で「カルビープラス」のポテチに初挑戦!?

支笏湖(13:20)→新千歳空港(14:00頃) 【バス】ホテル無料送迎バス

フロントで預けていた荷物を受け取り、送迎バスの出発時刻までフロント前の暖炉でまったりする。

そして、13:20発のホテル無料送迎バスに乗車。スタッフの方に見送られ、一路、新千歳空港へ。ちなみに、大型バスの乗客は、僕たち夫婦二人だけだった。

大きな送迎バスに僕たち夫婦だけ!

大きな送迎バスに僕たち夫婦だけ!

新千歳空港

新千歳空港

自動チェックイン機で搭乗手続きを済ませ、手荷物を預ける。最近はLCCが台頭してきているが、こういったサービスを気兼ねなく使えるのが、JALなどのフルサーピスキャリアのいいところだ。

以前は大行列ができていた、空港内のカルビーアンテナショップ「カルビープラス」も、だいぶん落ち着いてきたようだ。そんなわけで、オーダーしてから目の前で揚げてくれる「塩バター味のポテトチップス」(280円)を買って、待合室のベンチで食べる。

ほんのり温かくておいしいが、ぶっちゃけ、普通のポテチでも十分においしい。この値段ならぱ・・・。

カルビーアンテナショップ「カルビープラス」

カルビーアンテナショップ「カルビープラス」

塩バター味のポテトチップス(280円)

塩バター味のポテトチップス(280円)

JALで新千歳から関空へ

新千歳空港(15:15)→関西空港(17:25) 【飛行機】日本航空 JAL2514便

機内のおやつに「きのとや」でチーズケーキタルトを買い、新千歳空港15:15発の関空行き日本航空JAL2514便に搭乗する。もちろん、帰りも優先搭乗なので、ラクラクだ。

新千歳空港で関西空港への出発を待つJAL2514便

新千歳空港で関西空港への出発を待つJAL2514便

機内では、客室乗務員さんから「大丈夫ですか?」と、さりげなく奥さんに声をかけてもらう。そして、「お腹のお子さんにどうぞ!」と、子供向けグッズもプレゼントしてもらう。こういう心遣いがうれしい。

まだ、子供の物は何も揃えてないので、何か1つでも子供の物ができると、不思議な気分だ。

かわいいB787のイラストのミニタオル

かわいいB787のイラストのミニタオル

そして、出発前は心配していたが、復路の飛行機も何も問題もなく、関西空港へ着陸(17:25着)。

関西空港に到着したJAL2514便

関西空港に到着したJAL2514便

最後はリッチに「はるか」で家路へ・・・

手荷物を受け取った後、いつもならば、ここから空港リムジンバス もしくは 関空快速に乗って家路につく。しかし、今回はマタニティの旅ということで、ちょっと(いや、かなり)奮発して、初めての特急「はるか」を利用。実は、身近すぎて、利用したことがなかったのだ。

関西空港駅に止まっている「特急 はるか」

関西空港駅に止まっている「特急 はるか」

リムジンバスや関空快速と比べて、かなり楽だった♪

リムジンバスや関空快速と比べて、かなり楽だった♪

初めての妊婦さんと一緒のマタニティ旅行で出発前はドキドキだったが、全くトラブルなく、この旅を終えることができた。

(エピローグ) はじめてのマタニティ旅行を終えて・・・

3日間に渡った、妊婦さんと一緒のマタニティ旅行。

初めての経験だけに、「飛行機に乗っても大丈夫?」「温泉に入っても大丈夫?」「どれぐらいならば、歩いても大丈夫?」「そもそも旅行って、大丈夫?」などなど、出発前は心配だらけでした。

色々とネットで調べましたが、「全然大丈夫ですよ!」とか「自己責任です」とか、これまた色々な意見がありました。

実際に旅を終えた感想としては、「全く問題なし」でした。当初は心配が前提なので、かなりゆったりした旅にしましたが、奥さんの様子を見ていると、かなり余裕があった感じです。(むしろ、調子がよかったようです)

おそらくこれが最後の夫婦二人だけの北海道旅行になると思いますが、どこか近場にでも、もう1度ぐらい行けるかな・・・?

(終わり)


[旅行記に出てくる地域近辺の宿かも?]