天気予報どおり、今朝はあいにくの雨。
せっかくの景色も雨模様
朝食は、昨夜と同じく、ブッフェレストラン「パインテラス」でバイキング。宿泊プランに朝食券が含まれているので、別料金は発生しない。
並ぶ料理をパッとみると品数が多く見えるが、実際によーくみてみると、それほど品数は多くない。しかし、一品一品がきちんとした料理で、特にコックさんが目の前でオーダーを受けて焼いてくれるオムレツはとっても美味。
コックさんが作ってくれるオムレツはオススメ
その他、サラダ・蒸し野菜・ソーセージ・ポテトなどが並ぶが、とりわけオススメなのが、パンだ。ホテル内にベーカリーがあるようで、とにかくおいしい。おいしいパンの中でも、とりわけクロワッサン系は絶品モノで、トマトやチーズを挟んで自分で作れるクロワッサンサンドは本当においしかった。
新鮮野菜のサラダ♪
クロワッサン生地のパンがおいしい!
奥さんが作ったクロワッサンサンド
天気も雨、そして、一昨日と昨日は十分に観光をしたので、今日はウロウロせずに、夕方までホテルでのんびりして、大阪へ戻ることにする。そんなわけで、食後もまったり。ちなみに、目の前に置かれていたコーヒーカップは何かと思いきや、食事が終ると、アツアツのコーヒーを注ぎにきてくれるのだ。
パインテラスでのまったりとした時間
食後はホテル周辺をぶらぶらとお散歩♪
花の色が鮮やかなガーデン
旧オーシャンドーム跡
ホテル近くにある江田神社
クリスマスまで、あと1ヶ月もあるのに、ホテル内はすでにクリスマスムードだ。
立派なクリスマスツリー
ホテルの地下にあるゲームセンターにあるUFOキャッチャーでくまもんを発見。なんだか取れる予感がしたので、トライしてみると・・・なんと、くまモンの生首をゲット。投資額は200円。ところで・・・、くまモンをゲットしてから気づいたが、くまもんは熊本県のマスコットであって、ここ宮崎県とは何ら関係がないような・・・。
くまモンの生首ゲット!
お休み中のくまモン
ホテルに着いたときから、いや、空港の到着ロビーでパンフレットを手にしてから、ずっと気になっていたことがある。それは、ホテルのレストラン情報誌に掲載されているデザートビュッフェだ。
そのデザートブュッフェが開催されているのは、42階にある「タツヤカワゴエ・ミヤザキ」。川越達也といえば、料理番組やバラエティ番組でみかける、イケメンコック。マズい料理を食べた時に発する「コンセプトがわからな〜い!」というコメントがやたらと印象にある。
そんな川越達也は宮崎出身だそうで、ここ宮崎に支店を出している。特に、この1ヶ月間は代官山スペシャルフェアということで、代官山の本店をお休みして、スタッフが宮崎へ来ているんだとか・・・。
そんなすごそうなお店のデザートビュッフェが90分2000円とは、なかなかリーズナブル。平日限定だそうだが、なんとも運よく今日は平日。そこで、奥さんと家族会議。会議の結果、お昼ごはんの代わりとして、14時スタート(12時と14時の二部制)を予約してみることに・・・。
そんな人気のお店だけに、「満席です」との言葉も予想したが、問題なく予約は完了。
、温泉手形を最大限に使うべく、チェックアウト前に朝風呂へ。今回は3回も入った。ちなみに、温泉手形の有効期限はチェックアウトの11時までだ。
そして、身支度をした後、11時ギリギリにチェックアウトする。
シースルーのエレベーター
チェックイン時にもらったウェルカムドリンクチケットを使っていなかったので、1階のカクテルバー「パシフィカ」へ。
ジュースは、日向夏みかんジュースとマンゴージュースの二種類から選べる。僕は日向夏みかんジュース、奥さんはマンゴージュースを注文。昼間の中途半端な時間ということもあり、お客さんは僕たちだけ。大阪ではみんな仕事してるんだよなぁ〜と思いつつ、まったりとした贅沢な時間を過ごす。
カクテルバー「パシフィカ」
さっぱりとした味の日向夏みかんジュース
14時のデザートビュッフェまで時間がある。おまけに、ビュッフェとあらば、少し腹ごなしをしておかなければいけない。運よく、雨も止んでいるようなので、レンタサイクルを借りることにする。
3階のアクティビティセンターで手続きを済ませ、エリアマップをもらう。マップには、1周7キロのおすすめ周回コースが書いてあり、このコースを周ってみることにする。自転車のカギを受け取り、1階の駐輪場からスタート。
1周7キロのシーガイア周回コースへ出発!
自転車のカゴは小さめ、そこそこ年季も入っており、整備状況も決してベストとはいえない。今にも雨が降り出しそうな空模様も手伝い、テンションが上がり切らない・・・(T_T)
しかしながら、サイクリングコースの道路は見事に整備されており、すこぶる走りやすい。ホテルを出てしばらくは、車の通る道路を走るが、きちんと脇に自転車も走れる歩道が設けられており、安全なサイクリングが楽しめる。
信号や歩道が整備された道を進む
地図に沿ってしばらく進むと、クルマが走る道路から逸れ、松林に囲まれた遊歩道へ入る。この遊歩道は、人と自転車のみで、クルマやバイクは通行できないので、これまたとっても走りやすい。
遊歩道の入口
とっても走りやすい♪
松林から一ツ葉有料道路を隔てた向こうには、海が広がっている。その一ツ葉有料道路を越えるために、有料道路の高架下をくぐるトンネルが数箇所設けられており、遊歩道から海へ抜けることができる。
天気がよければ、もっといいのに・・・
シーガイアリゾート内には、フラグシップホテルとなる「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」以外にもいくつかのホテルがある。その姉妹ホテルの一つ「ラグゼ 一ツ葉」と「コテージ・ヒムカ」があるところで、遊歩道は終点となる。
姉妹ホテルの「ラグゼ 一ツ葉」
「ラグゼ 一ツ葉」からは、再びクルマが通る道路脇の歩道を走り、ホテルへ。ホテルにつくと、出発してから、ちょうど1時間だった。ちなみに、レンタサイクル料金は500円(1時間)だ。
14時になったので、エレベーターで42階にある「タツヤカワゴエ・ミヤザキ」へ。東京の話題店(の支店)というだけで、なんだかちょっとドギドキ。入口にスタンバイしている女性に名前を告げ、入口に近いテーブル席に案内される。ランチ時をはずしているせいか、僕たち以外のお客さんは3〜4組。
ビュッフェ台が入口のところにある都合上、入口付近はビュッフェ客、奥の方はオーダー客といった具合に分けているのかもしれない。ビュッフェ台は海の眺めのいい窓際に並べられている。また、僕たちのテーブル席からも海を一望でき、宮崎港に停泊している宮崎カーフェリーや青島も見える。
「タツヤカワゴエ・ミヤザキ」
海の眺めがいいテーブル席
さすがに2000円だけあって、豪勢なビュッフェ台ではないが、20種類程度のサンドイッチやデザートが少量ずつ並んでいる。飲み物は、コーヒーと紅茶もフリーだが、コーヒーは水気を失って、干上がっていた(T_T)
軽食系は、サンドイッチ・クロワッサンサンド・キッシュ・スープなど。キッシュはキンキンに冷え切っており、ちょっと残念。温かければ、きっとおいしいだろう。また、クロワッサンもサクサク感はなく、朝食で食べたクロワッサンの方が数百倍もおいしかった。
冷え冷えのキッシュは残念(T_T)
デザート系は、ブリュレ・ガトーショコラ・ティラミス・ミニケーキなど。見た目がちょっと凝ってあり、お皿もオシャレだが、味の方は普通においしいといったレベル。ホットケーキもフワフワ感があっておいしいが、冷めていて、かなり残念な感じ。
アイスはビュッフェ台にはなく、オーダーで持ってきてもらえる。僕たちが食べたのは、キャラメルアイス。これはまずまず。
お皿がオシャレ♪
ホットケーキも冷えていて残念(T_T)
アイスはオーダーで持ってきてもらえる
期待を膨らませて望んだ「タツヤカワゴエ・ミヤザキ」。その感想は?といえば、「コンセプトがわからな〜い」(ちょっと本人を真似て・・・)。
値段が安いだけになんともいえないが、ごくごく普通のデザートブュッフェ。レベル的には、ちょっといいホテルのハズレでも大当たりでもなかったデザートブュッフェ。少なくとも、冷めたキッシュとホットケーキは頂けない。
さらに、スタッフの対応も決して素晴らしいものではない。むしろ、東京的なスマートな対応なのか、よく言えばクール、悪くいえば冷たい対応だった。仮に、札幌の「きのとや」、滋賀の「クラブハリエ」のデザートブュッフェが隣にあるとすれば、「この店はます選ばないな」というのが、今回の正直な感想だ。
ちなみに、川越達也本人がうろついていることを期待したが、見かけることはなかった。(彼のブログを見ると、宮崎には来ていたようだが、ゴルフを楽しんでいた模様?)
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート(16:02)→宮崎(16:27) 【バス】宮崎交通
宮崎(17:30)→宮崎空港(17:40) 【特急】にちりん15号 ※約8分程度遅れ
宮崎空港(19:10)→伊丹空港(20:15) 【飛行機】JAL2442便
満腹になったお腹を抱え、後は帰るだけだ。フロントで預けていた荷物を受け取り、ホテル玄関前のバス乗り場へ。そして、16:02発のバスで宮崎駅へ(16:27着)。
宮崎駅へ戻ってきた
空港へ行く電車まで待ち時間があるので、駅周辺のお土産物屋さんをぶらぶら。そして、約8分遅れでやってきた特急「にちりん15号」で宮崎空港へ。宮崎〜宮崎空港間は、乗車券のみで特急に乗車できる特例がある。つまり、乗車券(340円)で特急に乗れてしまうお得な区間なのだ。
にちりんの派手なシート
宮崎空港駅に到着した「にちりん15号」
チェックイン手続きを済ませ、手荷物を預ける。そして、時間つぶしに展望デッキ(無料)へ。
展望デッキに展示されている小型飛行機
宮崎空港19:10発のJAL2442便で伊丹へ。こうして、「宮崎をいっぱい満喫!」をテーマした3泊4日の旅は無事幕を閉じた。
(終わり)