7時過ぎに起床。窓の外をみると、民家の屋根の上には、うっすらと雪が積もっている。
うっすらと雪が積もっている
今日は特に予定もないので、ゆっくりと朝食バイキング会場へ。朝食のメニューもなかなか充実していて、おかゆ・サラダ・温泉玉子・干物・蒸し野菜・スクランブルエッグ・ベーコンなどなど。特に、オープンキッチンで焼いてくれる干物が美味。
パンはいまいちのようだが、朝からケーキや和菓子も用意されており、奥さんはご機嫌さん。
僕のメニュー
奥さんのメニュー
ケーキを欲張って取る奥さんの皿
ホテル(10:00)→城崎温泉 【バス】ホテル送迎バス
9時半過ぎに、フロントでチェックアウトを済ませる。
ここのスタッフの対応は全般的には良かったが、チェックアウト時を含め、数人の方の対応は「んっ?」と思えるものも少なくなかったのが残念だった。
帰りは駅までの送迎バスが出ており、10時の送迎バスで駅まで送ってもらう。歩いても10分少しなので、バスならあっという間だ。
ホテル玄関前(雪が降っている)
城崎温泉駅
城崎温泉周辺の観光地といえば、温泉街と温泉寺ロープウェイだ。温泉街は昨日満喫済み、ロープウェイは春に訪れたばかり。そこで、残っている城崎マリンワールドに行ってみるかを奥さんと協議。
城崎マリンワールドは、いわゆる水族館。海沿いにあるようだが、あいにくみぞれ混じりの雨状態の上に、風もきつい。水族館は伊勢志摩をはじめ、かなりの数を見ていることもあり、目が肥えてしまっている。さらに、お値段は2310円と、なかなかお高め。
今回はアクティブというよりは、ゆったり旅をしたいということで、水族館はパスすることで決定。とりあえず、18きっぷで移動することにする。鳥取方面に向かってもいいが、天候が怪しそう。万一、運休になってしまって、家に帰れなくなっても洒落にならない。
ということで、まずは南下しようということで、城崎温泉10:18発の豊岡行普通電車に乗り込む。
列車入線時メロディーはパフィー(カニ食べ…♪)だった
城崎温泉(10:18)→豊岡(10:30) 【普通】
豊岡(11:05)→福知山(12:25) 【普通】
福知山(12:50)→東舞鶴(13:33) 【普通】
城崎温泉を出発して、10分少しで到着した豊岡。ここで35分の待ち合わせだ。
このまま京都を目指せば、15時ぐらいには到着するが、まっすぐ帰るのも面白くない。かといって、この近辺にはあまり観光地がないのだ。
そこで、綾部から舞鶴線に入り、そのまま小浜線で敦賀に抜けて帰るプランにする。青春18きっぷの旅なので、経路は自由自在だ。観光は控えめにして、のんびりゆったり雪見ローカル列車旅だ。
うっすら雪化粧した豊岡駅
スマホの乗換案内で調べたところ、敦賀まで乗りっぱなしの旅になりそうだ。車内で軽く昼食が取れるように、昨日もお世話になった駅前のスーパーでパンを買い、豊岡11:05発の福知山行き普通電車に乗りこむ。
北国に来た!って感じだ
ホームにはカバンの自販機があった
約1時間半弱で福知山に到着(12:25着)。時間も無いので、駅前を少しだけブラブラして、12:50発の東舞鶴行きの普通電車に乗り換える。
福知山駅
東舞鶴(13:35)→敦賀(15:36) 【普通】
東舞鶴で13:35発の小浜線普通電車に乗り換える。以前はディーゼルカーが走っていたが、こんな過疎路線でも電車になっている。これは、今話題の原発マネーのおかげか?
車内で、豊岡のスーパーで買ったパンをお昼ごはんに食べる。奥さんは、昨日買ってすっかりお気に入りになった「天津甘栗ミルフィーユ」、そして黒豆パン(120円)。僕はサンドイッチ(150円)と黒豆パン。
サンドイッチ(150円)
天津甘栗ミルフィーユ(120円)と黒豆パン(120円)
車窓には、時折吹雪く様子が流れていく。そんな光景を眺めながら、暖かい車内でうとうと…。どこを観光するわけでもないが、電車に揺られるだけで、なんだか幸せな時間が過ぎる。
そして、小浜線終点の敦賀に到着(15:36着)。
敦賀駅
天気予報によると、京都や大阪は天気がいいようだ。しかし、このあたりはどんよりとした曇り空。この季節にありがちな日本海側特有の天候なのだ。
敦賀といえば、ヨーロッパ軒のソースかつ丼が有名だ。しかし、朝食バイキングを食べた上で電車に乗りっぱなしだったせいもあり、お腹が減っていないので、今回はパス。特に観光地があるわけでもないので、駅前の商店街を歩いて、ショッピングセンター「アルプラザ敦賀」までお散歩。。
そして、フードコートでなぜかソフトクリームのおやつタイム。
敦賀(16:23)→近江塩津(16:39) 【新快速】
近江塩津(17:05)→近江八幡(18:06) 【新快速】
近江八幡→草津 【新快速】
敦賀16:23発の湖西線経由新快速に乗車する。今回は米原経由で帰りたかったので、2つ隣の近江塩津で下車する(16:39着)。
近江塩津駅は無人駅で、駅前にはこれといった店もない。
駅前は何もない近江塩津駅
ホームへの通路は穴ぐらっぽい
近江塩津17:05発の米原経由播州赤穂行きの新快速に乗車。近江塩津始発なので、車内はガラガラ。以前は長浜止まりだった新快速も、今は敦賀まで延伸しており、かなり便利になった。
米原から東海道本線に入り、途中の近江八幡で下車。駅前のショッピングセンターでちょっとブラブラ。その後、夕食を食べる店を探したが、これといった店が見つからなかったので、草津へ移動。
京都→草津 【新快速】
夕食は、草津の駅前にあるショッピングセンター内にある「ベビーフェイスプラネッツ」へ。少し前に一度訪れて、お気に入りになったお店だ。
オムライスやパスタを中心とするおしゃれなお店。若いカップルが多い。このお店の特徴は、なんと言ってもボリュームが多いこと。以前来た時に、軽い気持ちでRサイズを注文したところ、てんこもりごはんのオムライスが登場。完食できるかヒヤヒヤしてしまった。
今回はそんな反省も含めて、「カルボナーラ風オムライス」(Sサイズ/900円)と「明太子とじゃがいものパスタ」(Sサイズ/900円)を注文。Sサイズでも十分なボリュームで2人で2皿を取り分ければ十分だ。お味の方も上品とは言えないが、まずまずのお味。
「カルボナーラ風オムライス」(Sサイズ/900円)
「明太子とじゃがいものパスタ」(Sサイズ/900円)
ボリュームたっぷりだったのに、奥さんはシメに「ブラウニーパフェ」(500円)。500円とリーズナブルなのに、ボリュームたっぷり。セットで付けられるコーヒー(210円)は、僕が飲む。
ボリューム満点の「ブラウニーパフェ」(500円)
お腹いっぱいになって、大満足。草津から再び電車に乗り込み、1泊2日の18きっぷの旅を終えた。
今回、大阪駅前ビル地下の金券ショップで青春18きっぷ(1冊/5枚つづり)を10980円で購入した。2日間で4枚を使ったので、残り1枚を購入したお店に売りにいったところ、ナント2800円で売れた。つまり、4枚で8180円、1枚あたり2045円でオトクに利用できたことになる。
そもそも5枚つづりが定価から払い戻し手数料を引いた金額よりも安い価格で売れているところからいってナゾが多い。推測の一つとしては、JR社員がノルマ分を換金しているといったところだろうか?
今回は観光することはほとんどなく、電車にのりっぱなしの旅だったけど、たまにはこんな旅も悪くないなぁと思った旅でした。
[終わり]