高速バスで行く東京ディズニーリゾート節約旅行記
今日は三連休の中日(なかび)。三連休の中で最も混雑する日だ。そんなわけで、気合を入れて、6時半前に起床。
ホテルの案内によると、2Fの朝食会場は7時オープンらしい。しかし、8時の開園前に少しでも早く並んでおきたいので、少しフライング気味の5分前に向かう。エレベーターで2Fのボタンを押す。
しかし…、どれだけ2Fのボタンを押しても、ランプが付かない。とりあえず1Fのロビーまで降りてから謎が解けた。どうやら、7時ぴったりにフロント係員がエレベーターの設定を変更して、2Fに停まるようにするようだ。
そんなわけで、7時過ぎにようやく朝食コーナーへ。セルフサービス方式のバイキング。メニューは、焼きたてパン・コーヒー・オレンジジュースなど。焼きたてパンは、クロワッサン・パイナップルデニュシュ・コッペパンの三種類。種類は少ないが、さくさくのクロワッサンは絶品モノ。そして、期間限定メニューのパイナップルデニュシュもかなり美味。
朝食コーナーには無料でもらえる新聞もある。新聞を読みながらゆっくりしたいところだが、時間がないので、パンとジュースを掻きこむよう食べて、10分足らずでホテルを出発。
焼きたてパンがおいしい朝食
八丁堀→舞浜 【快速】京葉線
リゾートゲートウェイステーション→東京ディズニーシーステーション 【普通】ディズニーリゾートライン
早足で八丁堀駅に向かい、JR京葉線で舞浜へ。そして、ディズニーリゾートラインに乗換え。「3デーマジックパスポート」の3日目は、ランドとシーの両パークを行き来できるため、今日・明日の2日間乗車できる「2日フリーきっぷ」(800円)を購入する。
そして、開園の15分前、7:45にディズニーシーの入園ケート前到着。予想どおりの大混雑で、なが〜い行列の後ろの方に並ぶ。
ディズニーリゾートライン(モノレール)
入園待ちのなが〜い行列のせいで開園すぐには入場できなかったが、8:10過ぎに無事インパーク。そして、狙いをつけていた「タワー・オブ・テラー」のファストパスゲットのため、猛ダッシュ。周りもみんな走っていて、運動会状態。
「タワー・オブ・テラー」に到着したが、ファストパス待ちの長い行列。ちなみに、普通に並んで乗る場合の待ち時間は20分だったが、奥さんがディズニー攻略本で予習していた豆知識「ファストパス待ちの行列は見た目ほど時間がかからない」という発言を元に、ファストパス待ちの列に並んでみる。
その結果…、結局20分かかってしまった。つまり、普通に並んでいれば、「タワー・オブ・テラー」に入れた上に、すぐにファストパスチケットを取りにいけたわけだ。大失敗…。明日の教訓にしなければ！
「タワー・オブ・テラー」のファストパスをゲットした時刻は8:40。10:40までは次のファストパスをゲットできない。つまり、次にやることといえば、どれかのアトラクションに並んで入るしかない。
「インディー・ジョーンズ・アドベンチャー クリスタルスカルの魔宮」の前を通りかかると、90分待ち。「こんなに待つの〜？」という顔を奥さんを無視し、直感で並んでみる。何の直感だったのか分からないが、いざ並んでみると、90分も待つことなく、30分で順番が回ってきた。
ジープ型ライドに乗り込み、暗い迷宮の中を探検するアトラクション。まるで本当のジープに乗っているという感覚。色々な仕掛けの中を突き進んでいく。そして、一番最後には…。
超絶叫系アトラクションではなく、プチ絶叫系といったところ。
インディー・ジョーンズのライド乗り場までの通路
「インディー・ジョーンズ〜」に満足した後は、ぶらぶらと散策。さすがはディズニー、外界から遮断された園内は、まるで異国の地に来たようだ。
外観と遮断された園内は、まるで異国の地
ぶらぶらと歩いていると、待ち時間ゼロのアトラクションを発見。そのアトラクションとは、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」。
どんなアトラクションなのかワクワクして入ってみると、船型のライドに乗せられる。そして、ゆっくり進む船から見たのは、シンドバットをはじめとする無数の人形達。この展開は、どこかであったなと思いきや、それはディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」そのものだった。
次は、10分待ちの「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」に乗船する。
園内の運河（それとも、川？）をぐるっと一周する船だ。ハウステンボスでいうところの「カナルクルーザー」だ。園内をまったりと船から眺めることができる休憩的アトラクション。
この船に乗って園内を一周する
船の上から眺める園内も新鮮だ
時刻は10:40。前回ファストパスを発券してから2時間経ったので、2枚目のファストパスを「センター・オブ・ジ・アース」でゲットする。
昨日に引き続き、ディズニー攻略本の「ランチは11時までに取るべし」に従って、早めのランチタイム♪
ランチに選んだお店は、アメリカンウォーターフロントエリアにある「ケープコッド・クックオフ」。お店に入ると、一見大行列が出来ているように見える。「こんな大行列が…」と思ったが、実は、トナルドのショー「ドナルドのボートビルダー」待ちの列なのだ。
このお店で食事を注文すると、「ドナルドのボートビルダー」を見ることができるシステム。注文して料理を受け取った後、トレイを持って立ったまま行列に並び、料理が冷めていくのを待つという、なんともいまいちなシステム。しかし、ショーを見ずに、屋外のテーブルで食べる分には、全く列に並ぶ必要もない。
今回は、「フィッシュバーガー・ポテト・ドリンクのセット」(770円)を注文後、ショーをパスして、屋外スペースでランチ。昨日の朝・昼・夜に続き、四食連続のハンバーガー。体にわるぅ！
今日の気温は7度。寒い屋外で食べるので、セットのドリンクはホットココアにした(ホットココアもセットのドリンクに選べるので、寒い日はオススメ)。
「フィッシュバーガー・ポテト・ドリンクのセット」(770円)
「ケープコッド・クックオフ」の屋外飲食スペース
11:30過ぎ、ファストパスを手に、いよいよ「タワー・オブ・テラー」へ。
いわゆるフリーフォール的なアトラクションなので、ドキドキ。まずは、小部屋に入り、廃ホテル「タワー・オブ・テラー」の案内を受ける。
話の大筋を端的にようやくすると、ハイタワー三世が舌を噛みそうな名前の銅像「シュリキ・ウトゥンドゥ」を粗末に扱い、ホテルが呪われてしまうというストーリーらしい。
案内が終わり、エレベーターに案内され、まさしく車と同じようなシートベルトを閉める。「フリーフォールなのに、こんなシートベルトで大丈夫？」と思うが、かなりガッチリとしたベルトで引っ張っても全く動かない。
そして、いよいよドキドキの瞬間。1フロア毎に、何段階かに分けて、エレベーターがアップしていく。そして、真っ暗闇の中、おもいっきりアップ。まさしく昔CMでやっていた通り、目の前にディズニーシーの絶景が見えた後、ストーンと落ちる。これで終わらず、数回のアップダウンを繰り返した後、無事帰還という流れ。
今回は一番前列の席だったので、「シーの絶景はなかなかのものだった」なんて言いたいところだが、「いつ落ちるんだ〜ぁ〜」とビビっていたので、絶景は見たものの、脳には伝わらず…。
いわゆる一般的なフリーフォールと比較すると、それほど落ちることはないが、暗闇を上下したり、一度落ちた後もアップダウンするところが、ディズニーらしさを感じる。。
出口のところでは、落ちる直前に撮影された写真がモニターに表示され、希望者は購入することができる。ちなみに、写真に写った、僕は下を向き、奥さんは口をぽか〜んと開けていた。
シュリキ・ウトゥンドゥに呪われた「タワー・オブ・テラー」
「タワー・オブ・テラー」を出ると、「ジョリーホリデードライブ」のパレードがちょうど目の前を通る。「ジョリーホリデードライブ」は、ミッキーやドナルドなどのキャラクターが車に乗って、パレードするのだ。
実は厚化粧のミニーちゃん♪
ランドのパレードよりも近くで見れる
ディズニーシーを歩いていると、やたらとみかける、ゆるキャラ系のテディーベア。そのテディーベアの縫いぐるみやグッズをもった女の子やカップルが少なくない。どうやら、夢の王国ディズニーの中で流行しているらしい。
その正体は、「ダッフィ〜」。
ダッフィーには設定ストーリーがあるらしい。長い航海に出発するミッキー。そのミッキーがひとりぼっちでさみしくならないように、ミニーちゃんがテディーベアを作って、ミッキーにプレゼントしたのだとか…。そのテディーベアがまさしく「ダッフィー」。
ダッフィーの縫いぐるみは、ディズニーシーのいくつかのショップで売っている。そんな中、一際大行列ができているお店が「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」。べグおばさんが営む店という設定で、ダッフィーの着せ替え衣装など、この店限定グッズが販売されているらしい。ちなみに、待ち時間は1時間だとか…。
この店で買った衣装を着せたダッフィーを抱きながら園内を歩くというのが、ディズニーシーの楽しみ方らしく、園内にはダッフィーを抱えた女の子やカップルがいっぱい。これは園内だからできることで、街中でやっちゃうと、ちょっと違った方向の趣味の人になっちゃうかも！？
サンタさんとダッフィー
ケープゴット・クックオフの横では、無料でダッフィーと一緒に写真を撮ってもらえるが、その行列がまたまたすごい。そんなわけで、今回は断念。
代わりといってはなんだけど、奥さんはダッフィーの顔型ポシェット(1500円)を購入。パスポートやファストパスを入れて持ち歩くのに便利。だけど、ディズニーから一歩外へ出てしまうと、やっぱり恥ずかしい…。大人も子供になれるのが、夢と魔法の国ディズニーの魅力だ！
ダッフィーの顔型ポシェット(1500円)
あまり見かけない2階建のメリーゴーランドに惹かれて、何年ぶり、いや、数十年ぶりに乗ってみたメリーゴーランド「キャラバルカルーセル」。
10分程度待って、ちょっと恥ずかしいなと思いつつも、2階の馬にまたがってみる。後ろに並んでいたおばさん二人組曰く、「恥ずかしいなぁ〜」「でも、冥土の土産になるよ」なんて会話も…。ディズニーは、おばさんも子供にしてしまう魔力があるのだ。
さてさて、わざわざ2階の馬に乗ってみたが、「ぶっちゃけ、1階も2階もあまりかわんない…」。2階建ての飛行機の2階に乗った時と同じ気分だった。
ところで、大人になって乗ってみると、この無意味にグルグル回転するのがやたらと気持ち悪い…。子供のときに感じなかったこの感覚は、大人になった証拠かな？
2階建のメリーゴーランド「キャラバルカルーセル」
園内のアメリカンウォーターフロント駅とポートディスカバリー駅を結ぶかわいい電車、「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」。ディズニーランドのウェスタンリバー鉄道と比較すると、かなり本格的な鉄道だ。10分程度の待ち時間だったので、乗ってみる。
車内は暖房が効いているので、ほっこり座って休憩タイム♪
本格派電車「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」
「タワー・オブ・テラー」の横を通りかかると、待ち時間100分の表示が…。今日のファストパスの発行はもちろん終了している。
「タワー・オブ・テラー」は、100分待ち
ディズニーランドの「ワンマンズ・ドリーム�供廚汎韻犬茲Δ法�抽選で参加できるショーがデイズニーシーにもある。その名は、「ビッグバンドビード」。昨日と同じく、抽選の列に並んでみるが…
結果は、またまた「ハズレ」だった。
抽選の列はかなり長く、30分以上並んだにもかかわらず、ハズレなんて…。ガクッ(T_T)。
心を癒すために、通りかかったところに偶然居た、ピノキオ(の着ぐるみ)と写真を撮ってもらう。そして、冷えた体を「野菜カレースープ」(300円)で温める。
「野菜カレースープ」(300円)で体を温める
時刻は15:20。「そろそろ、おやつの時間かな？」というセリフは、ディズニーでは通用しない。ディズニー攻略本の教えにしたがい、そろそろ夕食処を探さねばならない。特に、今日は三連休の中日で混雑しているのだから…。
昨日から4食連続ハンバーガー状態。そろそろ野菜や他の物もたっぷり食べたい。そんなわけで、選んだお店が「セイリングデイ・ブッフェ」。分かりやすくいえば、和洋中が揃うバイキング。大人2800円と少しお高めだが、ディズニーの中であることを考えれば、お腹いっぱい食べれるので、それなりにリーズナブル。
入口で待ち時間を聞いてると、50分だとか…。ということは、今から並んでも入店できるのは16時過ぎぐらいになりそうなので、並んでみる。かなり寒いのに、途中で雨が降ったりしたので、ちょっと辛い…。
さてさて、ようやく入れた店内は、ほっかほっか。店内はかなり広く開放感がある。ドリンクはフリーだが、ドリンクカウンターで注文する方式。寒かったので、ホットウーロン茶を頼む。熱々のお湯が入ったフタ付きのマグカップとティーバックが出てくる。安物バイキングにあるドリンクサーバと違って、ちょっと高級感がある。
メニューは、サラダ・ローストビーフ・から揚げ・スープ・ケーキなどが並ぶ。お味の方はめちゃくちゃひどいこともなく、ホテルのような超おいしいものでもないが、ディズニーの中と考えれば、合格レベル。仮に街中で食べるバイキングで例えれば、1980円級といった感じだ。
和洋中が揃うブッフェ
ミッキーの形をしたケチャップライス
ケーキは明らかな冷凍モノっぽいが、シュークリームはなかなかイケる冷凍モノだった(ちょっとフリーズ状態のものもあったけど…)。
オススメはシュークリーム(シューアイス？)
時間制限は90分だったけど、特に時間を過ぎても何も言われることはなく、ゆっくりしてから店を出る。
時刻は17:30。日が暮れてくると、ディズニーシーのロマンチックな夜が訪れる。ランドと比べると、街の雰囲気が大人向きなシー。ブラブラと歩いているだけでも楽しい。
夕暮れのシーは大人のデートスポット♪
事前にファストパスをゲットしておいた「センター・オブ・ジ・アース」で地底体験へ。多少の揺れなどがあるが、たいしたスリルもなく、余裕をかましていた奥さん、一番最後に・・・。ネタバレしてしまうので、これは秘密。とりあえず、最後まで油断ならぬアトラクションだ！
「センター・オブ・ジ・アース」
18:30頃、奥さんご希望の「マーメイドラグーンシアター」へ。ファストパスはゲットしていたものの、普通に並んでもすぐに入れる程度にしか混雑していない。ただ、午前中はこんなアトラクションでもそこそこ並んでいたので、行列に並ぶタイミングはディズニー攻略のポイントだ。
人魚姫アリエルの話だが・・・むにゃむにゃ・・・(僕の記憶は薄れていくのだった)。そんなわけで、おめめはパッチリ、気分リフレッシュで「マーメイドラグーンシアター」を後にする。
マーメイドラグーンエリア
19:00頃、ファストパスを手に「マジックランプシアター」へ。全く期待していなかったアトラクションだが、舞台でアラジンと少年アシームが繰り広げるマジックショーはかなり面白かった。これは、おすすめアトラクション。
またまたファストパスを手に「ストームライダー」へ。日中にゲットしておいたファストパスの大活躍でほとんど並ぶ必要がないので、とってもラクちん。
「ストームライダー」は、前のスクリーン映像に合わせて、ライドが左右上下に揺れるアトラクション。いわば、ランドの「スターツアーズ」のディズニーシーバージョンだ。
水がかかったりといったハプニングはあるが、ぶっちゃけいまいちかな・・・？
20:10からは、夜のショー「キャンドルライト・リフレクションズ」が始まるが、ショーは明日に回して、アトラクション制覇を進める。ディズニー攻略本によれば、「ショーの時間帯はアトラクションの待ち時間が短くなる傾向がある」というのだ。
まさしくセオリーの通り、「海底2万マイル」へ行ってみると、待ち時間がナント10分。ちなみに、昼間は120分になっていたのに…。
絶叫系ではなく、ほんわか系のアトラクションだが、ぶっちゃけ待ち時間10分だったからいいものの、120分には値しない…。まぁ、以前に乗ったことがあるから、知っていたとはいえ…。
東京ディズニーシーステーション→リゾートゲートウェイステーション 【普通】ディズニーリゾートライン
舞浜→八丁堀 【快速】京葉線
最後に、気合を入れて、70分待ちの「センター・オブ・ジ・アース」にもう一度乗った後、22時にパークを出て、ホテルへ戻った。
コンビニで買ったお酒で軽くプチ宴会をした後、「まだまだ明日もディズニーだ！」とワクワクしながら、12時に就寝した。
京王プレッソイン日本橋茅場町
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