「ココガーデンリゾートオキナワ」長期滞在旅行記

1週間の秋(?)休み。ゆったりとした旅を求めて、ルネッサンスリゾートグループの一つである「ココガーデンリゾートオキナワ」に長期滞在。あえて観光はせず、ホテルにじっくり滞在して、ルネッサンスリゾートグループの各ホテルと宿泊特典を満喫した6泊7日の旅日記。

  
7日目 (2008年11月01日)
「マカンマカン」で最後の朝食

今日は、ココガーデン滞在最終日。これから帰らないといけないという鬱な気分を反映しているのか、空模様はどんより…。

どんよりの天気

どんよりの天気

カメのヤッシー&ココともお別れ

カメのヤッシー&ココともお別れ

最終日の朝食は、「マカンマカン」。ロングステイ特典を活用して、他のホテルへお出かけしてもよかったが、やはり最後はホームグラウンドであるココガーデンにした。

メニューは少しずつ変わっていて、昨日まで無かったパンに奥さんは興奮!

フルーツデニッシュとシナモンロール

フルーツデニッシュとシナモンロール

野菜炒め、アスパラとえびの炒め物、豚肉煮、鮭などなど

野菜炒め、アスパラとえびの炒め物、豚肉煮、鮭などなど

食後はマカンマカンテラスでくつろぎタイム。

テラス席でくつろぎタイム♪

テラス席でくつろぎタイム♪

青いバナナを発見!

青いバナナを発見!

さよなら、ココガーデン

ココガーデン(12:15)→ルネッサンスリゾート(11:30) 【バス】無料シャトルバス

部屋でくつろいだ後、いよいよチェックアウト。

JALツアーのプランでは、12時チェックアウトがOKだ。11時過ぎに部屋を出て、フロントでチェックアウト手続き。鍵を渡し、滞在中の部屋払い分を清算する。そして、出された請求書はたったの3000円。シュノーケルツアーに参加した時にマリンスプラッシュチケットとの差額分だ。6泊7日も滞在したのに、たったの3000円。ツアーに食事やマリンクーポンなどが含まれていたおかげだ。

1日目の「ソープ&アロママイスターサービス」でお世話になった女性スタッフの方がいたので、声をかけて、玄関で夫婦二人の写真を撮ってもらう。

写真を撮り終わると、奥さんの目からポロリと涙が…。どうやらココガーデンを離れるのが寂しくてポロっときちゃったよう…。何かと愛着が湧きやすい奥さん、7日間もお世話になったホテルを離れるのに、じーんときてしまったようだ。

横で見ていた僕もびっくりだけど、その女性スタッフの人ももっと驚いただろーな。確かに、食事もすべてついていたし、全くストレスなく気分転換ができた。そのせいか、7日間ではなく、まるで1ヶ月ぐらい滞在していたような気分だ。

いよいよ、12:00発のシャトルバスが出発する時刻。女性スタッフの人も見送りに来てくれ、7日間お世話になったココガーデンを後にした。

空港リムジンバスで那覇へ

ルネッサンスリゾート(12:58)→那覇空港(13:58) 【バス】空港リムジンバス 芭蕉16号

ルネッサンスリゾートから空港リムジンバスに乗り換える。待ち合わせ時間が1時間弱あったので、ホテル内をブラブラ。今日から12月、ロビーには一昨日まで無かったクリスマスツリーがいつの間にか、ドーンとそびえたっている。

ロビーにそびえるクリスマスツリー

ロビーにそびえるクリスマスツリー

ルネッサンスリゾート12:58発の空港リムジンバス「芭蕉16号」に乗車する。通常運賃は1310円だが、ツアーに付いているクーポンを運転手さんに渡す。「満席の場合は乗車をお断りする場合があります」との脅しは杞憂に終わり、車内はガラガラ。乗客は僕たちをいれても、10人にも満たない。

バスが高速道路に上がりしばらく走ると、山の上の方にココガーデンが見えた。毎日見下ろしていた高速道路から、今こうやって反対に見上げているのだ。

バスの中では、ベーカリーチャレンジで作ったパンを昼食がわりに食べる。バターがたっぷり入っているパンはとってもいい香りだ。

高速道路から見るココガーデン

高速道路から見るココガーデン

ところで、このバスの運転手さん、まだ運転に慣れていないのか、ちょっと車体がふらつき気味。ギアチェンジの時もガクッと振動が必ず入るのだ。うっかり一番前の席に座ってしまったせいで、「大丈夫かな〜」と不安になり、お昼寝もできず…。

こんな状況ながら、無事に那覇空港に到着(13:58着)。

モノレール1日乗車券で那覇市内観光♪

那覇空港→県庁前 【ゆいレール】

空港カウンターでチェックインを済ませ、手荷物を預け、ほとんど手ぶら状態。この旅の締めくくりは、那覇市内観光だ。

ゆいレール「那覇空港駅」

ゆいレール「那覇空港駅」

那覇市内を自由に動き回れるように、モノレール1日乗車券(600円)を購入。初めに目指す目的地は定番スポットの「国際通り」。那覇空港から最寄の県庁前へモノレールで移動する。

さすがは「国際通り」、人がいっぱいだ。この数日、ホテル内だけで生活していた。大勢の人に囲まれていなかったせいか、人に囲まれるだけでストレスを感じてしまう。

それだけではない。公衆トイレ一つにしても、ストレスの一つ。手を洗った後に、ペーパータオルが置いていないので、ハンカチを出す。これだけでストレスになる。ホテルならば、必ずペーパータオルが置いてあるからだ。すっかりホテル生活に慣れてしまったようだ…。社会復帰できるかな???

国際通りの中で目指す目的地は、「おきなわ屋 本店」というお土産物屋さん。目的はといえば、JALステージの特典として、ロクシタングッズ当たる抽選会場となっているからだ。

クーポン(抽選券)を渡し、スクラッチカードを受け取る。期待を膨らませ、スクラッチ部分をこすると、残念な結果に…。しかしながら、はずれ券はおきなわ屋で100円券として利用できる。そんなわけで、ジャムと雪塩ちんすこうを買っておく。

人でにぎわう「国際通り」

人でにぎわう「国際通り」

国際通りといえば、牧志。牧志といえば、「牧志公設市場」だ。

ブタの顔や熱帯魚もどきが並ぶ市場で、もずくを購入。お値段は、1キロ500円。関西のスーパーで売っているモズクと比べても安い。また、スーパーで売っているモズクは調味料(三杯酢)など濃い味付けがされていて、本来のモズクの味が分からない。しかし、ここで売られているモズクは塩漬けされたモズク。塩抜きさえすれば、モズク本来のおいしさを楽しむことができるのだ。

狭いスペースに店が立ち並ぶ「牧志公設市場」

狭いスペースに店が立ち並ぶ「牧志公設市場」

奥さんご期待(?)のDFSギャラリアへ

牧志→おもろまち 【ゆいレール】
おもろまち→小禄 【ゆいレール】

牧志からモノレールに乗り、おもろまちへ。

奥さんが真っ先に目指す先は、駅前にあるDFSギャラリア沖縄。いわゆる、ブランドが並ぶ免税店。真っ先に目指したにも関わらず、お店の雰囲気に圧倒されてか、それともゆっくり見ようとしているのに、店員が付きまとってくるのがうっとしいのか、早々と「もういいわ〜」とのお言葉が…。

DFSギャラリア沖縄

DFSギャラリア沖縄

高いブランド物を買わされることなく、DFSを後にして、すぐ近くにある大型スーパー「サンエー那覇メインプレイス」へ。

スーパーに入ってみると、沖縄色はほとんど感じさせない単なるスーパー。食料品売場をのぞくと、チャンプルーに何かと使いやすいコンビーフが特価品として売られていたので、ゲット。

ここでは、ほかに安い収穫物が無かったので、再びモノレールに乗車して、小禄へ移動。目的は、小禄駅前にあるジャスコ。お土産にしても、沖縄食材にしても、国際通りにあるお土産物屋さんは、少々お高め。そこで、オススメはジモティーなスーパーマーケット。運がよければ、お土産物が安く入るし、電子マネーやクレジットカードも使えるのがオトク!

くるま麩、タコライスの素、ちんすこう、油味噌、コンビーフなどをてんこもり買い込む。ついつい買いすぎて、全部で5000円ぐらいだった。

そして、たくさんの荷物を抱えて、那覇空港へ。

最後の晩餐は、A&W(エンダー)

那覇空港(19:35)→関西空港(21:20) 【飛行機】日本航空JAL2578便

帰路の飛行機は、19:35発の関西空港行。那覇から関西へ向かう最終便だ。まだまだ時間があったので、最後の晩餐。

最後の夕食に選んだのは、やっぱり沖縄らしく、A&W(エンダーと略らしい)。僕はメルティリッチのポテト&ドリンクセット、奥さんは食べ過ぎたお腹を気にしてか、フィッシュバーガーのみ。携帯クーポンを使えば安くなるのは当然、誕生月だったので、携帯画面を見せるだけで10%オフ。ちょっとラッキー♪

最後の晩餐は、空港内のA&W

最後の晩餐は、空港内のA&W

出発ゲートに向かうと、なにやら女子高生の群れが…。なんだかイヤな予感と思いきや、どうやら同じ便に乗る模様だ。事前にJALホームページで見た空席情報によると、今回搭乗する、JAL2578便 関西空港行はガラガラのはず…。

どうやら色々と調べてみると、先に出発したはずの関西方面へ向かう飛行機が欠航になった模様。その影響で、繰り越して回されたため、満席になってしまったようだ。

JAL2578便が出発する22番ゲート

JAL2578便が出発する22番ゲート

19:35発のJAL2578便は、ほぼ定刻にテイクオフ。機材は小型のB737。JAL機ではなく、関連会社のJTA(日本トランスオーシャン)の機材だ。そのため、通常のJAL機内誌にくわえて、コーラルウェイというJTA機内誌が備え付けられているところが面白い。

地上を離れ、霞んでいく沖縄の灯火を見つめながら、7日間の長い旅を振り返った。

(エピローグ)

暖かい沖縄と対照的に、大阪は1週間で一段と冬に進んでいた。初めての長期滞在旅行は大満足に終わり、かなりリフレッシュすることができた。そして、ホテルで働く人たちと話をできたのも、今回の旅でのいい経験だ。

1年に1度は無理だろうが、5年に一度ぐらいはこんな旅をまたしてみたい。

(おわり)


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