「光の街のクリスマス♪」ハウステンボス旅行記

幾度も訪れているハウステンボス。しかし、クリスマスの時期には行ったことが無かった。今回は出発6日前に有休取得、飛行機予約、そして出発。光に包まれたハウステンボスへの2泊3日の旅行記。

  
1日目 (2006年12月22日)
旅はいつも突然やってくる・・・

出発6日前の話。

いつものように、疲れた体を引きずりながらの帰宅。旅行会社の前を通りかかると、ハウステンボスのパンフレットがふと目についた。その途端、頭の中が嵐のごとく回転し始めて、気が付けば一瞬でプランができあがっていた。

足早に帰宅して、JALのホームページで空席照会。クレジットカードのポイントで貯めた10000マイルが残っていたので、「おとも de マイル」で伊丹〜長崎を予約。復路は残り2席をギリギリゲット!

次はホテルの予約。これがなかなかの難関だ。1泊目(22日・金)はともかく、2泊目(23日・土)はクリスマスイブが重なる週末。1年に1度の恋人たちにとって特別な日。佐世保のホテルは軒並み満室。ギリギリまで色々な宿泊予約サイトのキャンセル待ちをねらって、何とか2日前に駅前の佐世保シティホテルを確保。こうして、出発の日を迎えた。

JALエクスプレスで伊丹から長崎へ

伊丹空港(定刻7:45)→長崎空港(9:05) 【JALエクスプレス】JEX 2371便 ※荷物積み込みで遅れ

早朝5時起床で伊丹空港へ。自動チェックイン機でチェックイン。そして、セキュリティゲートを通過して、16番ゲートへ。

伊丹空港7:45発のJEX2371便に搭乗する。機材はMD81。機内のデザインは、なんだか数十年前の飛行機のようなレトロな雰囲気が…。旧JAS機っぽい感じ。2+3列シートの3列シート窓側2席に座る。

定刻になったが、出発の気配なし。外を眺めていると、一度積み込んだ荷物を再び出している模様。アナウンスによると、荷物が多いために調整をしているのだとか…。客室乗務員がアメを配りだすが、一部のお客さんは少し殺気だっていた。

約20分遅れで離陸。神戸空港上空を通過した後、雲で視界が悪くなり、睡眠モード。長崎空港へは、定刻5分遅れで到着。

船でハウステンボスに入国

長崎空港(10:10)→ハウステンボス(11:00) 【高速船】安田産業汽船

長崎空港からハウステンボスへは、バスと船の2パターンのアプローチがある。幾度かハウステンボスを訪れているが、飛行機で訪れるのは2回目。ほとんどが18きっぷを使って、夜行列車でパークイン。前回飛行機で訪れた時はバスだったので、今回は船を使ってみることにする。

空港の案内板に沿って、高速船乗り場へ。しかし…、「どれだけ歩かせるねん!」と思ってしまうぐらい離れていた。動く歩道やエレベーターが整備されているが、重い荷物を持つ客や年寄りには優しくない。

ここから乗り場まで徒歩5〜10分程度

ここから乗り場まで徒歩5〜10分程度

乗り場へ続くなが〜い動く歩道

乗り場へ続くなが〜い動く歩道

ようやくたどり着いた乗り場の窓口で乗船券(1600円)を購入。バスより500円も高い。しかし、ハウステンボスの園内に直接アプローチできるというシチュエーションが受けてか、待合室は人で溢れている。

出航までの待ち時間、飛行機を眺める

出航までの待ち時間、飛行機を眺める

長崎空港マリンターミナル桟橋

長崎空港マリンターミナル桟橋

定刻10:10、88名乗りの「オーシャンライナー3号」は長崎空港を出航。ほぼ満席なので、少し窮屈で乗り心地が悪い。だけど、爆睡。

いよいよハウステンボスが近づくと、高速航行していた船は減速する。環境保護のため、速度を落とすのだとか…。そして、ほぼ定刻11:00にハウステンボスに着岸。

船から見たハウステンボス

船から見たハウステンボス

「オーシャンライナー3号」

「オーシャンライナー3号」

船でアプローチした場合、通常の入国ゲートではなく、パークのかなり奥に位置するマリンターミナル専用ゲートからの入国となる。入場券売り場に並ぶこともなく、「モーレンクラブ会員証」(3年間フリーパスポート)を見せて、、そのままパークイン。

「ホテル日航ハウステンボス」でランチバイキング

一般的にテーマパークの食事は「高い」「まずい」「少ない」の三拍子が一般的。ハウステンボスは「まずい」という要素は比較的薄いが、決してリーズナブルな値段ではない。そこでおすすめなのが、入国ゲートの近くにある、ホテル日航ハウステンボス 1F「ラ ヴァンドル」のランチバイキング(税サ込み1575円)。

園内の下手なレストランで食べるより、おいしいものがたっぷり食べることができる。また、夜は色々なショーがあるので忙しい。お昼にお腹をいっぱいにしておいて、夜は軽く済ませるのがいい。ちなみに、一旦園外に出ないといけないが、入国ゲートで申告すれば、当日は再入園も可能だ。

バイキングのメニューは月替り。今月は、ローストチキン・シーフードオムライス・牛肉グラタン・ウコンカレー・サラダ・ジュースなどなど。ケーキなどのデザートも種類豊富。内容と値段を考えると、かなりコストパフォーマンスは高い。

入国ゲートから徒歩3分の「ホテル日航ハウステンボス」

入国ゲートから徒歩3分の「ホテル日航ハウステンボス」

「ラ ヴァンドル」のランチバイキング(1575円)

「ラ ヴァンドル」のランチバイキング(1575円)

ハウステンボスでのんびり、ゆったり、そしてお昼寝

平日のせいか、園内の人はまばら。天気もいいし、のんびり、ゆったり〜。色んな場所に座って、ぼっーと景色を眺める。そして、いつの間にやら、お昼寝♪♪♪

ハウステンボスといえば、やっぱり風車

ハウステンボスといえば、やっぱり風車

ホテル「アムステルダム」前のお気に入りの場所

ホテル「アムステルダム」前のお気に入りの場所

冬季運休の観光丸だが、クリスマスや正月は運航

冬季運休の観光丸だが、クリスマスや正月は運航

ひっそりとした街

ひっそりとした街

ハウステンボスのシンボル「ドム・トールン」

ハウステンボスのシンボル「ドム・トールン」

光の街「ハウステンボス」

気がつけば、夕方。キレイな夕日をカメラに収める。明日は晴れかな?

オレンジ広場の夕景もキレイだ

オレンジ広場の夕景もキレイだ

夜のハウステンボスはイベントが目白押し。まずは、17時40分からの「愛の点灯セレモニー」へ。火を使ったパフォーマンス、踊り、歌。そして、ショー最後の演出が見どころ。舞台の役者が振りかざすステックに合わせて、クリスマスツリーやドム・トールンのイルミネーションが点灯する。ショー自体は思っていたよりショボかったけど、最後の点灯の演出に感動。

「愛の点灯セレモニー」は建物壁面をスクリーンにした舞台

「愛の点灯セレモニー」は建物壁面をスクリーンにした舞台

ライトアップされたドム・トールン

ライトアップされたドム・トールン

ライトアップされたドム・トールンを下から眺めているだけではもったいないので、エレベーターで上へ登る。

ドム・トールンの上から眺めた街並み

ドム・トールンの上から眺めた街並み

ライトアップされた風車

ライトアップされた風車

佐世保シティホテルへチェックイン

ハウステンボス→佐世保 【JR普通】

今日は早起きで眠いので、花火は明日のおたしみにして、早めにホテルへ戻ることにする。ハウステンボス駅から佐世保駅までJR普通列車で約20分。そして、佐世保駅前徒歩1分の「佐世保シティホテル」へチェックイン。

キレイな外観に反して、意外と築年数は多いらしい。内装は、その築年数を隠すために随所に手を施した後があるが、実際のところメンテされているので、ほとんど古さを感じさせない。部屋は最上階の14Fで非常に眺めが良かったが、タバコ臭さが残っていたのが少し残念。フロントの対応は、若干手馴れていない感じ。

また、宿泊予約サイトの口コミ情報では冷蔵庫のフリースペースが狭すぎるとの批判があったが、それに対応するため、セカンドのミニ冷蔵庫が完備されていた。客のニーズに誠実に応えているところは大変評価できる。

佐世保バーガー「ビックマン」「ラッキーズ」

佐世保名物と言えば、佐世保バーガー。ということで、夕飯は佐世保バーガーに決定。今年の夏に行った「ヒカリ」は少し遠いので、ホテルからの徒歩圏内で探す。1軒目は「ビックマン」。ホテルから徒歩10分少し。店内は10人も座れば満席だが、ちょうど空いていたので、イートイン。この店のおすすめメニュー「ベーコンエッグバーガー」(400円)を注文。パンも、ミートも、すべてがアツアツ。この店の売りのベーコンは当然おいしいが、全体のバランスが絶妙に良い。

まだまだお腹に余裕があったので、2軒目「ラッキーズ」へハシゴ。1軒目のベタベタな雰囲気の「ビックマン」と違い、お店はマクドに近い洗練された雰囲気。レギュラーサイズのチーズバーガーを注文。レギュラーサイズと言えど、直径13センチの大型バーガー。お味の方は…

今までの食べ歩きを元に、マイ佐世保バーガーランキングをつけるとしたら、こんな感じ。

  ●第1位 ヒカリ
  ●第2位 ビックマン
  ●第3位 ブルースカイ
  ●第4位 ラッキーズ

お腹いっぱいになった後は、佐世保駅構内にあるスーパーでお酒とオヤツを調達して、ホテルへ戻った。

今宵の宿情報

ホテルリソル佐世保

(857-0862 長崎県佐世保市白南風町8ー17)

佐世保を拠点とした観光やビジネスに最適!朝食は4種類からお選びいただけます♪


今回泊まった部屋:  セミダブル (素泊まり)
今回の宿泊費(1人あたり):  3500〜3999円 
じゃらん 評価: 4.1  (119件の口コミ)
楽天トラベル  評価: 4.04  (2109件の口コミ)
・Trips管理人 評価: 3.5  (管理人提供宿泊レポート)

総合評価 (Trips独自): 76 点   ※Trips独自評価基準について


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