大久野島→忠海港 【フェリー】
今日はいい天気♪
瀬戸内の朝焼け
朝食はバイキング。1050円にしてはボリュームは十分だけど、東予の休暇村と比較すると、質が微妙なところ。
食後はやっぱりウサギと戯れる。半野生化しているウサギだけあって、ウサギ同士の飛び蹴りを見れたりする。飼いならされた動物園のじっとしているウサギとは全く違う。ここのウサギは触れられることが大嫌いなようで、捕まえようとしても、どいつもこいつもスルリと抜けていく。
ウサギのカップル?
本館の前に群がるウサギ達
ウサギと遊んでいると、横にいたおばさんがキャベツをくれた。すると、見る見るうちに、ウサギ達は集まってくる。現金や奴だ。そして、エサが無くなると、また散らばっていく。
ニンジンではなく、キャベツが好物?
ところが・・・、妙に一匹だけ、普通に抱かせてくれる奴がいた。カワイイ奴だ。そいつと出発まで遊んでもらう。
休暇村から徒歩5分にある、「毒ガス資料館」を見学。何とも生々しい資料展示があったりして、少しブルーな気分。平和なウサギとは対照的な歴史の重みを感じた。毒ガスに関するビデオもあったが、今日は先を急ぐので、早々と港へ向かう。
帰りは、フェリーで忠海へ渡る。天気が良く、冬にも関わらず、瀬戸内特有の気候でポカポカ。
忠海へ渡るフェリー
フェリーから大久野島を望む
忠海→呉 【JR普通】
忠海港から駅まで歩いて、呉線の電車で呉を目指す。海辺沿いに走るローカル線だ。景色を楽しむつもりが、ポカポカ陽気に誘われて、ついウトウトしてしまう。
呉駅から歩いてすぐにある「大和ミュージアム」へ。映画「男たちの大和」のブームに乗ってか、やたらと人が多い。観光バスもてんこもり。展示内容のボリュームももちろんあるが、人が多すぎて、見るのに疲れてしまった。ブームが落ち着いた頃の平日に、ゆっくりと訪れたいものだ。
「大和ミュージアム」玄関
「大和」の模型
大久野島の毒ガス工場と言い、「大和」と言い、戦争というものはやっぱりやっちゃいけない。こういう戦争ネタが連発で続いて、奥さん共々、ちょっとドンヨリ気分。入館客の中には戦艦マニアも少ないなくないようだが、戦争の真実を伝える上で、とても価値ある展示館だと思う。
呉→広島 【JR普通】
人が多い呉を早めに後にして、呉線で広島を目指す。尾道でラーメンを食べて帰ろうということになり、山陽線へ1分乗換えの猛ダッシュ!
何とか間に合い、電車に飛び乗ろうと後ろを振り向くと、
奥さんがいなかった・・・
どうやら、僕と似た服の人に付いて行ってしまったらしい。おかけで、乗り遅れてしまった。
乗り遅れて、広島駅付近をブラブラ
仕方無く、次の電車まで時間つぶしに駅構内をブラブラしていると、お好み焼き屋の並びを発見。せっかく広島へ来たのだから、電車に乗り遅れたのも何かの縁、「第二麗ちゃん」というお店で広島焼を食べて帰ることにする。
これが大当たり。570円なんだけど、すごいボリューム♪めちゃくちゃおいしいし、さすがは本場は違う。適当に入った店なのだから、有名店だともっとおいしいに違いない。後日、今回食べたお店がガイドブックで紹介されているのを発見した。そこそこ有名らしい。
広島→倉敷 【JR 普通】
倉敷→播州赤穂 【JR 普通】
播州赤穂→大阪 【JR 新快速】
広島を後にして、鈍行でひたすら帰路、つまり、東を目指す。
ずっと乗ってばかりでも面白くないので、倉敷で途中下車をして、美観地区まで歩いてみる。人通りが少なく、川面に映る武家屋敷がキレイで、とても風情があった。ついつい見とれる景色だ。
倉敷美観地区
まるで鏡のよう
水面に映る松がキレイだ
こうして、2泊3日のちょっぴりグルメ旅行を終えた。
(終わり)