旅の宿泊レポート(口コミ・評価・空室情報)
「星野リゾート リゾナーレ小浜島(旧 南西楽園ヴィラハピラハナ)」

  
沖縄県




基本情報

星野リゾート リゾナーレ小浜島(旧 南西楽園ヴィラハピラハナ)

(沖縄県 八重山郡 竹富町)
・Trips管理人 評価: 4.0  ※Trips独自評価基準について


※Trips管理人評価と総合評価は、当サイト独自の提供情報です

Trips管理人の宿泊レポート

【宿泊データ】
  宿泊年月: 2007年10月
  部屋タイプ: ツイン
  宿泊料金(1人あたり): 11000〜11499円  夕食付き  朝食付き 
  利用予約サイト: じゃらん


石垣島から高速船で約30分、南国の小さな島「小浜島」にあるリゾートホテル。ユニマットグループが経営しており、西表島や宮古島を含め、「南西楽園」ブランドで提供。

首都圏であったスパの爆発事故の風評被害のせいもあるのか、それとも宿の質が本当に低いのか、すこぶる宿泊予約サイトの口コミ評判はよくなかった。そんなわけで期待をせずに現地へ赴いたが、小浜島の港で迎えられた送迎バスの運転手さんはすこぶる愛想がよく、礼儀正しかったので、ちょっと拍子抜け・・・。

今回は「じゃらん」の連泊プランで予約。少し変わったプランで2泊2朝食1夕食付で44100円/2人。チェックインをすると、本館プランのはずだったが、デイベットの付いた新館へ案内される。特にフロントスタッフからは説明も無かったが、無償アップグレードをしてもらえたようだ。

期待したウエルカムドリンクはさんぴん茶でガッカリしつ、電動カートで部屋に案内される。沖縄本島の「JALプライベートリゾートオクマ」や与論島の「プリシアリゾート」と同じく、広い敷地内にコテージが点在するタイプのホテル。

遠くには海と石垣島が臨める2階の部屋。アジアンムードが漂う部屋にはベットが2つ。そして、売りの一つであるデイベット。テレビはごく一般的なもの。トイレとバスはセパレートでバスからは海を望むことができる。バルコニーもあり、ちょっとしたお昼寝ができそうな簡単な長イスもある。
デイベットのシーツとクッションにちょっとシミがあったのが減点。床のフローリングの掃除も若干行き渡っていないところもあったが、十分に満足できる設備だ。

フロントがあるクラブハウスにはロビーがあるが、非常に狭く、ゆったり過ごすことができない。また、クラブハウス正面にあるショップでは、真珠のような装飾品のほか、お土産やアイス・カップラーメンなども販売。だけど、ジュースは明らかにホテル内ぼったくり価格。

食事については、これまたクチコミサイトの評判はすこぶる悪い。というのも、周りには全く店がなく、ホテルで食べるしか仕方が無い。おまけに、最低でも4200円のバイキング。そのせいか、小浜島独自の制度があるようで、島内の各居酒屋ではホテルへの送迎サービスを行っている。有名どころでは「パパイヤ」や「結」など。夜のホテル玄関には、色々な居酒屋の送迎車が次々とやってくる。ちなみに、近くにあるライバルホテル「はいむるぶし」も送迎をやってるっぽかった。
ちなみに、ホテルの夕食バイキングを1日だけ試したが、それほど悪くはない。沖縄っぽい料理としては、もずく、ゴーヤのごまあえ、ぐるくん唐揚げの甘酢がけ、八重山そば、ちゃんぷるー(3種類)など種類も豊富。オーダーしてから作ってくれるタコライスもかなり美味。沖縄料理に限らず、ピザやねぎとろ丼などのメニューもあり、品数も豊富。レストランスタッフの対応もすごくよく、皿を下げるタイミングにも問題はなかった。
後に、デザートもなかなかすばらしい。最も絶品だったのは、やはり「紅芋ブリュレ」。他にも、チョコケーキ、プリン、パンナコッタなど。少し怪しいものもあったが、全般的に冷凍業務用ではなく、手作り物のようだ。また、業務用のブルーシールアイスクリームケースが設置されており、これもまた食べ放題。普通に食べれば、シングルでも200〜300円するので、かなりオトクだ。

レンタサイクルは、1日1500円。夕方までには返却の必要もあり、お世辞にも整備されているとはいえなかった。ちなみに、港の前のレンタサイクル屋は1日1000円と少し安い。

このホテルの特徴としては、大人のムードが漂うホテル。おまけに、女性の一人旅が非常に多い。仕事に疲れてノンビリとしてみたい、そんな時に再び訪れたいホテルだ。

『南西楽園「ヴィラハピラパナ」に泊まる小浜島旅行記』も参考にどうぞ!