【宿泊データ】
  宿泊年月： 2009年 1月
  部屋タイプ： 和室
  宿泊料金(1人あたり)： 6500〜6999円  夕食付き  朝食付き 
  利用予約サイト： 楽天トラベル

高松への高速船やフェリーが到着する「小豆島・土庄港」から徒歩すぐの家庭的ビジネスホテル。名前はビジネスホテルと謳っているが、微妙に民宿もしくは旅館的な雰囲気を持つ。

今回は通常の1泊2食5600円に舟盛を付けたプランで予約したので、1泊2食6800円で「楽天トラベル」を通して予約した。

施設にはエレベーターはなく、通された部屋は3階の和室だった。こじんまりとした6畳の和室でコタツがあるのが面白い。また、分煙をしていないのか、エアコンのフィルタを清掃できていないのか、タバコの臭いがしていた。さらに困ったのは、エアコンの効きがちょっと悪く、コタツでなんとかしのいだ。

テレビは液晶テレビ。風呂とトイレはセパレート。風呂はユニットバスで小さな洗い場がある。オリーブの入浴剤がある。ちなみに、お風呂は目の前に「オーキドホテル」というホテルがあり、大浴場の日帰り入浴もできるようだ(今回は寒くて出るのが億劫になったので、利用しなかった)。

食事は1Fにある食堂。とたも清潔感があってキレイが、雰囲気は会社というより寮の社員食堂といった感じで20人も入れば、満員状態。メニューは、魚の煮付け、イカ明太、れんこんと筍の煮物、にゅうめん(暖かいそうめん)、ローストビーフ、ご飯、オリーブ、サラダ、漬物と、値段を考えれば、かなりの充実ぶり。

これに加えて、今回付けてみた舟盛料理は大正解。イカ・エビ・サザエ・アワビ・タイ・はまちなどなど、最後は刺身がうんざりするぐらいのボリューム。また、ドリンク類も良心的な値段。ドリンクメニューがないので、注文するときはドキドキだが、なみなみ注がれた焼酎のお湯割りセットはたったの450円だった。

朝食もなかなかユニーク。朝食なしのプランでも、小さなパン2個とドリンク1本付き。パンは、スーパーで売っている大袋パンを小分けしているようだ。ドリンクも飲み放題ではなく、1本限り。また、今回選択した朝食付プランは、ご飯・目玉焼き・納豆・豆腐・焼き魚といった純和定食が出てくる。ここで面白いのは、朝食付きの人にも、小さなパン2個とドリンク1本のサービス付きなところ。子袋に分けてあるので、もらって帰って、道中のおやつや昼食にもできるのだ。

最後に、チェックアウト時にはお土産つき。いくつかある中から選べ、今回は島のお醤油屋さんが作った揚げせんべいをもらった。

総合的には設備に問題は若干あれど、温かく迎えてくれるおばさんをはじめとする家族っぽい雰囲気がとってもいい。近くは民宿「マルセ」も経営しているようだ。

TBS系ドラマ「ラブレター」のロケ地となったエンジェルロードまでは徒歩30分程度(たぶん、バスでも近くまでいけるはず)。本当は「エンジェルロードの横にある小豆島国際ホテルに泊まりたい」、だけど予算が…という時には、是非オススメしたい。

	るるぶトラベル JTB系の会社が運営する宿泊予約サイト。二大メジャーサイトと比較すると、レジャー系が強く、登録されている宿がやや異なる傾向がある。
	一休.com 高級ホテル＆旅館を得意分野とする宿泊予約サイト。他サイトと比較して、特別に設定料金が安いわけでないが、リッチな宿を効率的に探すのに最適。
	ゆこゆこネット 温泉宿やリゾートホテルに強い傾向がある。これからのジャンルでは、二大宿泊予約サイトと少し違ったプランが見つかることもある。
	J-Yado(ジェイヤド) 以前は休暇村などの公共系に強い傾向があったが、最近はその感がかなり薄くなっている。